『ケアとジェンダーの比較福祉社会学』年内発刊切望中!!『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
ミスマッチ VS ベストマッチ。
知らなかったなあ。
今日まで知らなかったなあ。
これまで、6回ほど訪問しているのに、
知らなかったなあ。
2年前に、テジョンで大学付属病院を訪問しているのに気づかなかったなあ。
ソウル市内の大学付属病院には、病院内の目立つ場所に、葬祭場があるという。
棺も販売しているし、骨壷も売っている。
大病院だけでなく、小規模の病院でもこの<院内葬祭場化>が進行していると。
病院において、死のイメージはタブーであると思っていたが、お隣の国韓国では、決してタブーではない。
病院と死は、連続体なのだ。
韓国でこのような<院内葬祭場化>が進行した背景には、マンション生活者の増大がある。
究極の合理主義と言って良い。
日本でもマンション生活者の増大という同様の傾向は以前からあるのだが、以前として、病院と死は、不連続体であるというのが一般的でかつ強固な価値である。
大きく言えば、<死生観の違い>ということであろう。
日本ではミスマッチなことが、韓国ではベストマッチなのでR。
不思議発見。
否、
不思議発見情報獲得。
中国や台湾では、病院の傍に葬儀社が存在する場合もあるそうな。
<病院と死>に関しては、韓国と日本の間に中国・台湾が存在する。
不思議の国韓国。
ますます韓国研究に力が入るニダ。
セントレア・デビュー!
おっそ!
遅っそ!
オッソ!
というツッコミが、あちらこちらから
ここかしこから
聞こえてきそうだ。
これまでのフライトは、成田ばかりで、
去年初めて、羽田を使った。
8月末のフライトに向けて、今日は下見。
JR中央線高蔵寺駅から金山駅まで25分くらい。
名鉄金山駅から中部国際空港(セントレア)駅まで40分ぐらい。
下見の割には、いい加減で、メモするのを忘れてしまった。
名鉄金山駅から中部国際空港(セントレア)駅まで特急の<ミュー>を使えば、26分または30分で行ける。
ミューの場合350円プラスして指定席に乗る。
ミューを使えば、結局1時間ほどで、飛行機に乗れるという、途轍もなく便利な所に、我々家族は住んでいる。
正確に言えば、高蔵寺駅まで車で13分ほどかかるので、所要時間75分くらいか。
まあ、それでも便利でR.
今頃気がついた。
小生が飛行機大好き人間であれば、セントレアがオープンした○年前から利用していたであろうが、
飛行機大苦手人間なので、今頃、下見をしている始末。
いまだにセントレアは大人気。
夏休みということもあり、飛行機に搭乗しない家族連れやペアがたくさん登場していて、ごった返していた。
セントレアスカイタウンの4階がごった返しエリア。
向って左が、レンガ通り、右がちょうちん横丁。
右側は、お台場の大江戸温泉物語風。
左右でコンセプトが全く異なっていて、そのアンバランスが
面白い。
いつか家族でゆっくり楽しみたいと思う。
夏休みだと言うのに、メンバーそれぞれに目標やら課題やら役割があり、本日の下見は、単独行動。
その後、金山に戻り、栄の丸善へ。
海外出張する時は、必ず、丸善で<日本を象徴するお土産>を購入する。
真面目な顔で、キョトン顔で、支払いをしていたら、一人の男性がえらく接近してくるではないか。
?
良く見たら、
高校同級生のO君ではないか。
監視カメラで私の動きをチェックしていたのか、すごくタイミングよく現れたので、驚いた。
O君は、その店の総括責任者なので、逆に、モチバがなく、ヒマなのかなあ?
ゴマをすって、少しディスカウントしてもらえば良かった・・・。
8月28日 ソウル市。。。
8月28日午後、私はソウル市の高齢者福祉施設長約50名を対象に、「日本の介護保険の現状と課題」について講演をする予定であった。
ソウル市の福祉関係の要職をいくつか担当されている韓国の先生からの依頼であったので、 信じ切っていた。
講演用のパワーポイントファイルも用意し、スタンバイOKであった。
ところが
ところが、
2日前に、その先生から電話があり、28日午後は韓日の介護保険関係の研究者と担当官僚のシンポジウムがあるので、私の講演は開けないと。
ん?
はあ?
