死ぬだけ

生き抜いてきたのだから後は死ぬだけ
そう言い切れるような生き方をしているだろうか？
生きているのだから
確かに後は死ぬだけなのかもしれない
たくさんの財産を残すより思い出を残したいと言っていた人がいた
そういう生き方を子にも教えてきたつもりだが
どれだけそれが伝わっているのか考えることもあるらしい
後々の事を考えれば財産はそのまま委譲ということになり
生活を楽にもしてくれだろう
しかし一緒に過ごした時間を大事にしてくれる子どもになって欲しかった
自分を顧みずに家族のために生きてきた人
私とは全く違う生き方に尊敬の念を抱きました
守るべきものを守り通すことの潔さ
私には到底真似すらもできません

張り詰めた糸

ずっと張り詰めていたから
張り詰めた糸も弛んできている
長い時も刻まれてはいるけれど
途中何度も縺れているので気にもしなくなった
糸を解くことに懸命なときもあったけど
いつのころからかそれもやめていた
これもゆとりというものかもしれない