2012.06.30(土)
6月29日(金)に周東町川上に仕事の関係で出かけたのだが、川上の入口とも言える橋の上からアユ釣りをしている釣り人に出会った。
この川は東川だがここは丁度川上川と合流している辺りか。上流は錦川の支流になるようだが、下流は島田川になり光市の新日鉄の傍へ出て瀬戸内海へと流れる。随分蛇行している川だ。
私は釣り堀以外でアユを釣ったことが無いので、間近で見るのは初めてである。釣り堀でもアユは引っ掛けるのだが、橋の上からも引っ掛けて釣っている。要領は同じように思えるのだが、橋の手前の人が言うには、「なかなか素人に釣れるもんじゃ無い」とのこと。
川の水深はせいぜい脛辺りまでで20~30cmというところか、天気も良いし橋の上から川底まで良く見える。川底には小石が多く、アユも小石に付いた苔を食べに群れを成している。但しサイズは15cm未満と小さい。
ここでの釣り方は「見釣り」の「待ち釣り」である。「見釣り」と言うのは水中の魚を見ながら釣ることで、即座に合わせることができる点で有利だが、外すと魚の群れが驚いて逃げるケースもある。「待ち釣り」というのは、アユ釣りの釣法のひとつだが、コロガシ釣りやシャクリ釣りなどに使う仕掛けを、アユのよく通る所や群れている所の川底に横たえて置き、その上をアユが通過する瞬間に素早く上げてアユを掛ける釣法だ。山口県の錦川、佐波川、高知県の仁淀川、物部川などでよく見られる釣法とのこと。
サイズは10~13cm程度がレギュラーサイズ、たまに15~18cmのものも釣れるようだ。私が見ていた15分程度の間に、橋の中央で竿を出している釣り人が4尾釣り上げた。15cm以上あると塩焼きサイズだが、ここでは苔が少ないらしく大きく育ったものは少ないそうだ。
この釣りを見ていて私も胸が躍ったが、何せ渓流釣りの道具を持っていない。揃えたい気もするが、まだまだ海釣りの方を極めようと思い留まる。それに組合の鑑札も必要とのこと。年間会員や1日会員などいろいろとあるようだ。
しかし、素人にはなかなか・・・と言われるとファイトが沸くなあ。
【6月30日過去の釣行記録】
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、09:00~12:30、大潮、釣果=アジ5・タナゴ3R・ボラ4R
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、19:30~21:40、大潮、釣果=ボラ1R
【この日の釣り情報】
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