川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

天津の動物園

2008-08-21 07:39:30 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
R0018467天津にも動物園があって、それがたまたまスタジアムに近くでもあり、これはちょろりと見て来なきゃと思って行って参りました。
するとね、看板動物はパンダだったりするのだけれど……
それと同時に、こんな大物が芝生の上をのっしのっしと歩いているのが、素敵です。

R0018468とても立派でしょう?
飼料とかどうしてるんだろうってくらい巨大なんですが、とにかくこの動物園のメインはこいつら。だって正門から入って15分歩いても、一匹たりとも「現世の動物」に出会えなくて……。
そんな中、やっとめぐりあったのは、おサルさんたち。
R0018478ここはすごいですよー。
エンリッチメントの「エ」の字もないですよ。
これが北京なんぞになると、それなりに飼育環境の工夫がされているんですけど、ちょっとだけ(ほんの100キロ)離れただけでこういう事態です。
きっと「これから」なんでしょうね。
中国にも「エンリッチメント大賞」みたいなものがあるいといいのにね……。
R0018483ちなみに、熊さんは、こんなかんじ。
面積が結構あるのが救いで、常同行動するにしてもワンストロークが長そう。
来園者が自由に給餌していいことになっていて、そのあたたりの飼育管理の考え方もかなり違っていそうですね。
さらに! これ。
R0018493一日に三回、かなりサーカス的なショーがあるんです。小熊が出てきてそれこそ「ガープの世界」みたいに芸をしたり、ポニーの上になにか大型猫科動物(遠巻きで分からなかった)を乗せて歩かせたり、おまけにモギリが年端の行かない少年、という年の入りよう。



天津より「北京」オリンピックリポート

2008-08-20 17:15:40 | 自分の書いたもの
Number_080903_magきょうから書店に並んでいるNumber臨時増刊号に「現地リポート」をかきました。サッカーではなく、オリンピック全体の話を、ちょっと遠巻きに天津より、というかんじの原稿。
旅先だと、推敲する時間にもかぎりがあって、ちょっと雑なんだけれど、その分、イキはいいかもしれません。




続・数学ガール

2008-08-20 09:41:37 | ひとが書いたもの
数学ガール/フェルマーの最終定理数学ガール/フェルマーの最終定理
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2008-07-30
もはや旧聞なのでしょうが……「数学ガール」の続編が出ています。中国から帰国後に知ってさっそくゲット。
フェルマーの大定理がテーマみたいですが、当然というか、なんというか、ゼータのこともでてきますね。「ゼータ変奏曲」って、実はぼくも違った意味合いで使おうと思っていたのです。ちょっとかぶりますがご容赦を>結城さん。
今、たてこんでいる仕事をちゃっちゃっとやっつけたら、愉しみに読ませていただきます。


天津のおもいで

2008-08-20 07:41:08 | ひとが書いたもの
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やたら空気の汚い町で、たぶんスモッグの濃度は北京よりも上。
太陽はいつも弱々しい輪郭。
大々的な開発があちこちで進んでいて、がれきの山のブロックもたくさん。路地を入れば貧しいエリアも。
おまけに、あちこちから異臭も漂う……。
R0018647でも、歴史に裏打ちされたおもむきがあるのも事実で、特に、租界があったころの回想記などを読みながら歩いていると本当に感慨深いのです。
遊覧船に乗ってみたら、町を歩いているのとはまったく違うフレイバーに見えてきますね。
疑問なのは、天津駅と、町の中心部はこの川を挟んで分断されてるんです。
なんだか不思議な構造。昔からこうだったのかなあ。
ちなみに、川には……
R0018644川こういう生き物が住んでいたりもします。
遊覧船によく巻き込まれないなあと感心。


中国食事シリーズのおまけ(瀋陽にて最後の晩餐)

2008-08-17 23:32:36 | 日々のわざ
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食事につき合ってくださったのは、主として「ちょんまげーず」のみなさん。
12人の大人数で食べると、いろんな種類が食べられてハッピー。一人じゃ、焼き餃子一皿でアウトだものなあ。
ほんと中華料理は大人数で、というのが鉄則ですわ。
あ、これは三戦連敗後の、腹いせディナーでした。

身近な世界大会としてのオリンピック

2008-08-16 12:42:44 | サッカーとか、スポーツ一般
R0018732なでしこが準決勝へ。試合をみて、感動。ファイトしてる。しかし、テレビ中継っていいなあ。ディテールがよく分かる(笑)。
それはそれとして、今回のオリンピックでの最大の発見は、前にも書いたけれど、オリンピックは実は「身近なスポーツ大会」なのだということ。
カヤックスラロームの竹下選手が4位入賞!