その先生からの依頼は、いったいなんだったのであろうか。
まあ、私にとっては最も親しい、仲良しの先生なので、不快感も出さずに、電話で答えた。
また、いつでも、別の機会に講演させてさせてもらえば良いので、大丈夫ですよと答えた。
その先生は、責任感がとても強い方で、同じ日の3時間ほど後に、再度電話があった。
ぽっかり空いた28日について、私がインタビューすべき専門家に話をして、セットしたと。
このスピーディな対応には、驚いた。
午前中に、韓国保険社会研究院の博士、保健福祉家族部の長期療養保険(介護保険)政策課長、
午後に議政府市のホームヘルパー派遣事業所、議政府市高齢福祉課長へのインタビュー
と丸1日分のインタビューをその先生はセットしてくれたのだ。
すこぶる有難い話。
特に午前中の保健福祉家族部の長期療養保険政策課長は、私の講演が<ふっとんだ>28日午後の韓日介護保険関係シンポジウムの韓国側代表のようである。
韓日の大イベントの前に、小生の個人的なインタビューに対応していただけるとは。
寛大な課長様である。
小生は、これだけセットしてくれたのだから、大満足しているのに、私のマブダチ先生は<もう、どうにもとまらない!>。
昨日再度電話があり、9月2日午前に、その先生の授業でゲスト講演をしてほしい、午後は、国民健康保険公団の職員研修(200名)で講演をセットしたとおっしゃる。
確かにパワーポイントの準備までしたので、1回ぐらいは講演したいと思ったが、ダブルヘッダーとは。
国民健康保険公団は、韓国の介護保険における唯一の<保険者>である。
この公団の幹部とは、別の日の夜、食事しながらインタビューすることにはなっているが、第一線で頑張る<介護保険関係プロパー職員>の前で話をすることはありがたい。
実を言えば、ソウルの講演が<吹っ飛んだ>ことを知らされた時は、正直、大ショックであったが(ショボンDDD)、結果的には、かえって多くのチャンスを与えていただいたので
今は、大満足。
マブダチ先生は、短時間に関係各方面に交渉した影響で、今頃さぞかし疲労困憊していることであろう。
ご苦労様でしたと申し上げたい。
地震・雷・火事・監督!
今朝5時過ぎの地震にはビビった。
私は、誰かの陰謀により、天井まで届くタンス2竿のすぐ傍に寝ることになっている。
今の自宅に引っ越して7年数か月になるが、ずっとその危ないゾーンに寝ている。
昨日は、愛知県春日井市でも、短い時間であったが揺れた。
私を襲うタンスを抑えながら、命からがら居間に移動。居間には大型のテレビが一つ、まだチデジカではない。旧式のテレビである。
その前に、うちの監督が、ドッカとご就寝。
何事にも動じない監督さんであるが、地震とゴキブリには滅法弱い。
乙女の頃のような、お声でお叫びになる。
キャ~、コワイ~!
別人かと錯覚する。
そのギャップに、緊急事態であるにも拘わらず、笑いがこみ上げる。
でも笑ったら最後、カラマレル!
ガマン、我慢!
