川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

世代についてのまなざし

2007-03-01 16:45:33 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
BESTYOBESTYO
価格:¥ 3,150(税込)
発売日:2006-11-29
一青窈の面白いところは、最初のころから世代についてのまなざしがある、ということだ。
恋愛についてうたうことよりも、母子関係や父子関係や、イエや、血族についてうたうことの方が多いのではないか。
ハナミズキですら、世代をうたったものとして、聞けなくはない。
個として寂しさをうたいつつも、時間の流れの中に位置づけられている感覚。
気に入りました。



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6 コメント

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poohさん、そうですね。 (カワバタヒロト)
2007-03-05 04:43:10
大家、なんてまさにそれが色濃く出ている。
面白いのは、そういう伝統的な部分と、核家族的な今風の家族関係が、混在していて、ぼくらにとってリアリティのあるものでもあるってことですね。
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はじめてお邪魔します。 (pooh)
2007-03-04 23:09:37
彼女の歌にある「世代感」って、彼女のルーツの片方である中国の文化につながりがあるものだと思うのですが、如何でしょうね。自分を世代の連なりのなかに位置づける考え方、と云うか。
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あー、なんだか、眉さんのコメントを否定するよう... (カワバタヒロト)
2007-03-04 08:34:14
で、shinoさん、自分で考えているんですね。たぶん。

こういうことをうたってもいいんだ、他人と共有するべきテーマたりえるんだ、ということをちゃんと発見するというのは、実は偉大なことです。
彼女はそれをやってます。
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こんばんは。 (shino)
2007-03-04 00:06:48
ものすごくお久しぶりです。
最近PC開いたら同時に寝てるという日々で・・・朝アセって消して・・・・
一青窈さん・・・
いいですね~
地に足をつけて、自分の頭で考えてやっている感じがします。
家庭環境なんて、誰だって「複雑」だと思う。多かれ少なかれ。それを、何処にどのように持っていくかは本人の気持ちしだいなんじゃないかなと思う。
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はーい、ありがとうございます。 (カワバタヒロト)
2007-03-03 14:18:15
家庭環境が複雑だったシンガーは多いと思うけれど、それが、ああいうふうに作品に結実するのは、また別の話。
そこが、すごいとこだと思いますのです。
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一青窈さん、以前テレビで取り上げられていたとき... ()
2007-03-02 08:59:48
一度聞いたら忘れない声質大好きです。BESTYOは、買おうかどうしようか迷っていましたが、買ってみようかな。

PSいま、「星と半月の海」読書中です。
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