flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

興津宿

2007-03-21 23:45:50 | 街道・宿場町
(東海道十七番目 静岡市清水区)
 由比江尻の間、身延道(塩の道)との分岐点でもあった、おきつ。
古代、「息津」と書かれたこの地には、古東海道の宿駅が設けられ、後の東海道へと発展していった。
 往時は三十四軒の旅籠と、東西二ヶ所ずつの本陣、脇本陣があったという。今は東西の本陣跡、一里塚跡の碑が立つだけで、面影はない。平安時代に勧請された漁師の守護神宗像神社と、奈良時代開山の清見寺等の神社寺院が往時を偲ばせる。
 昭和44年(1961)に清水市に合併し、更に平成15年、静岡市と合併し静岡市清水区興津町となり、今に至っている。
     

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