監督さんと並んでお休みしたいのであるが、私の鼾がかなりうるさいようで、目が覚めてしまうらしい。
結婚後、2年目の24歳時に強力なクレームがあり、それ以来、<距離を置いた就寝>が続いている。
終身続きそうだ。
今回の地震で一つ発見があった。あれほど揺れたのに、1回の私の仕事部屋に被害がなかったことである。
天井まで届く6つ(6連?)の本棚が壁際に立っているのだが、地震対策は出来ていない。
本棚が倒れることもなかったし、本やファイルが飛び出すこともなかった。
まあ、たまたま大丈夫だっただけということなので、地震対策は今後しなければならない。
でも対策が難しい、本棚と天井の間は、8センチぐらいなので、読まない本を横にして、隙間を埋めるぐらいの対策しかできない。
ガラスデザイナーとしての川上麻衣子氏。
前期の最終ゼミで、キョトンCゼミだけが受験生のスウェーデン検定をやった。
級段制度は設けていないので、点数をつけるだけである。ベストスリーだけ公表する。
そのスウェーデン検定で、タレントの名前を6つ選択肢として並べ、スウェーデンで子供時代を過ごしたタレントを当てる問題を一つ含めた。
その問いの正解が、<川上麻衣子氏>である。
昨日、賢人を紹介する番組(ソロモン流?船越英二の息子さんが案内人をしている番組)で、<川上麻衣子氏>が登場していた。
10年前から、ガラスデザイナーをしているとは知らなかった。
個展をすでに2回も開いているとは知らなかった。
番組の後半では、スウェーデンでロケを行っている。
ストックホルムから5時間半かけて、カルマルに到着。
カルマルのガラス工房で、職人さんに、和テイストのお皿で長細い形状の作品を作りたいとリクエスト。
自らも関わって、2度目のトライでナイスなお皿をゲット。
ガラス工房は、日本でもスウェーデンでも暑い、熱い。
汗びっしょりになりながら、ガラスに向かう川上氏に感動。
無類のお酒好きで、行きつけのバーが六本木にあるそうな。
番組でも紹介していた。
金八先生から随分時が経っているので、おそらく中年期の入口のはずだ。
女優という仕事以外に、ガラスデザインというもう一つの生き甲斐を見つけ、日本とスウェーデンを往復する人生。
ご両親も建築デザイナーとしてストックホルムで活躍している。日本の公共建築物を手掛けたこともあるそうな。
川上氏は、<とし>の重ね方が、とてもチャーミング。
私がスウェーデン検定に彼女を取り上げた理由も、ここにある。
間違いない!!
【うん】
昨日、弁護士、親族と警視庁富坂庁舎(文京区)に出頭した。
しばらく雲隠れを続けるだろうと思っていたので、
昨日の出頭は驚いた。
現場で逮捕状が示され、発した言葉が、<うん>
普段、うん、うんが口癖の人でも、
これだけ世間を騒がせ、逮捕状が出ている段階で、自ら容疑を認め
出頭したわけであるから、
<はい>と言うべきだし、自然とその言葉が出るものだと思う。
逮捕直後の取り調べに、「覚醒剤が私の部屋にあったことについて詳しくは覚えがありませんが、私の部屋にあったとすればその通り間違いありません」
警視庁側は、???
キョトンXXX!
一風変った表現に対し、警視庁は容疑を認めたとは判断していない。
認否の判断が出来ていないとしている。
当然雲隠れしていた6日間についても聞かれるが、「言いたくない」と語らず。
誰かに匿ってもらっていたであろうから、その人物のことも説明しなければならなくなる。
だから、言いたくない、のだろうけれども。
10歳の長男を預けていた女性は、夫の愛人だという。
妙な人間関係だ。
先月のインタビューの模様をテレビで見た。
酒井容疑者は、座ってインタビューに答えていたが、途中で呂律(ロレツ)が回らなくなっていて驚いた。
さらに驚いたのは、話の流れはよく分からないが、<クラゲが泳ぐまね>をしたことだ。
もちろん、文脈が分かったところで、我々は、一般的に、<クラゲが泳ぐまね>はしない。
まだ、詳細は明らかではないが、今回、一人のトップアイドルとしての偶像が、覚醒剤によって、徐々に破壊されていく様子を見てしまったために、
親戚でも、大ファンでもないのに、失望感を強く感じている。
鬼悲しい!
マンモス、驚き!
のりピーの覚醒剤容疑には、マンモスびっくり!
タレントには様々なキャラクター付けがある。
酒井法子容疑者の場合には、清楚、可憐、清潔、上品、正しさ など。
このイメージが強いので、先日始まった裁判員制度のPR映画でも、
主演している。
中国や韓国でも人気のアジアスケールなタレントだ。
およそ、覚醒剤使用という犯罪からは最も遠いところにある存在が、
酒井氏でR。
すでに3日未明に渋谷で覚醒剤所持で逮捕された夫の高相容疑者と離れて暮らす自宅マンションで、
微量の覚醒剤と吸引器具が見つかっているので、
のりピーが使用していたことは、マンモス確実なのだろう。
旦那も、奥さんののりピーが使用していたと証言している。
たまにしかこのマンションに現れない高相容疑者が、覚醒剤と吸引器具を隠してキープしていたとは考えにくいので、おそらくのりピーのものなのであろう。
動機は何なのだろう?
夫が同居していないことからくる寂しさか?
ストレス解消のためか?
ストレス解消なら、アルコールもあるし、私は嗜まないがタバコもある。
何故覚醒剤なのか?
