(北海道夕張市日吉 2014年11月27日)
昭和20年代に築造された豪雪地帯の戸建て建築である。付近には炭鉱住宅が密集し、住民の理容室として営業していたが、昭和57年(1982)の北炭夕張新炭鉱閉山後は住民が減少し、閉業に至った。以後は住民有志により維持管理されている。


















(静岡県下田市三丁目 市指定歴史的建造物 2015年4月27日)


大正4年(1915)下田船渠社長で下田町長であった澤村久右衛門の邸宅として築造された、伊豆石塀に囲まれた海鼠壁の住宅である。平成20年(2008)市に寄贈された。



(北海道小樽市色内 小樽市指定歴史的建造物 2014年5月6日)
昭和11年(1936)に築造された、木造タイル張2階建の銀行建築である。合併により間もなく十二銀行となり、昭和18年(1943)からは戦時統合により北陸銀行となった。昭和38年(1963)支店は市内入船に移転し、以後は企業の社屋となっている。
(広島県福山市丸之内 国登録有形文化財 2013年7月25日)
昭和10年(1935)福山城二の丸米蔵跡に築造された、海産物商実業家安部和助(あんべわすけ)の別荘である。敷地面積は7,400㎡であり、和館、洋館、茶室、池泉回遊式庭園を配する。戦後、福山通運創業者所有を経て、福山市に寄贈された。その後は結婚式場、迎賓館、会議室、市史編纂室等に利用されている。
(旧所在地:千葉県山武郡九十九里町作田 国指定重要文化財 2013年7月3日)
九十九里浜に面する佐久田村の名主で網元でもあった作田家の住宅である。江戸時代中期に築造され、主屋と土間が別棟であり、建築面積は253㎡である。昭和44年(1969)日本民家園に移築復原された。


(旧所在地:鹿児島県大島郡和泊町 2013年7月3日)
茅葺きの屋根の内側が倉となっており、穀物を保存する。奄美型の高倉は、琉球型より屋根の勾配が急な違いがある。昭和44年(1969)日本民家園に移築復原された。
(旧所在地:山形県鶴岡市松沢 県指定重要文化財 2013年7月3日)
江戸時代後期に築造された「ハッポウ」と呼ばれる高窓を持つ建築面積152㎡の住宅である。内部は板敷き三層となっており、高窓が採光と換気、豪雪時には出入り口となる。昭和45年(1970)日本民家園に移築復原された。







