男の心は ―― 女の心も同じだが 春になると軽やかになる。 復活の精が歩き回り、 (中略) それは人間の心を揺すぶり、 子供時代の素朴な喜びを味わわせる。 それは人間の魂を目覚めさせ、 出来るものなら、神と手を 握り合う程神の身近に連れて行く。 驚異と蘇りの生活の季節であり、 若い天使が創造の喜びに 静かに拍手を送る時のような、 内も外も非常な歓喜に満ちた季節である。 【「アンをめぐる人々」 5.】 |
連日の快晴の空となりました。ただ、今日の空は淡い水色。
昨日は吸いこまれそうな真っ青な空でしたけれど。
お天気は下り坂だそうですが、日中は十分、持ってくれました。
今現在(午後8時)も、まだ雨は降っていません。
一方、気温の方も昨日以上の暖かさ。
日溜りの部屋の中は20度以上にも。春ですね。
さて、今日の薔薇。
こちらのブログに、
お越し頂いている方には、
既にお馴染みですね、
先日来の薔薇です。
尤も、再三申していますが、
この 「先日来」 とは、
昨年の11月から。
従って年さえもまたぐ、
2年越しの息の長い
薔薇となっています。
おまけに、秋、冬、春と
三つの季節も。
その間、厳寒の冬が
含まれているとは言え、
開花一つに、これ程までの
時間を要しているという
訳です。何だか感動。
普段、蕾からやがて開花と・・
ごく当然の事と捉えていて、
深く考えた事はありません。
でも、そうではないのですね。堅く閉じていたものを開く・・。
それもゆっくり、ゆっくり1枚、1枚・・。
(今日の例文にもありますが)ある意味、
大変な事だという事を知りました。
それは大層、神秘的なものでもあるのでしょう。
兎にも角にも、ここまで途中枯れもせず、辿り着いた事に感謝。
ある意味、奇跡かも知れませんね。
以前など蕾のまま中が黒くなり、枯れていた事もありましたから。
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