千一夜第3章第215夜 尺ガレイはやっぱり重い

2020-03-29 18:49:26 | サーフ

2020.3.29(日)

東京ではオリンピックが延期になった途端に新型コロナウイルスがオーバーシュート(爆発的に感染患者が増える状況)し、何時ロックダウン(都市封鎖)するかも解らない。世界的にもこの感染症が大流行(=パンデミック、制御不能で大規模に流行する状態、反対語=エピデミック=特定地域流行病)している。感染場所が解らないケースも多くクラスター(=小規模な感染集団や、それによってできた感染者集団)が発生している状況も不明な場合が多い。何とまあカタカナ語の多いことである。新型コロナウイルスの感染拡大に伴いさまざまな専門用語が公的に使われている。河野防衛大臣が、日本語で言えることをわざわざ片仮名で言う必要があるのかと言っているが同感である。そう言えば、モラトリアム(返済猶予)なんてのもあった。東京在住の次女が、マスクが無いと言うので1か月分程度送った。

感染症予防では3つの「」(=換気の悪い閉空間、大勢が居る集場所、間近で会話する接場所)は絶対に避けてほしいとのことである。こうなると会社にも出られなくなる。その点、釣行では3つとも関係ないので心置きなくできる。

前日からの雨で釣り場は水浸しかなと思ったが、どうやらここは水捌けが良いようだ。今朝は天気も回復し、釣り場は外気温も9度で、無風なので寒くも無く釣り日和となった。但し、雨の後はなかなか釣果が上がらないことが多い。先週は久し振りに築港のホームグランドに行ったが、釣果は相変わらずで木っ端ばかりだった。それまでが30cm前後のまずまずのサイズのカレイが続いていたので、築港の木っ端ガレイを持ち帰った時には、家人が「またこんな小さいのを持って帰って・・・」と責められた。今週は面目躍如といきたいところである。

旧暦:3月6日
場所:日立製作所南方岸壁(旧日石前岸壁)
時間:05:40~14:20
天候:晴れ
外気温:朝方9℃
風 :無風のち南風
月齢:4.7
潮   :中潮 満潮11:00潮位265cm 干潮05:12潮位87cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:33、24cmカレイ2・木っ端ガレイ1R・ナマコ2

6時前からサーフ開始。1時間程度置きに竿を揚げて餌を付け替えるが、6時台~8時台まで餌は無くなるものの、な~んも釣れない。9時45分に重いなあと思ったらナマコだった。生体反応は感じられないが、ナマコでも揚がっただけでも良いかと自分を納得させる。

8時頃、私のブログを見て来たらしい老人が、私の竿の2~30m左手に入る。サーフ竿1本と浮き釣り用の長い竿でサーフ開始した。浮き釣り用の竿は先が細いので錘の重さで既に満月竿になっている。その代わり竿先がしなやかなので、軽く投げてもまずまず飛ぶ。しかしタモを持っておらず、大物のカレイが釣れたらまず揚がらないだろうな。その老人、満潮の11時過ぎに木っ端だが1枚カレイを揚げる。私は6時前から来ていると言うのにまだボウズである。11時頃までボウズだったので今日は殆ど諦め気分だったが、その10分後の11時15分にやっと24cmのカレイが釣れる。竿にあまり反応が無かったので半信半疑だったが、揚げてみると付いていたという感じだった。まあこれでボウズは逃れた。

12時前にまた釣り画報の記者が来る。何でここでやっているのかと言うが、何処でやろうと私の勝手である。釣果は?と問われたのでボウズだと答える。この記者氏が来た時には大抵釣果が悪い。前回会った時の私の木っ端ガレイの写真が今月号に載っているよと教えてくれた。暫く話したが、釣行から帰りの釣り人が記者氏に「先程の親子連れが50cmくらいのチヌを揚げたよ」と言ったので、直ぐに引き返して行った。

記者が去って15分後くらいの12時25分、引いた竿がやけに重い。またヒトデのダブルかと思った瞬間、動いた、確かに海底で動いたような気配があった。一生懸命にリールを巻き戻すが、絶対カレイに間違いないと確信する。波返しの下辺りまで寄せた時にちょっと下を覗いて見たが、間違いなくカレイの魚影が見えた。水面から顔を出してからもかなりあばれる君だ。海面との段差がかなりあるので、せーのーで一気に引き上げる。落ちなくて良かった。33cm尺ガレイである。

今季、この釣り場は4回目だが、1回目が34cmを筆頭にカレイ5枚、2回目が38cmを筆頭にカレイ3枚、3回目は25cmのカレイ1枚、そして今日、33cmの尺ガレイである。3回目を除いて全4回で尺ガレイ4枚はなかなかのものである(誰も褒めてくれないので自画自賛)。欲を言えば、朝の内に釣れてくれると余裕のよっちゃんでできるのだが。

今日は餌を使い切るまでやろうと思っていたが、納竿時の14時15分、15cmの木っ端ガレイが釣れる。上手く唇に針掛かりしていたので、針を外した後直ぐにリリース。尺まで育ってからまた釣れてくれよと念を押す。尺まで育つには3年くらい掛かるのかな。

最近はここに来る度に今日はボウズだろうなと、マイナス思考から始める。だから1枚揚がった時の安堵感は言い表せないくらいだ。普通は、カレイ釣りは圧倒的にボウズの方が多いというが、そこはほれ、何というか、年季というか、腕というか、何ともはや、いやはや、えへ、である。ボウズが来る日までコロナに負けずに頑張ろう。

【3月29日過去の釣行記録】
・2008年第2埠頭東側、06:00~18:00、小潮、釣果=カレイ10・37cmアイナメ1・マダコ2
・2012年洲鼻港防波堤、07:40~09:00、小潮、釣果=ボウズ
・2012年日石前岸壁、09:15~12:00、小潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦3月6日釣行記録】
・2014年04月05日、洲鼻港防波堤、日中、中潮、釣果=25cmカレイ数尾
・2018年04月21日、徳山築港、05:50~11:20、中潮、釣果=28cmカレイ3・木っ端ガレイ5、カレイ計8

 

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

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