残された10歳の子供さんへのダメージも大きい。
来月発売予定のCDも当然販売中止。
CMも契約打ち切り。
一時の<覚醒>のために、失ったものはあまりにも<マンモス>
こうなった以上、憔悴しきっている相沢社長に早く連絡し、警察に出頭すること。
いつかは捕まるから。
驚異の視聴率! 47.1%!
日本ではもう、こうしたお化け視聴率は出ない。
SBS放送が26回にわたって放送したドラマ
『燦爛たる遺産』の話。
この漢字もなかなかの感じだ。
燦爛(さんらん)とは、鮮やかで輝かしい状態のことを意味する(そうな)。
日本と違い、韓国では週2回のペースでドラマが放送される。
この燦爛たる遺産は、土日夜10時に放送され、先日最終回を迎えた。
その視聴率が、47.1%。
今年上半期の、キングだという。
どんなタレントが出ているのかと思い、リサーチしてみた。
な
ん
と
大ファンである<ハン・ヒョジュ>が主役!
このドラマは主人公が4人いるので、25%主役と言ったところか。
ハン・ヒョジュがドラマ中で着た衣装は、全て完売するそうだ。
別名、ワンパンニヨ(完売の女)。
この影響力の強さを考えると、25%どころか47.1%主役と言って良い。
2006年の<春のワルツ>と<アドリブナイト>が代表作であるが、それ以後は目ぼしい作品はない。
その意味で、今回の『燦爛たる遺産』は超大当たり!
日本のどこかの民放が毎週1回(金曜10時ぐらいがありがたい)最終回の26話まで連続して放映してほしい!
東方神起の解散危機。。。
最初、台湾の人気グループかと思っていた。
最初、メンバーの3人が親と共同で化粧品の会社を立ち上げたのが原因でプロダクションともめていると思っていたが、
どうもそうではないらしい。
超有名になったこのタイミングで、メンバーとその親が<ぼろ儲け>を企んだかと思いきや、
どうもそうではないらしい。
まあ、情報源は信頼筋ではないし、テレビの芸能ニュースからの情報なので、話半分、真実の100分の1とご理解いただきたい。
デビュー当時は別として、売れっ子になってからの東方神起は、年中無休で仕事をし、1日の睡眠時間は3~4時間。
CDの売上に対する印税は限りなく安い。
契約期間が13年もあり、他のプロダクションに移籍したくても、莫大な違約金を支払う契約になっているという。
東方神起してデビューする前に、プロダクションと契約したのであろう。
その頃は、こんなに売れるとは思っていなったのだろう。だから13年間もセイフティーネットの中で生活できるということで、逆に安心していたのであろう。
超売れっ子になってしまった現在では、このセイフティーネットの契約が、手枷足枷となってしまった。
契約期間の意味は、契約した当事者の置かれた立場(超売れっ子、売れっ子、微妙な売れっ子、売れてないっ子・・・)によって異なるのだが、
タレントにとってもプロダクションにとっても<13年は、長過ぎる>。
と思いながら芸能ニュースを聞いていると、韓国における一般的な契約期間は7年で、歌手だけ例外だという。
14年ではなく13年、何故?
しばらく前、 東方神起の歌の歌詞が<性的に?過激>とされ、CDが本国では発売禁止になった。
同じ歌を日本のテレビでは平気で歌っていたような気がするが・・・。
そのプロダクションによる話題作りの仕掛け方がこのCDのように<過激>なので、
今回の解散騒動も、プロダクションによるただの<過激な仕掛け>だと、多くのファンは思っているに違いない。
我がゼミのO君は、1年前、ゼミ旅行で韓国に行った時、交流をした向こうの大学生に、東方神起というニックネームをつけられたそうな。
そのエピソードを、先日の三育大学との交流会の自己紹介の時に、語ってくれた。
O君は、そのグループの誰に似てたんだろうか?
ちょっと謎でR.
何故、プラットフォーム?
選挙公約のことを、<マニフェスト>と言うに決まっていると
根拠なく勝手にシンドバット
ではなく、勝手に思っていたが、
アメリカではプラットフォームと呼ぶそうな。
でも何故、プラットフォーム?
