【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

平凡な中の幸せ

2006-12-08 22:21:15 | 心の宝石箱
   昨日の午後から降り出した
  雨は、明け方には、
  やんでいました。

   依然としてスッキリした
  天気という訳には
  行きません。

   でも、お日様の恩恵は
  ないのに関わらず、
  昨日と違って、
  気温は高めです。

   今日は、友人と地元のホテルの、
  ランチ・バイキングに行って来ました。

   見かけは、こんな風ですが、
  味は結構、良かったです。

   まだまだあったのですが・・何分にも頂く事に一生懸命で、
  写真を撮るのをすっかり忘れていました。
  ま、バイキングなんて、珍しくも何でもないからいいですね。



   その後、デパートをぶらつき、
  買い物をし、コーヒーを飲み・・・。

   地元とは言え、一日仕事になり、
  結構、お疲れモード。

   それにしても食べて、喋って、
  歩いて・・疲れたなんて。
  何をか言わんですね。

   と言いますのも・・。
  昨夜、ふと、ヘレン・ケラーの
  エッセーを目にした事にあります。
  内容は、と言いますと・・・。

   彼女の希望は3日間、目が開く事。
  1日目 は、サリバン先生を訪ね、
  その姿を心に刻む。

   そして友人達に会い、野山を散策。
  風になびく木の葉、野に咲く美しい草花、夕焼けを見る。

   2日目 は、昇り行く太陽を見、
  午前はメトロポリタンにある博物館、
  午後は美術館に行き、夕刻には夜空の星を見ながら、
  1日を過ごす。

   3日目、最後の日は、道に出て出勤する人達の表情を眺め、
  午前はオペラハウス、午後は映画鑑賞。

   夕方には、都市の林に出て、ネオンサイン輝く街、
  ショーウィンドウの美しい商品を見ながら家に帰る。

   目を閉じる最後の瞬間には、
  3日間、目を見えるようにして下さった神に、
  感謝の祈りをして再び暗黒の世界に戻るというものです。

   目の見える者にとっては、普通の事なのです。
  いつも見ているから、特別な感動も覚えません。

   でも彼女の希望は、
  平凡な人々が享受している日常の中にあるのです。
  色々な意味で、考えさせられるエッセーです。

   そうそう、ガラス瓶の前に、
  クリスマスの絵皿を置いてみました。
  不思議なもので、一気にクリスマス・モードになりました。