【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ナチュラルな暮らし ~ 自然との対話

2014-08-11 19:01:07 | 四季のスケッチ



【薔薇の葉っぱで一休み】








今は黄昏時たそがれどきです。
(中略)
そう言えば、「黄昏」 って
いい言葉じゃないこと?
あたしは夕暮れよりも好きだわ。
ビロードのような感じで、陰影をたたえて、
そして ―― そして ――
たそがれ らしいんですもの。              
               【「アンの幸福」 最初の1年】














【黄昏の空】








   今日は台風一過の空となりました。美しい空。
  日本各地に甚大な被害をもたらし、
  牙を剥(む)いた、同じ空とは思えません。

   まだまだ蝉の鳴き声、姦しい昨今ですが、
  昨夜は初めて虫の鳴き声を聞きました。

   「チ、チ、チッ、チ、チ、チッ・・」
  毎年、月遅れのお盆の頃になると、
  いの一番に耳にするこの声。

   何という虫だったか、失念してしまいましたが、
  もうそんな季節になったのですね。











【今度はゼラニウムの上で】







   さて、そんな庭には朝から小さなお客さまが千客万来。
  吹いて(風)流された(雨)、ピッカピカの庭ですものね。

   今日もやって来たお馴染みの蜻蛉です。静かに厳かに。
  偶々(たまたま)、庭に出た時見つけました。
  勿論、カメラは持っていません。

   そこに待っていてくれる事を願いながら、
  カメラを取りに戻りました。願えば叶いますね。
  いつもこんな風ですが、たいてい待っていてくれます。

   最初は薔薇の葉っぱに。次はゼラニウム。
  はたまた羽根を閉じたり開いたり。

   そうそう、一昨日でしたか、
  NHKの 『アリスの美味しい革命』 という番組。

   「庭で風を感じる事で季節の移ろいを感じる・・」
  ~なんて言っていましたっけ。

   本当にそうですね。私も明らかに秋を感じています。
  ビロードのような黄昏の空にも。