おめでとうございます!
実は、竹下選手のお父さんには、御嶽で時々カヤックを教えてもらっている。
で、竹下選手は小学二年生の時に、お父さんに教えられてカヤックを始めた。
ということは、ぼくの姉弟子ってことじゃないですか!
というわけで、同門からカヤック入賞者が出ました。
あらためて、おめでとうございます。竹下姉。
応援Tシャツを売ってつくったパドリングジャケット、着ててくれましたか。(まあ、ぼくは買っただけなんですが)

冬のオリンピックでは、カーリングの目黒・寺田南富良野コンビが姉弟子だし(目黒父にほんの一日だけ入門したことがあるだけだけど)、本当に身近なところにワールドクラスのアスリートがいるものだなあと思う。

これまで感じていたよりもはるかに身近に五輪を感じる次第です。

J-Novelにてアリメト4回目

2008-08-15 11:00:43 | 自分の書いたもの
月刊 J-novel 2008年 09月号 [雑誌]月刊 J-novel 2008年 09月号 [雑誌]
価格:¥ 550(税込)
発売日:2008-08-16
あしたの発売だそうです。見本が届きました。
今回はアランが、空良をバイオリンの師匠のところに連れて行きます。
ここで、調和級数の話に……。
さらには、複素平面の導入。
これでだいたい、物語の道具は揃いましたよ。
あとは、どんどんアドベンチャーしてもらいます。


オリンピックのこと

2008-08-15 10:09:50 | サッカーとか、スポーツ一般
R0018743帰った来ました。
体が泥のように重いです。眠たいです。
きのう帰りの飛行機が、雷雨のため3時間くらい飛ばなくて(飛行機の中に入ってから延々と待機)、家にたどり着いたのは深夜。とにもかくにも、オリンピックの現地観戦はおしまい。
サッカーのことはおいおい書くとして、オリンピックってものについてのコメント。考えて見ると、期せずして、はじめてのオリンピックを現地で体験したわで……。

R0018701ほんと、現地に行くまで想像もしていなかったのだけれど、オリンピックって、選手と観客が「近い」んです。
あちこちでいろんな国のいろいろな競技の代表がいろいろなことをやっていて、たとえば、町中や移動中に選手と日常的に出会うんですね。チュニジアの柔道チーム、ドイツの水泳チーム、ニュージーランドのホッケーチーム。
あとIOCの人たち。
なかにはバリバリのマイナースポーツもあるし、話しかけるとそれこそ隣の兄ちゃん姉ちゃんみたいなかんじで答えてくれるし。なんかいい雰囲気。
これだけの規模のスポーツ大会なのに、いや、これだけの規模だからこそ、こういうことになるんだなあ、とおもしろいですね。
これがワールドカップだったりすると、選手たちは完全ガードだけれど。
オリンピックの醍醐味のひとつだと思いましたね。
ちなみに、写真は街頭観戦する瀋陽の人々。
テレビに映っているのはバスケットボールの中国戦。


中国お食事シリーズ最終回

2008-08-13 15:57:19 | インポート
R0018704標準的な北京ダックを瀋陽にきてやっと食べました。
満腹。
ハーフでも結構なサイズ。
店の人、日本人がめずらしいらしく、リーベンリーベンゆうてはりましたが、ようわかりませんでした。

R0018668美食に対して粗食。
これは天津から瀋陽への電車の中でカートのおじさんが売っていた車内食10元なり。
悪くないですよ。「薄硬豆腐」とか野菜とかが一杯で肉は時々痕跡程度に混じっていて、ご飯にぶっかけて食す、と。
とても素敵な油が使ってあって、朝7時すぎに朝食として食べたらそのまま到着の午後3時くらいまで、まったく空腹を感じなかったのです(胃がもたれた、ともいう)。

