千一夜第3章第167夜 第8回上関釣り大会 その1 いざ!出港

2019-06-02 20:57:06 | 船釣り

2019.06.02(日) 令和船釣り記1

今日は第8回上関釣り大会の日だ。我々のメンバーは会社のOBを含めた同僚5人が参加した。私とF先輩は全8回皆勤賞である。今回はIM大先輩、Mちゃん、4回目T氏が参加した。

集合時間は6時だったが、私はT氏と一緒に行き、着いたのは5時30分だった。朝方は曇っていて丁度良い気温、集合場所には人影まばらで大会の横断幕も無い。どうしたことだろうといぶかっていたが、天気予報が雨だったので急遽、本部及び集合場所を300m手前の漁協に変更したそうである。早めに行ったつもりだが、既に漁協には大勢の釣り人たちが集合していた。募集人員は約50名だが、直ぐに定員一杯で応募締め切りとなったようだ。我がチームは初回からの常連なのでエントリー・ナンバーは「1」だった。

 

第8回上関釣り大会日程
主催    上関ベイマリン
募集人員  約50名
対象魚   マダイ・メバル・他魚
参加費   1人1万円

AM6:00  受付   
AM6:30  出港
PM1:30  帰港(検寸)、遅れた場合無効  
PM2:00  結果発表  
PM2:30  記念撮影

計測基準 一匹最大寸 最低ライン真鯛40cm、メバル25cm以上
計測方法 大会陸上本部検量エリアにて

賞品 真鯛部門   1位 DAIWAシークールキャリーⅡ GU2500   2位 DAIWAトランク大将          
メバル部門 1位 SHIMANOバルケッタC14 200HG   2位 DAIWAクールラインキャリー 1500           
他魚部門    1位   A-ブリッツネライMH-240
(上記の商品は昨年のもの、今年もほほ同じである)

協賛 かめや釣具店、サンライン、オタフクソース㈱、㈱スズキマリン中国、㈲上関芸陽、東山口信用金庫、山口銀行、ヤンマー舶用システム㈱、ヤマハ発動機、柳井カントリー倶楽部、ニッコー機材㈱、光進丸、第二一勝丸、他多数

 

集合時間には我々のメンバーは全員集合した。今年の船は「たつみ丸」で、この船も今回初参加だったようだ。上関では一番若い漁師の川本船長は3代続く上関の漁師、しかし3代目の今では漁よりも遊漁の方が本命とのことだった。

因みに第1回大会は'12年7月8日で、まだ梅雨も明けていなかったが、頗る良い天気で絶好の釣り日和だった。私の釣果は真鯛1・チダイ6・カサゴ1などで、釣果的には今一つだったが、私たちのメンバーの一人F氏が真鯛の部2位に入った。本命のマダイ以外の他魚部門では80cm超のハマチ、同じく80cmクラスのヒラメが2枚入賞していた。

第2回大会は'13年6月2日で、強い風雨の中での大会だった。真鯛優勝は61.6cm、メバルは30cm、他魚はブリ69.1cmだった。私の釣果は真鯛1・カサゴ4・メバル1・ベラ2、チーム内では誰も入賞出来なかった。

第3回大会は'14年6月1日で、朝から濃霧のため沖合には出られず上関四代の近場で流し釣りをした。このポイントでは真鯛は釣れないので、みんなチダイ(ハナダイ)ばかりであった。それでも昼前には晴れて来たが時既に遅しであった。13時30分までには帰港しなければならないからだ。この大会での真鯛優勝は60cmくらいだったと思う。メバルは優勝が29cm、2位が28cm、他魚の部では75.5cmのヒラメだった。私の釣果はチダイ3・カサゴ4・メバル1・ギザミ1だった。

第4回大会は'15年6月6日で、梅雨の合間の五月晴れとなった。真鯛優勝は59.5cm、メバル優勝は27.5cm、他魚1位はコブダイ74.5cmだった。我々は祝島北側を中心に竿を出す。私の釣果は26.5cmメバル(メバル部門2位)を初めとして、チダイ6・カサゴ4・トラハゼ1・大ベラ1だった。我々のメンバー4人全員と船長を併せた釣果は、チダイ約50・カサゴ約50・トラハゼ約10・メバル3・アジ1・ウマヅラハゲ2・ギザミ少々である。大漁ではあったがマダイはゼロである。真鯛釣りメッカの大畠でもまだ揚がっていないとのこと。成績発表後の参加者全員外れくじ無しの大抽選会も盛り上がった。

