千一夜第2章第713夜 メダカ試し放流

2013-08-19 19:15:04 | その他

2013.08.19(月)

昨日、姻戚所有の山の中の自然に出来た堤に、試にメダカを放流してみた。 

この堤は嘗て枯れたことが無いとのことで、干ばつ時の水不足でも全く影響を受けないとのことだ。堤にはドロバエと呼ばれる15cm程度の魚が沢山居る。堤の所有者の話だと、ドロバエは1年で代替わりするようだと言う。寒くなれば泥の中に潜って出て来なくなるが、春先には稚魚が沢山出てくるらしく、親の姿は無いとのことだ。その稚魚が真夏の現在では15cmくらいにも育った訳だ。この堤に餌を投げ入れると、ピラニアのごとくドロバエ達が集まって来るとのことだ。堤にメダカを入れるとドロバエ達の餌になりはすまいかという懸念があったが、取り敢えず今回は20匹程度だが入れてみた。メダカ達は今まで箱池の中で育っているので天敵も無く、自然の堤の中で果たして育つのだろうかと思うが、堤に入れた時には環境が変わったせいか暫くは殆ど動かず、中央に出て行こうともせず、草叢に沿ってゆっくりと移動していた。5分も経つとメダカ達の姿を見失ったが、ちょっと数が少な過ぎたかなと思った。1週間後にまた来てみようと思う。

堤からは水が流れ出すように水路も設えてあるが、これは山を下った場所の水路だ。この水は最終的にはずっと先にある田圃や畑の農水用として使われる。雨が降ればこの程度の用水路なので直ぐに水が溢れ出すとのことだが、この先には一応堰も作ってあるので、この水路の中にも数匹のメダカを入れてみた。この水路の中にもドロバエが多くいるが、堤の中のものほど大きくは無い。しかしカエルが沢山いる。ドロバエよりもカエルの方が怖い。

用水路の中でゆっくり泳いでいるが、無事に育つだろうか。これらも直に見失ってしまった。

以下は余談だが、姻戚の所有者は木型製作を生業としていて、堤の麓に作業場がある。暇暇に色んなおもちゃや仕掛けも作製されている。私はボーリングの玉大の木球や船の舵をかたどった置物など頂いているし、龍を彫って神社に奉納などもしておられる。現代の名工の一人として認定登録もされている。

バットを持った人形が見えるが、人形の下には水路があり、山手の水車を利用して人形が絶えずバットを振る仕掛けになっている。野球選手の人形の前にはボートに乗った人形がカッターを漕いでいる。これらも全て水車を利用して絶えず動いている。奥には風見鶏ならぬ大きな風見飛行機がある。これは数機設置してあり、風向きに因って方向を変える。因みにこれら全てが木製である。

水車も木製だが、見れば見るほどややこしい仕掛けになっている。緻密な計算の基に、水車が回ることにより前の人形が動き続ける仕掛けになっている。人伝えによりわざわざこの仕掛けを見に来る人もいるらしい。仕事場に遊び心も満載だ。

堤の近くを案山子が見張っている。勿論この案山子も自動で動いている。この右手に細い山道が作ってあるが、途中をイノシシが掘り起こしていた。かなり広範囲に掘っていたが、ミミズを食べに来るのだろうと言われる。しかしこの動く案山子のお蔭で、畑や堤の方に近寄らないでいるそうだ。しかしイノシシもこれに慣れてしまえば終わりだとのこと。
この案山子も以前は水車の近くに設置してあったのだが、この案山子に初めてここを訪れた人が挨拶するらしく、人迷惑になるので奥の方へ移動させたとのことだ。私は前もってこれらのことを聞いていたのでそうも思わなかったのだが、人里離れたこんな所でいきなりこれらの動く人形に出会うと、思わず挨拶するかも知れない。確かに実に良く出来ている。

【8月19日過去の釣行記録】
・1997年笠戸周辺、13:00~17:00、船釣り(船長)、大潮、釣果=キス多数
・2007年佐合島、08:05~15:00、小潮、釣果=キス12・ギザミ15・チダイ3
・2008年晴海埠頭、06:40~07:25、中潮、釣果=キス15

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦7月13日釣行記録】
・2006年8月6日、東海岸通り、19:00~20:00、中潮、釣果=アジ13
・2007年8月25日、櫛ヶ浜港新防波堤、18:40~21:20、中潮、釣果=ボウズ
・2010年8月22日、平田川河口、06:00~10:00、中潮、釣果=キス7・チヌ1

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コメント (2)
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