【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ぽかぽかのクリスマス

2006-12-25 18:19:03 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   朝はちょっぴり気温は低かったものの、
  今日は、抜けるような青空になりました。

   クリスマスには、雪が似合いますが、
  そうなると全く不似合いな? 穏やかな天気です。

   それは、日溜りにいると、ふと季節を忘れそうな・・
  街の喧騒からも離れ、時折近所の犬の鳴き声で、
  ハッと我に返るような・・そんなのどかな、
  クリスマスの午後でした。







 


   ところで、昨日折角ケーキを作りましたのに・・。
  本来の硝子のケーキ入れには、ポプリを入れているので、
  ケーキの入れ物がありません。

   今更、取り出すのもめんどうくさいですし・・。
  で、結局お皿の上、となりました。

   昨日のキャンドルも、相変わらず見つかりませんし、
  今日のケーキ入れと言い、何ともドジな私です。    
  コーヒーカップは、クリスマスらしいツリーの絵柄です。

   そう言えば・・・。
  日本では、クリスマスの飾り付け、年々早くなっていますが、
  アン の時代って、クリスマスの前日、
  すなわちイブに飾り付けしていたのですね。

   『炉辺荘のアン』 での一コマなのですが、
  あの時代でも面白い事に、
  こんな会話が交わされていたのです。

 

   「この頃じゃ母さん、昔風の冬は来ないらしいね?」    

 

   イブの日に雪が降らないものですから、
  アンの子供の一人が嘆きます。

   (この時代でも、既にこういう事が言われていたのかと、驚きです。)
  ところが、待ち望んでいた雪が降り出し・・・。   

 



   「雪だ! 雪だ! 雪だよ! 
  やっぱりホワイト・クリスマスだね、母さん」
       
  “アンとスーザンは、クリスマス・ツリーの
  飾り付けにかかった・・・・”


   「さあ、終わり!
  クリスマスには私達皆恥ずかしがらずに
  又、子供に返れて嬉しいわね? 
  雪が降って本当に良かったわ・・・
  でも、夜が明けてから嵐が残らなければいいけれど。」


 


   いつの頃からなのでしょう・・。
  先に、前に、急いで・・物事をするようになったのは・・・。

   今日の新聞に、神田の古本屋街も
  シャッターが目立って来たなんて、出ていました。

   新刊本が売れないから、古本が売れない。
  よしんば売れても今は、ネットで注文するので、
  本屋さんに足を運ばない。

   それより何より人間が忙し過ぎて、
  じっくり本を読まなくなった事が、一番の原因とか。

   世の中便利になった分、
  時間は余る筈なのですが・・不思議な事ですね。

   そんな事を言いながら・・今年も後、
  一週間になってしまった、片付けを急がねば!! 
  ~なんて思っている、矛盾だらけの、私がいます。