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千一夜第3章第327夜 釣友S、1年振りの尺ガレイ

2022-04-02 17:50:57 | サーフ

2022.04.02(土)

釣友Sとの釣行は2月27日以来である。今回、Sは釣友Tと大島郡の諸島へ磯釣りに行くものだとばかり思っていたので、今日の一緒の釣行は予定外だった。当初、私もTから諸島での通し釣りのメバル釣行に誘われていたのだが、日曜日は用事があり行くことが叶わなかったので、私以外のメンバーで行くものとばかり思っていたのだが、どうやら中止にしたようだ。但し、Tは一人で行っている可能性が高い。と言う訳で、5時半に釣具店集合、何時もの釣り場に6時前に着いた。今の時季の6時は既に朝まずめも終わろうかという時間である。次回からは20~30分程度早く来なければならない。

今日は久し振りに岸壁から台船の姿が消えていた。釣り場に着いた時にはあけぼの丸だけが岸壁に横付けされていたが、そのあけぼの丸も7時10分頃には出港して行き、後には広々とした湾だけが取り残されたような、何時もとは少々違う景色だった。余り広々としても何処へサーフして良いのやら戸惑ってしまう。結局は台船が有ろうが無かろうが何時もと同じようなサーフになってしまう。

6時前からサーフ開始。餌取の魚も動かず全体的に魚の活性は悪い。魚の活性を見るのは、岸壁から真下に落としている仕掛けで見る。仕掛けを上げて見て餌が齧られたり無くなっていると活性は良く、最初に付けた餌がそのままの状態で上がって来ると活性は悪いということになる。今日は後者だった。桜も満開で春爛漫とまではいかないが水温は確実に上がって来ている。にも拘らず魚の活性は悪い。今年は特別(悪い)だとSとも話すが、今後この状態が続けばホームグラウンドの地位は危うい。

今日もボウズの匂いが漂う中、8時40分にやっと私に魚が釣れた。小アイナメだったが何とかボウズ回避の1尾だった。針を外しリリース。

9時35分、あり得ないようなSの快挙、何と34.5㎝の立派な尺ガレイである。Sにとっては正しく1年振りの大物である。実はこの1年振りというのが物議を醸す。私は正確に、あのハイエナ軍団が来た時以来だろうと言うと、Sはそんな馬鹿なことは無いと言い張ったが、帰宅後、私の正確無比のデータを調べると間違いなかった。負の記憶はうやむやに闇に葬り去りたいのであろう。それにしても、春ガレイの良型である。今頃は刺身に舌鼓を打っている頃だろう。

この脳みそが無い安本丹(あんぽんたん)ガレイ、Sが直前に投げた仕掛けに来たとのこと。恐らく中距離程度のサーフで揚げるまで10分程度であろう。仕掛けが落ちた所に丁度この安本丹ガレイ君が居て、落ちて来た餌のアオムシに即パクついたものと思われる。普通ならこの1尾でさあ次も釣るぞ!となるのだが、今年はどうもそんな気持ちにもならないような塩梅である。しかし、このサイズが2回連続(先々週は私)で釣れたことは良い事、5月初旬までは期待ができる。

10時55分には私もやっとカレイボウズの危機を脱出する。この日初めてのアタリをSと同時に見た。竿先がペコリとお辞儀である。しかし綺麗なお辞儀では無く少しブレていた。神主さんのような45度に曲がる綺麗なお辞儀だと尺クラスのカレイに違いないのだが、少しプルプルと余韻の残る小さなお辞儀、揚げて見るとやはり20㎝程度の木っ端ガレイだった。この時は、2本針の上針に釣れていたが、下針には海鞘付きの石が掛かっていたので、この小さなカレイの引きは全く感じなかった。

11時27分、Sが少し離れた所から猛ダッシュでこちらに駆け寄って来たので何事か?と思ったが、埠頭の一番角に置いていた竿が引っ張られて海に落ちそうになっているところだった。Sは素早く竿を手に取り引く。魚が引っ張ったのは間違いないが、この感触はカレイでは無いという。カレイなら40㎝近い大物に間違い無かったが、揚げて見るとキビレだった。40㎝弱と思われたがリリースした。この後直ぐに、私が埠頭西側に置いていた竿も同様に引っ張られて、ガガガっと埠頭の上でずれたが魚は付いていなかった。恐らくチヌかキビレだっただろう。

12時2分、そろそろ納竿しようかと言う頃、Sが21㎝の木っ端ガレイを揚げる。この後、30分程度竿を出したが、どうも釣れる気配も無いことから納竿とした。

結果的には前回の私の釣果と、今回の2人合計の釣果がぴたりと一致する。前回、私が35㎝と木っ端2枚。今回が2人合計ではあるが、34.5㎝と木っ端2枚である。最早この程度しか釣れなくなった釣り場か?数年前までは2人合計で二桁のカレイを釣ったことは何度もあるので、こんな為体の釣果では納得がいかないのである。とは言え、他所の釣り場ではこれで上々ということになるかも知れない。まあ、これから良くなるということに賭けたい。

釣行日:4月2日
旧暦:3月2日
場所:徳山築港
時間:05:50~12:30
天候:曇り
外気温:7時10℃
風 :北弱風のち南風
月齢:0.9
潮    :大潮 満潮09:24潮位299cm 干潮03:20潮位40cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌    :アオムシ・ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ1・小アイナメ1R
釣友:S=34.5㎝マコガレイ1・木っ端ガレイ1・キビレ1R

【4月2日過去の釣行記録】
・2005年池の浦採石場跡、05:40~090:00、小潮、釣果=3人でナマコ1
・2005年竹の浦漁港、09:30~13:00、小潮、釣果=カレイ1・アジ25・メバル1
・2005年池の浦漁港、13:30~18:30、小潮、釣果=カレイ2・ハゼ1・カサゴ2
・2011年徳山築港、06:30~11:30、大潮、釣果=カレイ3・マダコ2・ハゼ2
・2011年櫛ヶ浜港防波堤、18:30~21:10、大潮、釣果=メバル5

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦3月2日釣行記録】
・2006年03月30日、第1埠頭東側、夜、大潮、釣果=メバル15・25cmソイ1
・2007年04月18日、櫛ヶ浜港防波堤、20:00~00:40、大潮、釣果=メバル7・アジ8
・2009年03月28日、華西防波堤、18:30~21:30、大潮、釣果=メバル3
・2019年04月06日、今津川河口東側、07:00~13:00、大潮、釣果=ハゼ1

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