世界変動展望

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電子計算機のありがたさ

2010-12-12 00:00:00 | 物理学・数学
最近パソコンを使って、ある方程式を解いた。方程式を数値的に解くには、二分法、ニュートン法などいろいろあるが、30行くらいのプログラムで、瞬間的に小数点第10位くらいまでの近似解を出せる。

一般に手計算で解けるのは、1~4次方程式だけで、それ以外の方程式は特殊な場合を除いて、数値計算しないと解けない。二分法等はおそらくニュートン(1643~1727年)の時代には知られていただろうが、これを手計算で実行するのはたいへんだ。嫌になるような計算を何回も繰り返すことになるからだ。昔は計算屋という職業があったらしいが、そういう人ががんばるのだろう。

今は電子計算機があるので、上のように瞬時に解ける。それを考えると、電子計算機がいかにありがたいかわかる。