気だるい

風邪をひいてしまったのか
鼻水と咳がひどい
感覚が鈍化していくのがよくわかる
もとから研ぎ澄ました感覚ではないのだが
研ぎ澄ましてしまうと生きていられなくなる
人ではないものの叫び声に耳を傾けることなどできなかった
意識が飛んでしまうのです日常から乖離してしまいます
病気をすると緩慢な日常から聞こえてくるものが増えてきます
あえて意識するわけでもなく視界が広がっていくようで不思議
でも体はとてもだるいのです

生存

生存はしていても
重みはないように思う
命の重さを理解できなくても
平和ボケした国では生きてもゆける
命の危機に瀕したとき
いったい人が何ができるかが重要なのでしょう
当たり前でしかない結論にしか結局は達しない
当たり前であることを何度も何度も認識させられる
理解できるときもあれば理解できないこともある