山下雅彦(Masahiko Yamashita、経歴、1974年生まれ、不正時 36歳、社会学)元広島国際学院大学院生、元福山平成大学講師が博士論文で盗用を行って、博士(社会学)が取り消された。また、懲戒として退学処分となった。博士取り消し公告をみると「地域スポーツの社会学」(学位論文)という著書の盗用を告発されたので、博士論文の内容を著書で発表し、それにも盗用があった事になる。著書の絶版を確認できない。
山下雅彦は広島国際学院大学現代社会学研究科の修了が取り消され、学内規程で退学処分となった。
山下雅彦は2010年4月時点で福山平成大学講師だったようだが、現在は所属不明。福山平成大学の教員名簿に載っていないので離職した。辞職したか解雇されたのだろう。
博士論文の盗用、退学、博士取り消し公告(写し)、盗用のあった博士論文(写し)
広島国際学院大学学位規程、広島国際学院大学・広島国際学院大学自動車短期大学部学生懲戒規程、
不正発覚時 2010年10月20日
学位取消日 2010年12月15日(写し)、
不正発覚の経緯 被盗用者からの告発
不正の態様 不明
不正の原因、動機 不明
この事件は新聞報道も確認できないし、学位取り消し公告に詳細が書かれていないので、原因、動機、不正の態様が不明。詳細を明らかにしないと、研究不正の再発防止や透明性の点で好ましくない。
広島国際学院大学だけでなく、各大学は研究不正の防止に努めてほしい。