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起床時は思いの外、
真珠色の空。
“アレッ!?
今日は良いお天気の
筈では?”
~なんて、
空を見上げたものです。
おまけに寒い!
でもその後、
最近では珍しく、刻々と
変わる空となりました。
とは言ってもそれは、
穏やかな空です。
そんな空が・・
俄かに明るくなったと
思いましたら、日の出。
いつかの空のように、
高鳴る鼓動の
弾(はじ)けるような力強さは感じません。
こんな所にも・・季節の移ろいを感じます。ひたひたと迫る春の足音を・・。
そして、いつもこの辺りで私の朝の仕事・・? は、ひとまず終了です。
ただ今日ばかりは・・何気なく見た空に無気味な雲。
こんな雲を撮る事は躊躇したのですが・・。でも、この空だって刹那の空。
すぐに何事もなかったように何処(いずこ)へと消えて行きました。
不思議な事に、その後の空は、見事に何もない空になりました。
淡い水色の空が広がっています。今、この時も・・。(16時半現在)
昼間は気温も上がり、いつの間にか春の気配をたたえています。
時刻も16時半過ぎですが、黄昏にはもう少し。
「ビロードのような夕闇の足が音なく歩むところに」
【「エミリーはのぼる」 第1章】