瀋陽、到着

2008-08-12 23:09:55 | 日々のわざ
R0018678懸案の8時間の電車移動は無事に終了。
瀋陽にいます。
乗った電車は「特快」というカテゴリーで、それこそ京浜急行の特快くらいの速度でたらたらと大陸を走ってくれるわけですよ。なにしろ武漢からハルピンまで延々と走る長距離列車。
ぼくを瀋陽北駅でおろして、さらに東北へと走って行きましたとさ。

R0018671ちなみに軟座の社内はこんなかんじ。
もう完全に英語の通じない世界なのだけれど、筆談したりしつつ、車内は結構なごやかで楽しかったっす。


歌って踊るタイ料理

2008-08-11 22:14:48 | 日々のわざ
R0018662R0018663お食事シリーズ。
あいかわらずこっちあらこのブログ見えないんですよ。ホテルからだけじゃなくて、スタバの無線LAN(天津にスタバは少なくとも2カ所はあるのです。たぶんもっと)からみてもダメ。たぶんフィルターされてるんでしょうね。大したもんだぜ、リヴァイアさん。
で、食事。タイ料理の店があったので、定番とチャレンジを。


左の方はただのグリーンカレー。具にポークを頼んだら、入っていたのは細切れ系の薄切りのやつ。なんか感じがでないっす。
チャレンジは右の方。完熟ドリアンとチキンのスープ。これタイ料理なのかなあ?
くどいまでのドリアン臭さと、あっさりした鶏肉が絶妙のハーモニー。
な、わけないでしょ。
よくわかんないながら、うまかったです。

で、ここ、歌って踊るレストランだったのです。
コンガとギターで、従業員が歌い、踊る。
値段も結構なもので、今回の天津で一番高かったなあ。
食べ終わって外にでたら、こんなかんじ。
R0018664ガイシャがたくさん並んでいて、たぶん富裕層が使うところなんですね、きっと。
フィリピンから出稼ぎに来ている小姐が唯一英語をはなせて、助かりました。


さて明日瀋陽へ

2008-08-11 21:48:14 | サッカーとか、スポーツ一般
R0018655天津にて2試合を観戦して、どよーんと疲れてしまっている訳ですが、1日かけてなんとか復活。
あした、瀋陽に入ります。電車で8時間ほど。座れるかどうかはらはらなんですがね。
なにはともあれ、観戦モチベーションのもって行き方としては、相手がオランダだってとこにつきますね

ワールドユースの時にあたって、その時はいいようにやられちゃったでしょう。
あの時はクィンシーがいて(今、ガーナ代表になっちゃったんで、今のオランダU23にはいないんだけど、もう歯が立たなかったでしょう。
でも、これまでみたところ、オランダはワールドユースの時のようなスケール感がない。日本との差も詰まっている。それをきちんと証明して、大会を終えてもらいましょうぜ。

谷底の世代なんてことはないですよ。今の日本U23。

これまでのところのお気に入りプレイヤーは細貝萌。中盤の底でアンカーなりながらピルロみたいな「軸」をつくるプレイをする。前線に顔出してもカウンターくらったら、あれれって間に戻ってる。
きっとフル代表としてもブレイクすると思うなあ、と勝手に思っております。

美食とは言えませんが、やっとまともなものを

2008-08-11 12:54:42 | 日々のわざ
R0018617やたら時間がなくて、深夜に帰ってくると24時間影響のマックでビッグマックなど食べていた最悪の事態からは脱却。写真は100年続いている老舗、クーブリの肉まん。
まずまずうまいです

そしてこちらは普通の家庭料理やさんでたべたよくわからない食べ物。
いためものは卵がベースなんだけど、そこに貝とか、得体の知れないものがたくさん入っている。まわりの「包みものは北京ダックなんかのではなくて、豆腐。薄い堅豆腐ってかんじ。変な食べ物。けっこういけますが。
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