【大人っぽく変化した 「秋色紫陽花」】
妖精の国では 『時』 がいくらでもあります。 春の時、長い時、短い時、新月の時、 この次の時 ―― でも、最後の時というのはありません。 妖精の国では それは悲し過ぎる事ですから ―― 年取った時、若い時 ―― なぜなら、年取った時があるなら 若い時もあるはずですもの。 【「アンの幸福」 最初の1年11.】 |
こちらは引き続き、不安定な天気になりました。
ただ、昨日と違って今日は、不安定ながら太陽の姿も。
気温はそれ程でもないのですが、“ムシ、ムシ” は健在。
身体にベトッとまとわりつくような不快な暑さです。
尤も時間の経過と共に幾分、解消されましたが・・。
ところでお盆休暇(夏休み)も、いよいよ終わりですね。
何もかもアッという間に通り過ぎ、もう普段の日曜日と同じ・・。
~なんて、のたまっています。
こんな時、時がいくらでもある、
「妖精の国」 が羨ましくなりますね。
とは言え、永遠に続くとなれば・・
それはそれで困るでしょう、きっと。
何だかんだ言っても、この世が一番いいのかも知れません。
【再び蕾を付けた、ピンクの薔薇】
さて、前述の通り、
まだまだ残暑の
厳しい昨今。
しかしながら、
季節は確実に夏から
秋へと駒を進めつつ
ありますね。
日中は相変わらず
「クマゼミ」 全盛ですが、
夕方にはいつの間にか
「ヒグラシ」 の声も
耳にするようになりました。
そして夜には
虫の大合唱と・・。
(既に始まっています)
おまけに一日も、
一頃に比べれば随分、
短くなりました。
そうそう、
冒頭の写真の紫陽花。
これまで何度も登場して
いますが、紫陽花って、
本当はこんなにも花期が長かったのですね。
青い紫陽花は兎にも角にも立ち枯れたまま、
何もしないで、そのまま放って置くだけ。
二種類のそれが、今度は大人っぽく、
「秋色紫陽花」 として登場です。
雨に洗われて青い色を一層、青くする旬の季節の
紫陽花もいいけれど、変身した秋色紫陽花も趣きがあります。
まだまだこれから、どんな風に変化して行くか楽しみです。