千一夜第3章第248夜 そろそろかな

2020-11-08 20:24:12 | サーフ

2020.11.8(土)

先週、小さいながらもカレイが揚がったので、そろそろシーズン入りかなと思いホームの築港の釣り場にやって来た。釣り場では昨日の雨が残っており、土の部分は雨を含んでサーフ時には足が滑って転びそうで怖かった。早朝は凪ぎだったが、8時頃から北西の風が強くなって、9時頃には白波が立ち竿先は揺れっ放しだった。気温は7時に15℃あり寒くはなかった。今日は風は強かったが天気晴朗で釣り人は多かった。左手の海浜公園内には多い時で20人程度の釣り人が居た。

朝まずめ時は台船の上にも雨が残っていた。台船に横付けしているのがあけぼの丸、写真の時間から2時間後に出港していくが、そのお蔭で今日のカレイが釣れたようなものだった。

8時15分にあけぼの丸が出港すると言うので、8時頃には遠投していた竿2本を手前まで巻き戻した。ラインが船のペラに巻き込まれて切れることが多いからだ。あけぼの丸が出港するまで巻き戻してちょい投げ程度の距離の所で止めていた。定刻通りにあけぼの丸が出港して、遠投し直そうと竿を手に取ると、何だか懐かしい感触が掌に伝わって来た。カレイが海底で翻った感触である。数秒間竿とリールを動かさないでいても動く気配は無い。動く気配があるようだとカレイの可能性は随分と低くなる。後はリールを巻き上げるだけである。割と軽くリールが巻けるので、カレイだとしても大して大きくはない。足元近くに寄って来ると、カレイ独特のノッキングがある。下に潜ろうとするのである。ここまで確認するとほぼ100%カレイであることは間違いない。海面に浮かんできたカレイはやはり大きくはなかったが、25㎝と煮付けサイズには丁度良い。久し振りに揚げたという感じだ。

5分後、手前に寄せていたもう一本の竿を手に取ると、これまた先程と同じ感触。そうか、カレイの時合だったんだと気付く。2本の竿は飛距離は違えど、巻き戻してほぼ同じ距離に戻していたので、仕掛けもほぼ同じ位置にあるはずである。カレイは同じ場所に同サイズのものが2枚は居ると言われるので、両方が餌に喰い付いていた訳だ。2枚のカレイが一斉に餌を捕食するとなると、これはカレイの時合だったということになる。リールを巻き上げてみるとやはり同サイズのカレイだった。正確には後の方が1㎝大きい26㎝だった。

早朝時から納竿の11時20分まで釣れ続けていたのが、小マダイである。掌サイズのものが今日は12尾揚がった。唇に上手く針掛かりしているものは、リリースしても生きているが、大抵は針を呑み込んでいるものが多いので、針を外す時に喉を切ってしまう。可哀そうだが喉を切れば死亡する。今日の餌取はこの小マダイとメゴチだった。餌取はみなリリース、持ち帰りはカレイ2枚のみだ。久し振りにカレイの煮付けが食べられる。

釣行日:11月8日
旧暦:9月23日
場所:徳山築港
時間:06:10~11:20
天候:晴れ
外気温:7時15℃
風 :弱風のち北西強風
月齢:22.3
潮   :小潮 満潮14:19潮位260cm 干潮07:01潮位89cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:25、26㎝カレイ2・小マダイ12・メゴチ3・カワハギ1

【11月8日過去の釣行記録】
・2008年笠佐島周辺、06:30~14:00、若潮、船釣り、釣果=ハマチ2・ヤズ1・マダイ1・アジ1
・2018年上荷内島沖、06:30~12:30、大潮、船釣り、釣果=ハマチボウズ(2回ばらし)

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦9月23日釣行記録】
・1999年10月31日、奈切大気暴露試験場前、08:00~12:00、小潮、釣果=キス4・アイナメ1・アナゴ1
・2005年10月25日、笠戸島本浦、夜、小潮、釣果=アオリイカ2
・2007年11月02日、上関室津埋立地、18:25~21:00、小潮、釣果=キス3・チダイ3・アジ1・ハゼ1・アナゴ4
・2013年10月27日、徳山築港、06:30~15:40、小潮、釣果=カレイ1・キス27・イイダコ2・ハゼ4

 

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