川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

横浜の市P連の新任役員研修で「あたりまえのことがあたりまえのように」語られた件

2014-06-10 01:09:58 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
さてさて、しばらく前に話題になっていたのだけれど、横浜の市P連の新任役員研修で、PTAって任意なんですよ、そこんとこ理解して運営しようね!ってきわめてまっとうなことが周知され、その時のスライドがアップされるというかなり画期的な「事件」がありました。

公共性の高い団体の公共性の高い研修会資料であり、なおかつ、ウェブサイトにアップされているものなので、出典を明記した上で、スライドをJpegにしたものをはり付けておきます。

この件、自分が説明するように頼まれたとしても、だいたいこんなかんじに説明しただろうなあという既視感すらおぼえるスライドです。あ、自分ならこうは言わないかも的なところが多少あるとしても。

Yokohamapta
Yokohamapta2
Yokohamapta3

なお、リンクはこちら。この中のスライドリストの中からみつけてください。
http://www.pta-yokohama.gr.jp/archives/1693

ぼくはこの横浜市P連のサイトをみて、法律相談のコーナーがあるのを、本題ではないけれど、興味深く拝見しました。
市P連に入っているPTAの会員なら弁護士さんへの相談を利用できるらしいんだけれど、ここにPTAでの諸問題を持っていく人がいるといいかも。
少なくともPTAとは? というところから説明する必要はない、わりと分かっている弁護士さんが来るのだろうから。
などと思いました。

追記
わりと最近、乞われてPTAについて語る場に出向いて、入退会の自由についての話をしていたところ、教育行政にかかわる立場の方から「それは当たり前のことだから言わないんですよ」という指摘を受けた。

横浜の市P連のこのスライド、画期的!とか言われるけれど(ぼくもそう思うけれど)、個々のPTAの役員になるような人たちにこういうことを言わなければならないほど、実は「あたりまえ」があたりまえじゃないのだ。

「当たり前だから」というのは、これまで行政側の見解として何度も聞いてきたので(逆に、当たり前じゃない、とする見解に一度も会ったことがない)スルーしてしまったけれど、なんかじわじわ効いてくる。