【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

心に灯った焔の華

2010-02-01 17:32:32 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


   こんな霧に覆われたような空で
  明けました。幻想的な空。
  
   純白のヴェールが、ふんわり・・
  掛かったようでもありますね。

   昨、宵の口には東の空に、
  確かに真丸のお月様を見つけ、
  “晴れて良かったわ・・” なんて、
  思ったものですが・・。

   起床時、路面が濡れていましたから
  その後、雨が降ったのでしょう。

   “・・・霧のような優雅な不思議なものではなく、
  父の言う 『じめじめした、暗い、陰気な、雫の垂れる、
  霧雨のようなもや』 であった。・・・”
           【「炉辺荘のアン」 第19章】

   今日も、いつの間にか雨が降っています。その雨は、昨日以上に冷たい雨。
  となれば・・奇しくも ↑ の描写がぴったりの空となりました。
  尤も、“霧雨のようなもや” ではなく、本当の霧雨になりましたが・・。

     さて、今日から 2月。
    生憎、雨での幕開けとなりましたが、2月の声を聞きますと、
    春はもうすぐ・・という、わくわく感に胸、弾みます。
  
     一時に比べますと、日脚も長くなり、日射しにも少なからず、
    和らぎを感じるようになりました。

     とは言え、今日のような天候では、(青い月ではなく)
    やはり、オレンジの灯りが恋しくなります。となれば・・
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、オープンと致しましょう。

   今日のカップも、土物で。
  大好きな 「萩焼」 です。

   ピンクがかった、
  柔らかい色合いの器。

   それが焔を映し出し、
  微妙に染まって行きます。

   そんな中で、
  喉に沁みる熱い珈琲の味は、
  格別です。