プラットフォームと言えば、電車に乗る時に、
乗客が列を作る平たい公けのスペースの意味しか思い浮かばない。
発想の貧困と言われれば、それまでだ。
おっしゃる通りと、観念しなければならない。
駅のプラットフォームと同様、全ての有権者(乗客)にかかわる
最大公約数としての選挙公約のベースライン(基本中の基本の方針)という意味であろうか。
キョトンZZZ!である。月末総選挙を控えて数日前に、
全政党のマニフェストが出揃った。
マニフェスト発祥の国イギリスがどうなっているか知らないが、
今回の各党のマニフェストも、アメリカのプラットフォームに私が推測で意味づけした<ベースライン>という発想が必要ではないか?
不揃い過ぎて比較検討することができないのは、極めて困る。
自民党のマニフェストは10年間というスパンで選挙公約しているが、これは、バード由紀夫代表が批判しているように、先のことだけ言い過ぎる。
裏を返せば、4年ではあまり国を変えることができないよというメッセージでもある。
やはり4年間に何ができるか、何をするのかを明記するべきであろう。
一方、民主党は、選挙公約の中身が、財源の裏付けのない<バラマキ>になっていて、宜しくない。これまで、民主党が自民・公明を批判してきたまさに<バラマキ>政策を、
政権交代後、実施しようとしている。
政権交代のためには、<1票>を得なければ実現しないことは重々承知しているが、それにしてもである。
やり過ぎではなかろうか。
一部のお金持ちに26,000円は不要だ。
勝ち組の個人、企業が、国に支払う所得税の税率をもっと上げ、税収を増やす。
勝ち組の個人、企業が、市町村や都道府県に支払う所得税の税率をもっと上げ、税収を増やす。
こうして増やした税収をベースに、負けちゃった組の個人や企業に対するセイフティネット機能を強化する。もちろん彼らの税率は下げなければならない。
要は、これまで主張してきた民主党らしい政策公約をしてほしいと思う。あまりアメの部分ばかり公約すると、国民が虫歯になるのでその点のブレーキをかけるべきだ。
まあ景気がもう少し上向きにならないと、こうした大胆な政策は宣言しにくいか。
今できることは、地方公共団体、国の行政機関の縦割による事務経費の無駄を節約したり、役所の無駄遣いをもっとあぶりだしたり、支出のスリム化をはかることだ。遊軍の公務員をカットすることも。これも財源としては小さいかも知れないが、公約に明記してほしい。
NHKの番組編成にキョトンZZZ!!
小生の愛視番組は、民放<任侠ヘルパー>とNHK<スポットライト>である。
正確に言うと<任侠ヘルパー>と<スポットライト>であったと言わなければならない。
先週金曜日夜10時、いつものようにテレビの前に正座し、<スポットライト>を見ていた。
ちょうど面白くなってきた段階である。
テレビ局GBS社会部記者のソ・ウジンが上司テソクの厳しい指導を受けながら、記者として徐々に成長していく物語。
この日の第7話では、番組のキャスターの第2次選考にウジンが残り、最後の役員面接が終われば本人の希望するキャスターになれるという場面。
以前から取材している高齢女性が危篤であることを役員面接の直前娘からケイタイで知らされる。
社長からの質問もうわの空。
役員面接の途中で抜け出してしまう始末。危篤状態にある高齢女性のもとに駆けつけるがすでに天国へ。その高齢女性は、自分が人生を通して得た収入を全て恵まれない人に寄付するという遺言を残して旅立つ。
ウジンは、テレビニュースが好んで取り上げる殺人、誘拐、汚職などの事件よりも<普通の人の美しい素晴らしい話>を視聴者に届けるのが夢である。
ウジンの記者としての能力を高く買っているテソクは、そんなウジンの決心を見て、初めて、彼女を褒め称え、初めて硬い握手を交わす。
さて、来週第8回は如何にというところで私はとてもワクワクする。
次回がとっても楽しみだ!
最後にテロップが・・・
次回は、来年1月と。
ん?
ナヌ?
はあ!?
クライマックスに向かって毎回進んでいく段階なのに、5か月間、視聴者を放置する
というわけのわからない番組編成。
視聴者虐待も甚だしい。もともと韓国ドラマは土曜日の夜11時に地上波でやっていたわけで、あの枠で、第8話から最終回の16話までやってみたらどうか、編成局長?
