flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

湯島聖堂

2011-10-31 00:00:00 | いにしえびとの睡

(東京都文京区湯島 国指定史跡)
 元禄三年(1690)林羅山が上野忍が岡(現上野恩賜公園)の私邸内に建てた忍岡聖堂「先聖殿」に代わる孔子廟を造営し、徳川綱吉がこれを「大成殿」と改称して額の字を書いたのが始まりである。その後度々の火災によって焼失し荒廃したが、寛政異学の禁により聖堂の役目が見直され、寛政九年(1797)林家の私塾が、林家の手を離れて幕府官立の昌平坂学問所となる。寛政十一年(1799)には長年荒廃していた湯島聖堂の修復が行われた。大正12年(1923)の関東大震災で入徳門と水屋以外の建物が焼失したが、昭和10年(1935)RC造で再建された。また、昭和61年から平成5年にかけて保存修理が行われた。
   

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上醍醐

2011-10-30 00:00:12 | ほとけのいおり

(真言宗醍醐山醍醐寺 京都市伏見区醍醐山 世界文化遺産 国宝 国指定重要文化財)
 下醍醐から醍醐山を登っていくと、標高450mの上醍醐に辿り着く。
   
(国宝 清瀧宮拝殿 永享六年(1434)と本殿)
 清瀧宮(せいりゅうぐう)は空海が唐・長安の青龍寺から勧請した密教の守護神を祀った醍醐寺の鎮守社とされる。
 (醍醐寺発祥地 醍醐水) (経堂跡 昭和14年焼失) (国宝薬師堂 保安二年(1121))(薬師堂から炭山集落を望む)      (五大堂)     (重文 如意輪堂 慶長十一年) (白山大権現)(重文 開山堂 慶長十一年) 

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柳井

2011-10-29 00:00:04 | 漂い紀行

(山口県柳井市)
 平安時代、京都蓮華王院荘園である楊井(やない)庄が設置され、中世は大内氏により港が築かれ、近世は岩国藩領の商都であった柳井を訪れた。
   
 柳井市は県南東部に位置し、岩国市同様、どちらかというと広島経済圏に属する感がある。駅前の通りは旧来からの商業地であり、柳井川を越えた白壁の町並みの地区まで整備され、観光に対する取り組みがみられた。駅南はロードサイド的な新しい商業地といった感じである。
 
 瀬戸内海に突き出た熊毛半島に位置するため、国道2号、山陽自動車道、山陽新幹線等の短絡動脈から離れ、昔ながらの雰囲気が多く残るまちである。

 この後は町並み資料館に向かった。

(関連記事:柳井の白壁 柳井川界隈 柳と井戸 姫田川界隈 国木田独歩旧宅 わんわん光台寺

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漫ろ尾張一宮2011

2011-10-28 00:00:40 | 漂い紀行

(愛知県一宮市)
(旧名古屋銀行一宮支店 大正15年)
(本町アーケード) (新旧境目)
 (火災跡解体地)
  (名鉄一宮線路盤跡)
(印田八幡社)

(関連記事:尾張一宮2006 2009 グランドタマコシ

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来島海峡 昭和五十七年

2011-10-27 00:00:33 | 海道・みなと

 愛媛県今治市糸山からの光景
 瀬戸大橋構想のある、来島海峡を望んだ。

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飯八幡神社

2011-10-26 00:00:07 | かみのやしろ

(滋賀県米原市飯)
 応永七年(1400)京極氏臣若宮氏が誉田別尊(ほむたわけのみこと:応神天皇)を勧請した神社である。永禄年間(1558-70)若宮氏は元宮より西方に社領一反五畝歩を寄進し、新たに社殿を造営して移転した。また、元宮跡を「どじょ野」と呼び、聖地として不浄の物を近づけないよう住民は心がけているという。
 (元宮)


