川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

動物園革命

2010-12-25 15:05:10 | ひとが書いたもの
動物園革命動物園革命
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2010-12-23
岩波から「動物園革命」という本が出た。
著者は、若生謙二さん。

石田さんの「日本の動物園」でもしきりと引用されていた、展示設計レベルでの第一人者で、ランドスケープ・アーキテクトとか、ランドスケープ・デザイナー(といっていいのかな)的な立場で、動物園と関わりつづけている人。
今手にしたばかりで、ぱらぱらと流し読みした程度なのだけれど、これもまた、読まねばならない必読の本が増えたなという印象。

「動物園にできること」への言及もあり、あの本が、批判的に乗り越えられることは、実に喜ばしいことだと思う。


それにしても、今年は、動物園本の当たり年だなあ。

「日本動物園」だけでも、画期的だと思っていたのに、年の瀬になって、あらたな重量級読み物が投下されるとは思ってもなかった。

日本の動物園日本の動物園
価格:¥ 3,780(税込)
発売日:2010-07-10
動物園にできること (文春文庫)動物園にできること (文春文庫)
価格:¥ 690(税込)
発売日:2006-03-10


ディア・ドクター

2010-12-25 00:11:01 | 日々のわざ
ディア・ドクター [DVD]ディア・ドクター [DVD]
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2010-01-08
例によって娘と。
しかし、娘にはむずかしかったみたい。
一方、ぼくにはすごく面白かったんだけど。

鶴瓶が演じるニセドクターは、どのように「彼女」を満足のいく死に導くつもりだったのか。緩和ケアとかやって、苦痛を最小限にして……とか考えて勉強していたのか。

井川遥のお医者さんも、キリッとして、しかし、上記の疑問をやはり抱いて、揺れている。

でも、ラストシーンはきっと、賛否別れるね。

ぼくは割と好きだったけど。八千草薫のフクザツだけどうれしそうにもみえる顔が。

さ、次は娘の要求通り、蒼井優でいくか。