【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬の風物詩・・

2006-12-21 21:58:26 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


 



   朝は、こんなに雲一つない空でしたのに、
  今日は一日中、重い空になりました。
  お日様もほとんど顔を出さず、いかにも冬らしい空です。

   今頃は、冬枯れの時期ですのに、まだまだたっぷり。
  それも紅葉した葉をたっぷり付けた木々に出会います。
  そして道端には、コスモスも咲いているのです。

   私は “冬ざれの野” なんて言葉が大好きなのですが、
  最早、そんな景色に出会うなんて今や、虫のいい事なのかも知れません。
  前述したように、空は冬空なのですが・・。

   


   『冬ざれや 小鳥のあさる韮畑 (にらばたけ)/蕪村』  
  昔はこんな世界もあったのですね。
  長閑のどかな光景が浮かびます。









 



   今日のコーヒータイムは、清水焼のカップで。
  清水焼はさすが、お公家さんのお膝元だけあって、
  洗練された意匠が施されています。
  尤も、そう思って見るからなのでしょうが・・・。

   元々、土物の備前や、立杭、唐津焼などが
  好きだったのですが、最近になって、清水や萩、
  久谷焼なども、いいな、と思うようになって来ました。

   特に壺は大好きで、色々な形の壺を見ていると飽きません。
  出したり、入れたり・・。

   置き場所には、本当に困るのですが、
  壺に囲まれていれば、幸せなのです。

   話が逸れました。
  今日のコーヒータイムは、先日の法事の引き出物の
  お菓子があったりして、いつもより潤っています。

   これも、大好きな堅いお菓子、“岩おこし”、“粟おこし” 
  なんて言うのもあるのですが、昔頂いた味覚とは、
  微妙に違うのです。

   あの味はやはり、“雷おこし” だったのでしょうか? 
  又、味を求めて、さすらいです。