体感寿命というのが、あるとして、それを伸ばすためのには、時々、環境を変えればよい。
去年の7月から今年の1月までニュージーランドに住んだ。
半年だけど、それの長く感じたこと!
毎日新しい発見があって、適応しなければならないことも多く、また、出会う人も多く……。
まあ、子どもたちが一緒で、自分を含めた3人分の生活を背負っていたということもある。
とはいえ、本当に長く感じたのだ。その半年間を。
そして、帰国してからの日々は、ひたすら速い。
光陰矢のごとしところではなく、光速で走っているような気すらしてくる。
そんな中、集英社文庫WEBでの、ニュージーランド連載「ニッポンをお休み!」がまだ続いていのは皮肉というか。それも、25回で終わる予定なので、あと数回を残すのみ。
かつて、子どものころ、夏休みがすごく長かった。
捕鯨船に乗って半年、南極海にいた時も、すごく長く感じた。
奨学金をもらってニューヨークにいた1年間(正確には10ヵ月とちょっとか)も、とても長かった。
結局、「子ども時代の夏休み」みたいな状況を、長じてから作り出すには、今いる場所から非日常に飛び出して、旅行ではなく、ちょっとばかり「住む」必要があるんじゃないか。
長く住み続けると、そこも日常になる。
日々の発見、日々の適応が必要な水準で半年とか、せいぜい1年とか。
そういう、プチ移住を時々すれば、限られたこのジンセイの中で、体感寿命なるものは、確実に長くなるかもよ。
ふとそう思った。
ニュージーランドから帰ってきて5ヵ月がすぎようとしているある午後のこと。
去年の7月から今年の1月までニュージーランドに住んだ。
半年だけど、それの長く感じたこと!
毎日新しい発見があって、適応しなければならないことも多く、また、出会う人も多く……。
まあ、子どもたちが一緒で、自分を含めた3人分の生活を背負っていたということもある。
とはいえ、本当に長く感じたのだ。その半年間を。
そして、帰国してからの日々は、ひたすら速い。
光陰矢のごとしところではなく、光速で走っているような気すらしてくる。
そんな中、集英社文庫WEBでの、ニュージーランド連載「ニッポンをお休み!」がまだ続いていのは皮肉というか。それも、25回で終わる予定なので、あと数回を残すのみ。
かつて、子どものころ、夏休みがすごく長かった。
捕鯨船に乗って半年、南極海にいた時も、すごく長く感じた。
奨学金をもらってニューヨークにいた1年間(正確には10ヵ月とちょっとか)も、とても長かった。
結局、「子ども時代の夏休み」みたいな状況を、長じてから作り出すには、今いる場所から非日常に飛び出して、旅行ではなく、ちょっとばかり「住む」必要があるんじゃないか。
長く住み続けると、そこも日常になる。
日々の発見、日々の適応が必要な水準で半年とか、せいぜい1年とか。
そういう、プチ移住を時々すれば、限られたこのジンセイの中で、体感寿命なるものは、確実に長くなるかもよ。
ふとそう思った。
ニュージーランドから帰ってきて5ヵ月がすぎようとしているある午後のこと。