(C)川端裕人・集英社/NHK・NEP・NAS
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いよいよ、「銀河へキックオフ」のオンエアが本格的に始まり、ここから先、毎週楽しみな川端です。
さて、アニメはアニメとして楽しむとして、鑑賞上ちょっと彩り(?)を添えるかもしれないトリビアをいくつか。
ネタバレはないです。あくまで、原作レベルでのことですが、興味のある方はどうぞ。
●原作について
●エリカと玲華
●桃山プレデターの名前の由来1
●桃山プレデターの名前の由来2
この4点。
●原作について
「銀河のワールドカップ」と前日譚「風のダンデライオン」がワンセットで、「銀河へキックオフ」の原作です。ともに集英社文庫に入っています。原作の主人公は、「ダンデライオン」では明確にエリカですが、「銀河のワールドカップ」はアニメよりコーチよりというだけで、とりたてて誰が主人公という意識はありません(著者として)。しいていえば、サッカーという競技、舞台、ドラマが起きる「入れ物」そのものが、主人公です。
●エリカと玲華
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、ErikaとReikaは、RとEをひっくり返せば入れ替わります。名前を決める時に、意識的にこういうふうにしました。なにしろ、どこかで裏表な二人、ですから。これ、アニメスタッフにも話してなかったかもしれない……。
なお、小説ですと、「エリカ」(カタカナ表記)と「玲華」(漢字表記)で、識別に苦労することはないのですが、アニメではちょっと聞きづらいかもしれませんね。そこは声優さんにがんばってください!とお願い申し上げます。
●桃山プレデターの名前の由来1
「銀河のワールドカップ」の執筆していた当時、時々、選手と一緒にフットサルをしてもらったり、なにかと縁のあったチーム「プレデターFC」から名前を頂きました。「銀河」なので、「銀河系エイリアン対プレデター」というのもいいかな、という気分も少しあったかもしれません。
なお、プレデターFCは当時府中をホームグラウンドにしていましたが、Fリーグ発足とともにバルドラール浦安に生まれ変わりました。今も、ぼくはバルドラール浦安を応援しています。ファンタジスタ岩本さんは、ぼくの息子のフットサルの師匠です。
さらにいうと、プレデターのレディース、ラス・ボニータスは、Going Under Ground の"STAND BY ME"のPVに出演しています。プレデター・レディースにエリカ・玲華を重ねるというのも、ちょっとうるうるする見方です。
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YouTube: STAND BY ME/GOING UNDER GROUND
●桃山プレデターの名前の由来2
プレデターの由来が判ったところで、次は「桃山」。
これは東京都23区内にある仮想の地名なんですが、どのあたりかは、個人的には決まっています。
桃山町、桜川町といったあたりを舞台にした小説をいくつか書きました(これからもたぶん、1つ2つは書くかもしれません)。ちなみに、椿森は常にライバル(笑)。
なお、竜持君は、中学生になってから、「算数宇宙の冒険」という作品にちょろりと登場しています。また「川の名前」は、一番、桃山・桜川が、どのあたりなのか推測しやすい情報が織り込まれている作品です。
算数宇宙の冒険 (実業之日本社文庫) 価格:¥ 720(税込) 発売日:2012-02-03 |
川の名前 (ハヤカワ文庫JA) 価格:¥ 840(税込) 発売日:2006-07 |
PVは、アトランタ五輪の内山選手が出てるのですよね。まさにリアルなでしこ(当時、なでしことは呼ばれていなかったにせよ)
桃山プレデターを知ってから、今まで気にとめていなかった、小学生の子たちが公園でサッカーをしている姿を足を止めて心で応援してしまったりしてしまいます。単純ですね(笑)
エリカと玲華の名前については新事実でした!
気がつかなかったです!
なるほど・・・・これからまたアニメを見る見方がまた楽しくなりそうです!
にもかかわらず、プレデターが最終形態になるのは、年間の予定の半分以上後です。
引用ルールについては、わりと確立した考え方があるようなので、ご存じなければ検索かけてみてください。
基本的にはオーケイということです。「ルール」の範囲内なら、許諾も不要です。
よろしくお願いいたします。