【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

曲がり角の落葉樹

2006-12-07 15:11:12 | 四季のスケッチ
   久し振り、どんよりとした、重い空になりました。
  こんな空を見ていますと、“冬だな~” と感じます。

   おまけに、お日様が顔を出さないので、
  気温もあまり上がりません。

   今にも泣きそうな空だけれど、
  雨はまだ落ちていません。

   それでも、秋が暖かかったせいか、
  まだまだペチュニアや日々草は、
  外で頑張って咲いてくれています。

 



   “どんより曇った寒い冬の朝、
  起き出したアンには、しみじみ人生が馬鹿々しく、
  生き甲斐のないものに思えた。”


 



   前向き人間代表選手のような アン には
  非常に珍しいですが、曇り空って何となく、
  人を憂鬱にする所があるようです。

   尤もこの時、歯痛という気分を滅入らす事が、
  アンにはあったのですが・・・。



   上の写真は昨日、
  映画帰りに撮った
  ものです。

   こちらも大分、
  落葉になってしまいました。

   「ここがお好きですか?」 
  道を一心不乱に、
  掃いていらした方が、
  声を掛けて下さいました。

   「落葉、大変ですね。」 
  当然、「そうなんですよ。」 ・・。

   そんな答えが、
  返って来るものと
  思っていました。
  ところが・・・。

   「全然、苦ではないのですよ。
  今の時期だけですからね。
  掃いても々、きりがないように
  思えるけれど、目に見えない
  達成感もあるのですよ。」

   考えてみれば、いくら落葉が
  綺麗だと言っても、そのまま放置すれば、
  山になってしまって、
  サクサクと踏みしめて歩く・・
  ~なんて気楽な事は、
  言っていられませんものね。

   葉っぱが落ち切るまで、
  こうして掃除して下さる人がいるから、
  情緒を感じる事も出来るのだと、改めて思い知らされました。
  その方の足元には、いつの間にかごみ袋が3袋になっていました。