視聴者をバカにしてはいけないよ。スポットライトンの第1話終了時点で、7月の第7話でいったん打ち切ることを<正直に告知すべきであったね>
民放でも決してやらない番組編成を今回NHKが初めて(すでに前科があるかな?)やらかした。
視聴者から、お金を巻き上げておきながら、この視聴者を騙すやり方は、ひど過ぎる。
みずほコーポレート銀行本店の12階第3来賓室。
私の口座は三菱東京UFJ銀行普通口座一つだけ。
しかも用事があるのは、ATMだけである。
そんな私が、大手町にある<みずほコーポレート銀行本店>の12階第3来賓室に。
驚いたなあもー。
12階は全て、お客さん用のようだ。
16人ぐらいが座れるテーブルに我々のみ。
私の前には、常任顧問の<藤井威先生>が!
藤井威先生と言えば、『スウェーデン・スペシャルⅠ・Ⅱ・Ⅲ』を出版されている大先生。
長いこと大蔵省(当時)主計局におられたので、マクロ経済に当然お強く、昼食をご一緒させていただいたが、
スウェーデン政治経済のマクロ分析をレクチュアしていただいた。
話がとてもお上手で、こちらは大学院の授業を受けている院生よろしく
相槌を打つのが精一杯。
もっと勉強しなければと反省することしきりであった。
先生は、数年前にお嬢様がフランス人研究者とご結婚されたとの契機に、
フランスの少子化政策にもお詳しくなられた。
中央公論2007年3月号・4月号に続けて「出生率は回復できる<上><下>」を寄稿されておられる。
藤井先生は、1997年から3年間スウェーデン大使とラトビア大使をなさっており、もともとスウェーデンとラトビアには造詣が深くていらっしゃる。
・・・・・
あっという間の2時間が過ぎた。
フルコースの昼食をご馳走になってしまった。
銀行の顧客でもないのに申し訳ないなあと反省。
藤井先生とは全く面識がなかったのだが、今日の昼食会をアレンジしてくれたのは、高校同期のH君。
H君とは、先月名古屋で開かれた第26期旭丘高校の同窓会で再開。
ビールを注ぎ合っているうちに、H君から藤井威先生の話が出たので、<是非先生に会わせてちょうだい>と懇願したのが縁で、
本日の12階での初対面と相成った。あの広い豪華な部屋で、3名で食事するのも貴重な経験である。
またH君にお願いして、第2回の昼食会をお願いしたいと思う。
本日知ったことだが、藤井先生は、3年前から仏教大学社会福祉学部の<特任教授>もなさっている。
この部分では同じ業界人であり、また出版社も<新評論>であるよしみで、これからもご指導願いたいと思う。
あまりに緊張していたため、2ショットの写真をH君にお願いすることも失念してしまった。
やっぱり、この秋ぐらいに、H君に拝み倒して、第2回をセットしていただこうと思う。
三育大学との交流会、そして夏休み突入!
昨日は、18:00から、三育大学校社会福祉学部長鄭鐘和先生ご一行様とキョトンC組有志との交流会を取り行った。
国際交流センター職員さん、AVセンター職員さんのサポートを受けながら、最初の1時間の講演会も成功裡に終わることができた。
その後、生協食堂ホールに移動しての懇親会。
一人一人自己紹介をしてもらう。皆個性的な自己紹介で、盛り上がった。
和気藹藹の懇親会にすることができて企画者としても大満足。
自己紹介終了後は、私のプレゼン内容に関するディスカションタイムも設けることができ、有意義であった。
ぎりぎりまでパーティを続けてしまったので、生協の店長さん(職員さん?)が一人で後片付けすることになり大変だったと思う。
いくらラーゴムな人数だとはいえ、もう一人スタッフーが残っていれば良かったと思う。人件費の節約だろうか。
さて、その勢いで2次会にゲストを誘ったのだが、今日の東京見物のこともあり、ご辞退された。
我々キョトンC組有志+通訳ボランティアさんだけで、空門に行き2次会。
通訳ボランティアさんには遠路はるばる来ていただき、ちょっと申しわけなかったなあ。
今日は、そのゲストの皆さんは2つのグループに分かれ、東京観光。大学院のM君と学部ゼミ生のO君は、その観光に付き合ってもらっている。
ありがたい話だ。
さて、この交流会も終わり、
いよいよ夏休み突入である。
毎年、この時期になると、クロネコちゃんを研究室に招き入れる。
年に一度の恒例行事。
今日は早かった。
15:30頃コールしたら、
10分後に、到着しまーす!の声。
今日は日曜日なので、各研究センターの玄関のカギは絶えず閉めておかなければならない。
外部からのテロを防御するためである。
研究室をノックする音。
クロネコちゃんかと思いきや、<クロネコ君>。
クロネコおばさんでもクロネコおじさんでもなく、毎年<クロネコ君>
クロネコの紙袋(大)3つに、夏休み中に読みたい本、読みたいファイル資料がどっさり入っている。
合計2550円也。
ありがたい話だ。
我が社の坂を下りたところにある、セブンレブンまで、大袋3つ持っていこうと考えただけでぞっとする。
1回で3袋は運べない。
一つ一つがはんぱなく重いので、たぶん手が伸びてしまう。どうせ伸びるなら、先に両足の方を延ばしてもらいたいものだ。
この雑然としたカオスの研究室とも1か月半のお別れ。
Vi ses!!
