早くも、お天気下り坂。一面、真珠色の空となりました。
気温が低くても、昨日のように太陽が出ていますと、
“光の春” を大いに実感するのですが、今日のような天候ですと、
途端に “灰色の冬” に逆戻り。その落差を痛感しています。
でも、厳しい冬であればある程、春の喜びも大きいですから、
ある意味、歓迎? でもあるのですが・・。
それにこんな日には、ランプや蝋燭という、
私には強い味方がありますから。~なんて。
という訳で今日も蝋燭を。
となれば、いつもの場所ではなく、ちょっぴり気分転換をしたくなりました。
これが、気候でも良ければ庭で・・となりますが、今は無理。
となれば、もう一つの心強い味方が・・。そう、大きな壺の上です。
“壺の上テーブル” は、
【先日】 のように上の方が細くなって
いますと、安定が悪くて、
あまり物も置けません。
そんな事もあって、
この寸胴型の壺を取り出しました。
実は、この中には文庫本が納まって
います。なので安定感たっぷり。
こうなりますと・・相当重くなります。
気軽に持ち運べませんね。
でも大丈夫。
こんな風に、
コロ付きの台車に乗っていますから。
どこでも移動可能という訳です。
壺の上に円形のトレーを載せ、
手持ちのキルトを掛ければ・・。
私だけの “カフェコーナー”の
出来上がりという訳です。
そうそう、こちらの赤い蝋燭。
災害用の物ですので、
僅か7㎝しかありませんのに、燃焼時間は12時間もあります。
それに、かなり明るい・・。文字だって十分、書けます。
もし エミリー でしたなら、飛び上がって喜ぶでしょう。きっと。
“エミリー は蝋燭を見た ―― 蝋燭の方も燃え切る所であった。
今夜もう1本使うという訳にはいかない ――・・・ 略 ・・・
たった1本の揺らぐ蝋燭の光を頼りに書き出した。
火は暗い部屋に青白いオアシスを描いた。・・・”
【「エミリーはのぼる」 第1章】