【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

セピア色の時間(とき)の中で・・

2010-02-12 16:43:16 | 趣味の器(壺)~その他


   こちらは、
  今日も真珠色の空になりました。
  
   そう言えば・・ここ何日か、
  真珠色の空なれど、起床時には
  なぜか雨、降ってはおりません。
  
   しかしながら、
  “気が付けば雨・・”状態の昨今。
  
   今日も雨は降っていません。
  午後になりますと・・
  雲の切れ目からやっと青空も・・。

   そんな空に、早くもお隣の枝垂(しだ)れ梅が、花を付けているのを見つけました。
  仄かな芳香も伴って・・。実はこの梅、春の訪れを真っ先に教えてくれる使者なのです。
  写真は、青空になるまでお預け。真珠色の空には白色の梅は映えませんもの。



     さて連日飽きもせず、蝋燭やランプの灯り。
    このブログを読んで下さっている方々は、
    もうお気付きですね。先日の壺の上です。

     寸胴型のそれは、ほぼワインテーブルの大きさ。
    ちょっとしたテーブル代わりには十分です。
    
     それに、コロコロと転がせばどこだって移動可能ですから、
    所謂(いわゆる)、“どこでもカフェ&気儘カフェ” という訳ですね。
    
     そうそう後ろの手動ミシン。
    実際には使っていませんので、単なる飾りです。
    
     それならば・・と、蝋燭を載せる事にしました。
    段差が少しついただけですが、蝋燭の持つ表情も微妙に変わります。
   
   揺れるオレンジの光と影は、優しくて柔らかで、いつもながら心に沁みます。
  この仄かな光の中に身を置いていますと、心も身体もすっかり弛緩した状態に・・。
  勿論、良い意味でですが・・。
  
   蝋燭は溶け出してからの姿の方が、新品以上に絵になりますね。
  点けたり消したりしているものですから、形も歪(いびつ)なものもありますが、
  これも愛嬌というものでしょう。

   性懲りもなく今日も、その “壺テーブル” で引っ張っている私です。
  となれば・・ティータイムは、やはりここで。部屋の片隅の小さな私だけの空間。
  これが意外に心地良くて。

   それにしても、存在感たっぷりの茶色の大きな壺。
  それは、ともすれば邪魔な存在になりがちですね。でも、どうしてどうして・・。
  
   結構、懐が深くて和洋どちらでも自由自在。
  クロスを変えれば、容易に気分転換出来るというものです。
  今日は今一度、額や蝋燭立ても変えてみました。

   午後も遅くなりますと、ちょっぴり冷えて来ました。
  いつもの珈琲ではなく、甘酒にしましょうか・・。
  
   ほんの少しですが、アルコールも入っています。(「大関蔵元造り」)
  器は 「備前焼」 です。(本来はビール用)

   生姜も入っていて、身体がぽかぽか温まります。
  今の季節に、ぴったりの飲み物ですね。