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8月28日 ソウル市。。。

8月28日午後、私はソウル市の高齢者福祉施設長約50名を対象に、「日本の介護保険の現状と課題」について講演をする予定であった。

ソウル市の福祉関係の要職をいくつか担当されている韓国の先生からの依頼であったので、 信じ切っていた。

講演用のパワーポイントファイルも用意し、スタンバイOKであった。

ところが

ところが、

2日前に、その先生から電話があり、28日午後は韓日の介護保険関係の研究者と担当官僚のシンポジウムがあるので、私の講演は開けないと。

ん?

はあ?

その先生からの依頼は、いったいなんだったのであろうか。

まあ、私にとっては最も親しい、仲良しの先生なので、不快感も出さずに、電話で答えた。

また、いつでも、別の機会に講演させてさせてもらえば良いので、大丈夫ですよと答えた。

その先生は、責任感がとても強い方で、同じ日の3時間ほど後に、再度電話があった。

ぽっかり空いた28日について、私がインタビューすべき専門家に話をして、セットしたと。

このスピーディな対応には、驚いた。

午前中に、韓国保険社会研究院の博士、保健福祉家族部の長期療養保険(介護保険)政策課長、

午後に議政府市のホームヘルパー派遣事業所、議政府市高齢福祉課長へのインタビュー

と丸1日分のインタビューをその先生はセットしてくれたのだ。

すこぶる有難い話。

特に午前中の保健福祉家族部の長期療養保険政策課長は、私の講演が<ふっとんだ>28日午後の韓日介護保険関係シンポジウムの韓国側代表のようである。

韓日の大イベントの前に、小生の個人的なインタビューに対応していただけるとは。

寛大な課長様である。

小生は、これだけセットしてくれたのだから、大満足しているのに、私のマブダチ先生は<もう、どうにもとまらない!>。

昨日再度電話があり、9月2日午前に、その先生の授業でゲスト講演をしてほしい、午後は、国民健康保険公団の職員研修(200名)で講演をセットしたとおっしゃる。

確かにパワーポイントの準備までしたので、1回ぐらいは講演したいと思ったが、ダブルヘッダーとは。

国民健康保険公団は、韓国の介護保険における唯一の<保険者>である。

この公団の幹部とは、別の日の夜、食事しながらインタビューすることにはなっているが、第一線で頑張る<介護保険関係プロパー職員>の前で話をすることはありがたい。

実を言えば、ソウルの講演が<吹っ飛んだ>ことを知らされた時は、正直、大ショックであったが(ショボンDDD)、結果的には、かえって多くのチャンスを与えていただいたので

今は、大満足。

マブダチ先生は、短時間に関係各方面に交渉した影響で、今頃さぞかし疲労困憊していることであろう。

ご苦労様でしたと申し上げたい。

 

 

 

 

 

 

 

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