ソルバッケン!
今から5年ほど前、いや6年ほど前か。
ところは、スウェーデン・リンショピング市の中心部にある<ユースホステル>
スウェーデンは、夏休みに入ると、社会全体の機能が縮小する。この時期に、メールを送っても、<夏休みしてまーす。いついつ復帰するので、またメールしてねー>との返事が多い。
高齢者ケアの現場も高齢者ケア関係の役所も、この時期には視察もインタビューも受け付けない。
万が一、リサーチが可能になったとしても、1年で最も変則的な時期を視察することになる。一般的でない状況を見て、これが高齢者ケアの姿だなどと紹介するのは、滑稽でもある。
ということで、留学中は別として、私は夏休みのハイシーズンのスウェーデンを見たことがない。
で、そのリンショピングユースホステルに宿泊したのは、2月。
お客さんが少ないせいか、シングルユースを予約したのに、ベッドが3つもあった。
確か土曜日。店もほとんど開いていない。寒いから、リンネガータンの先にある、大公園で日向ぼっこすることもできず。
で、やることがないのでテレビをつけてみた。
政治討論番組、ニュース番組、スポーツ番組、料理番組、日曜大工番組、ジェスチュア番組、歌を当てる番組、ビンゴゲームをずーとやる番組、何となく暗い深刻そうなホームドラマ、
スタンドアップコメディアンの番組、子供番組、アニメなどが主たるメニュー。
ワンパターンだなあと、ぼーっと見ていたら、いつもと違うトーンのドラマ。
So.
介護の付いた特別住宅の介護スタッフに焦点を当てた番組のようだ。聴覚障害者用に、スウェーデン語の字幕は出るが、
キョトンC用の日本語の字幕は用意されていなかった。辞書で調べても間に合わない。
その1回だけしか見ていないので、全体のドラマのメッセージは良く分からないのだが(未だに)、どうも、一人一人の要介護高齢者の介護をめぐって、合理主義派介護スタッフグループと人情派介護スタッフグループがせめぎあうような構図のドラマであるように理解した(たぶん錯覚で、激しい思いこみだが)。
任侠ヘルパーのような、マフィアがスウェーデンの高齢者ケアの現場に侵食する話ではないが、何となく、日本人にも受けそうなドラマに感じた。
私は、何だか、いけそうな気がした!
帰国してから、知り合いのスウェーデン人に、このドラマの話をしたら、録画して日本に送ってやるよとの気前の良い返事。人のために<すぐ行動できる>人間は、出世する(たぶん)!
その介護ドラマを送ってくれた人物は、今、日本のIKEA(某店)の幹部になっている。
人のために<すぐ行動できる>人間は、日本でもスウェーデンでも少ない。
今その介護ドラマのテープが2本手元にある。
任侠ヘルパーのテレビ局、番組提供会社にこのテープを持っていこうか。
問題は、全部スウェーデン語。
売り込むのも難しい。
相棒は、IKEAで頑張っているし。
何とか内容を噛み砕いてPRし、この介護ドラマを日本で放映できるようにしたい。
ケア先進国と言われているスウェーデンにおいても、こうした<ジレンマ>の只中になることを理解することは重要だと思う。
この介護ドラマのタイトルが<ソルバッケン>
地名から来ているようだ。
この<ソルバッケン>のプロデューサー女史は、このドラマで一躍脚光を浴びた。今はどんなドラマをプロデュースしているのだろうか?
次ページ » |