第5回大会は'16年5月28日で、早朝から小雨が降り続き霧が立ち込めていた。真鯛優勝は59.5cm、メバル優勝は28.5cm、他魚1位はブリ92.7cmだった。我々のメンバー4人は上関から約30分の八島周辺で釣行。船頭さんが八島出身ということで、両アンカーを打ち、掛かり釣りで全員が同じ方向を向いて竿出しした。我ら全員の釣果はマダイ、チダイ25尾、76cmコブダイ1、カサゴ3・トラハゼ5、ヤズ1だった。他魚部門で優勝かと思われたが、ブリの92cmが居たので2位に終わった。他魚2位は賞品無しである。

第6回大会は'17年5月28日で、主催者の船「マドンナ号」で釣行。真鯛優勝は55cm、メバル優勝は  cm、他魚優勝は50cmヤズ(93.1cmのブリがいたが主催者側が釣ったのか辞退)だった。我々のメンバーは5人だったが、祝島方面に行った。釣果は全員で真鯛5、カサゴ15、メバル4、トラハゼ2、ギザミ多数だった。残念ながら賞に絡むようなサイズの獲物はいなかった。

第7回大会は'17年6月3日で、天気晴朗、風弱く絶好の釣り日和となった。我々は「明漁丸」に乗船。マダイやカサゴ等大漁だったが、検寸に出せるまでのサイズは無かった。真鯛優勝は79.5cm、メバル優勝は28.2cm、他魚優勝はブリ89cmだった。

さて今回は・・・。

荷物も人間も船に積み込み出発の合図のほら貝を待つ。スタンバイOKである。

ほら貝の音と共に全船がスタートを切る。我らが「たつみ丸」は写真前方の上関大橋の下を潜って祝島方面に行くものと思っていたが、あにはからんや、反対方向に向かう。我々は全大会参加しているが、このコース取りは初めてのことだ。釣り場は祝島を更に西に向かい、牛島周辺とのことである。私とTは下松市から車で1時間掛けて上関に来たが、今度は船で1時間掛けて戻る嵌めになる。牛島は下松市の隣の光市となる。「たつみ丸」は大きな船で、釣りをするには非常に楽であるが、漁船のエンジンなのでスピードが頗る遅い。他の船に比ぶればちょっとハンデかも知れない。

上関を西に取って返す途中であるが、曇っているので見え難いが、山の上の風車、上関に風力発電があるのを初めて見た。物知りのF氏が言われるには、原発建設関連で先行して風車が最近出来たと言われる。何のことか良く解からなかったが、詳しくは突っ込んで聞かなかった。

佐合島の瀬だと思われるが、早朝から既に岩の上に立ち竿を出している釣り人を見る。こういう場所で1人は危ないのだが・・・。

 

さて、いよいよ釣り場に到着だ。この辺りは水深20m前後とのことで浅瀬である。マダイの大物狙いとしては、この程度の水深の場所で大物が釣れるのだろうかと少し不安が過る。まあそれはそれとして私も久し振りの船釣りである。竿出しの第1投目は期待と緊張が走る。

本稿は全3部とします。今回はその第1弾「いざ!出港」編です。

【6月2日過去の釣行記録】
・2006年切戸川河口、20:30~00:20、小潮、釣果=キス5・アナゴ1
・2007年第1埠頭切戸川、07:30~10:30、大潮、釣果=キス15・カレイ2
・2007年華西防波堤、19:00~23:00、大潮、釣果=メバル5・カレイ1・キビレ1
・2013年天田島・はなぐり島周辺、06:00~13:30、小潮、船釣り、釣果=マダイ1・カサゴ4・メバル1・ベラ2

【この日の釣り情報】
・2011切戸川河口、夜、大潮、釣果=キス2

【旧暦4月29日釣行記録】
・2007年06月14日、櫛ヶ浜港防波堤、22:30~00:30、大潮、釣果=メバル9・アジ2
・2007年06月14日、室積普賢寺前堤防、18:30~20:20、大潮、釣果=マダコ2
・2009年05月23日、東海岸通り、18:30~22:45、大潮、釣果=メバル5・アジ5・ベラ1

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

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