(岐阜市徹明通)
あかりの灯らぬ二つのビルが、門のように聳え立っている。これは岐阜メルサの跡である。
岐阜メルサは、ローカルデパートである丸宮百貨店を引き継ぐかたちで先ず名鉄ショッピが開業し、平成2年にSRC造9階建、8254㎡の名鉄第一徹明町ビル(メルサファッション館)が築造され、続いて徹明通対岸に名鉄第二徹明町ビル(メルサグルメ館)が築造された。360席のホールを備えながらも、岐阜市内線の廃止、新岐阜百貨店、パルコ、ダイエーの閉店と、市街地空洞化によってテナントの閉店が始まり、更には名鉄グループの小売店部門再編により平成20年には不動産が売却された。そして、近鉄、タマコシ、長崎屋の後に続くかたちで平成21年に閉店した。平成23年度には、大型ディスカウントショップが入店することになっている。
(再起開店初日に訪れた「やなな」)
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(くまのにゃくおうじじんじゃ 禅林寺新熊野社 若王寺 京都市左京区若王子町)
主祭神として、天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る。天照大神の異名「若一王子」から社名が名付けられている。 境内には恵比須社があり、西洞院中御門の蛭子社で祀られていたが、応仁の乱で焼失し、この地に遷座した。若王子神社は、永暦元年(1160)後白河法皇が紀州熊野権現から永観堂禅林寺の守護神として迎え、祈願所としたことに始まる。室町時代には境内で、足利氏が花見の宴を催したという。明治初年の神仏判然令によって神社として独立した。
(京都市左京区鹿ヶ谷宮ノ前町)
仁和三年(887)に創建した、少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀る神社である。当初は現在地より東の椿ヶ峰山中に鎮座したが、寛仁年間(1017ー1021)に現在地へ遷座している。末社に大国社があり、大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀る。大国主命が野火に遭って命が危ない時、近くの鼠が洞穴に案内してくれ、命拾いをした伝説に基づき、狛鼠が置かれている。
(岐阜市徹明通 岐阜市都市景観重要建築物)
昭和12年(1937)に築造された、RC造地上三階、地下一階の銀行建物である。昭和18年(1943)十六銀行に合併し、同銀行徹明支店となった。平成16年、支店機能が柳ヶ瀬支店に統合され、現在は市民ギャラリーとして使用されている。