第58期王将戦第7局は羽生善治が勝って王将位を防衛した。羽生キラー深浦との対戦らしく最終局までもつれ込んだ決着は羽生が制した。一昨年、昨年の王位戦と2回続けて深浦にフルセットで負けているだけに、3連続敗退は許されなかった。最近のWBCのイチロー流に言えば「(深浦相手に)3連続タイトル獲得失敗はできませんよ。それはプライドの問題なんで。」という状況に近かった。
羽生はこれで王将通算12期、5連覇だ。タイトル獲得数も72期に伸ばし、大山康晴のタイトル80期更新に近づいている。今年はタイトルのトップ記録更新はないだろうが、来年、遅くとも再来年にはタイトル獲得トップ記録が更新されるだろう。
羽生はこれで王将通算12期、5連覇だ。タイトル獲得数も72期に伸ばし、大山康晴のタイトル80期更新に近づいている。今年はタイトルのトップ記録更新はないだろうが、来年、遅くとも再来年にはタイトル獲得トップ記録が更新されるだろう。