(関連記事: 若宮氏館

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湯布院川西

2011-10-25 00:00:42 | 漂い紀行

(大分県由布市湯布院町川西 阿蘇くじゅう国立公園)
 由布市街地を西進すると、標高約800m前後の川西地区に差し掛かった。付近には天然池の小田の池が存在し、南方には九重連山が望める。
  

(関連記事:飯田高原

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天神図書室

2011-10-24 00:00:21 | 学びのやかた

(東京都文京区湯島)
 平成7年、集合住宅の1階に開設した、蔵書数二万六千点の図書室である。

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生涯学習

2011-10-23 12:00:10 | kourei-ki-日記-

 秋学期の生涯学習は、次の14教科。

人生の哲学と人間形成
万葉と日本人のこころ
保育園・幼稚園教育と家庭教育概論
宗教人物論
現代社会といやし 
社会教育学新構想(演習)
NPO法人の基礎
東洋倫理思想概論
教育心理学概論Ⅱ
ケーススタディ(演習)「中学生の不登校と生活環境」
ケーススタディ(演習)「高校生非行の実態と要因分析」
働く意欲の探求
正義感の育成
道徳教育の研究

長年続けてきた学習も、無事単位取得ができれば修了する見込みだ。
しかし、時間と学費の負担が大きいのが正直なところだ。

(写真は、マンツーマン履修となってしまった宗教人物論の教材)

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醍醐山へ

2011-10-23 00:00:36 | 街道・宿場町

(西国三十三所道 京都市伏見区醍醐東大路町)
 下醍醐女人堂から標高454mの上醍醐に向かう。
                      

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大畠瀬戸

2011-10-22 00:00:48 | 海道・みなと

(おおばたけせと 山口県柳井市大畠町 瀬戸内海国立公園)
 本州と周防大島の間にある、周防灘と安芸灘を結ぶ最狭部幅750mの水道である。豊後国の長者の娘である般若姫が欽明天皇皇子に妃として嫁ぐ途中、この瀬戸で時化に遭い命を落としたという伝説がある。昭和51年(1976)大島大橋が完成し、航路は廃止された。
(周防大島)


(般若姫関連記事:柳と井戸

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佐奈川サナ域

2011-10-21 00:00:23 | 水のほとり

(愛知県豊川市三蔵子町・樽井町)
 雨上がりであったため、日常は水の流れないこの川も水の流れを見せていた。豊川市千両町と岡崎市雨山町境の杣坂峠付近から発する佐奈川は、途中の橋下流付近から帯川合流地点まで、大雨後以外は水流を見せない。それは、その区間の地質が砂礫部分が多く、粘土層が深いところにあるため、増水時以外は水が浸透してしまう。竃や七輪の木炭の受け皿として、空気道を確保する穴のあいた皿を「サナ」(ロストル)という。その原理に似ていることから、さな川と呼ぶようになったといわれている。

(関連記事:土々川 佐奈川の春

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河野通有兜掛の楠

2011-10-20 00:00:48 | 孝霊天皇流族関係記事

(愛媛県越智郡大三島町宮浦 1982年5月)
 大山祇神社境内に群生する楠の一つであったが、現在は倒死している。弘安四年(1281)蒙古襲来に際し、通有は大山祇神社に参籠祈願し、三島水軍を率いて筑前に出陣する際に、この楠に兜を掛けたと伝えられている。

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若宮氏館

2011-10-19 00:00:48 | 城郭・城下町

(滋賀県米原市飯)
 応永年間以前から京極氏臣であった若宮氏が館を構えた地である。また、浅井氏臣であった若宮友興の娘、千代は弘治三年(1557)この地に生まれたとされる。(郡上八幡説あり)後に山内一豊の室となった。
 

(関連記事:山内一豊・千代像  八幡神社

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由布

2011-10-18 00:00:21 | 漂い紀行

(大分県由布市 阿蘇くじゅう国立公園)
 城島高原を過ぎると、温泉で名高い、由布院(湯布院)に差し掛かる。1584mの由布岳南西に広がる盆地には、多くの比較的小規模な宿が点在する。
       

(関連記事:湯布院川西

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