flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

徳定

2007-03-15 00:00:32 | 街道・宿場町

(鳳来寺道 新城市徳定)
  山村と片山村の間にある集落。
集落の中程、墓地のある神ノ前の丘陵には、弥生時代の人々の営みの跡がある。
また、その形から、亀ノ甲と呼ばれる丘陵と、神ノ前の丘陵には7世紀の古墳が存在した。
古代には鳳来寺へ通じる道が通じ、中世には菅沼氏によって支配され、城屋敷が構えられた。そして江戸時代には、新城藩の領地となった。

(1990年11月8日字矢ノ入付近)
 
  平成2年に圃場整備が行われ、地形が変わってしまったが、雁峯の山懐に抱かれた集落の面持ちは今もまだ残されている。
     

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