【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

小さな居場所

2014-08-02 17:20:07 | 四季のスケッチ

【羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)】


【再び蕾を付けた薔薇】








その8月、小さな家の庭は
遅咲きの薔薇で真っ赤に染まり、
蜜蜂の群れが好んで集まって来ていた。
小さな家の人々は
ここで暮らしているようなもので、
小川の向こうの草に覆われた一隅ひとすみ
ピクニック式の食事をし、
ビロードのような夕闇を
大きな夜のが突っ切る黄昏時たそがれどき
そこに座って過ごすのが気に入っていた。                 
                 【「アンの夢の家」 第38章】
 







   この季節には珍しく雨上がりの朝となりました。
  日中も、ごく弱い雨が降ったりやんだりしています。

   しかしながら、空気がカラッカラに
  乾いていましたから、丁度良いお湿りです。

   特に一昨日などは、胡瓜(きゅうり)を植えている大きな鉢。
  朝、たっぷり水やりしましたのに、
  お昼前には既に葉っぱが萎(しお)れている有様。

   こんな風に一日に何度も水やりしたのは初めてです。
  とは言え、猛暑にも関わらず、元気な植物たちには驚きます。












【「白粉花(オシロイバナ)」】







   さて、庭にはその元気な植物たちを求めて、
  今日も、小さな虫たちが千客万来。

   紅葉(モミジ)の木の上で、蝉(せみ)が大合唱を始めれば、
  もうすっかりお馴染みの揚羽蝶は、今日もセージの花に。

   そしてシジミは又々、紫苑の上に。
  どうやら、格好の居場所を見つけたようです。

   そうそう真っ赤な薔薇ではないけれど、
  再び薔薇が蕾を付けました。(色は、ショッキングピンク)
  そう、白粉花の色ですね。

   その白粉花は、昨夕の写真です。
  丁度今、視線の先にその愛らしい花を咲かせています。