和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

小説「新・人間革命」

2015年10月04日 11時09分23秒 | 新・人間革命


【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 10月3日(土)より転載】

【勝利島63】


 紅染まる 海原に

 船出の銅鑼は 轟きぬ

 波浪を越えて いざや征け

 世界広布の 先駆けと 

   

 海鳥の島 椰子の島

 燃える火の島 巌島

 いずこも使命の 天地なり

 常寂光の 都なり

    

 無情仕打ちの 烈風猛る

 悔し涙の 日々ありき

 われは祈らむ ひたすらに

 嵐に向かい 師子立てと

    

 開拓の鍬 銀の汗

 慈悲の種蒔き 幾歳か

 地涌の誇りを 胸に抱き

 微笑み包む 対話行

   

 同志は勝ちたり 勝ちにけり

 ああ満天の 星清か

 座談の園に 歓喜燃え

 人生凱歌の 笑顔皺

    

 海は母なり 恵みあり

 海は父なり 鍛えあり

 見よ後継の 若鷲は

 勇み羽ばたき 父子の舞

   

 君よ叡智の 光たれ

 信頼厚き 柱たれ

 一家和楽の 模範たれ

 幸の航路の 灯台たれ

    

 百花繚乱 この道に

 仰ぐ功徳樹 虹懸かる

 響け希望の 交響曲

 栄光燦たれ 勝利島



 敬愛する離島の同志の、師子奮迅の敢闘と大勝利を讃えつつ。(第二十八巻終了)


   

葛/今日の俳句 ≪第1915号≫

2015年10月04日 06時47分40秒 | 今日の俳句


≪2015年(平成27年)10月4日(日)長月≫(旧暦8/22)


 あなたなる夜雨の葛のあなたかな
          芝 不器男

 葛の先牡蠣殻山へ及びけり
          木村里風子

 葛の蔓ひたすら垂れて地を探す
          沢木 欣一

 真葛原竹ひっそりと枯れにけり
          志摩芳次郎

 葛原の風の中にて猫白し
          横山 白虹


※ 葛・葛の葉・真葛・真葛原
 各地の山野にたくさんはえる。大型で、じょうぶなつる状の多年草。根に近い茎は木質。全株に褐色のあらい毛がはえている。茎はつるのように木にまつわり、地をはい、他物にからみ、長くのびて、一〇メートル(三三尺)以上になることもある。
 葉は互生、三出複葉で、小葉の長さは一七センチ(約五寸六分)ぐらい。頂の小葉は丸く、わきの小葉はゆがんだ円形。葉の質は厚く、表面は緑色であらい毛がまばらにはえ、裏面は白色をおび、白色の毛がやや密にはえている。強い風が吹くと、いっせいに白い葉裏を翻して美しい。
 根は肥大し、長さ一・五メートル(約五尺)、径一八センチ(約六寸)もあり、これからとった澱粉が葛粉である。
 葛の根を干したものを漢方では《葛根》といい、これを煎じたのが、いわゆる《葛根湯》である。クズのつるは成長が早いので、日おおいに用い、また家畜の好適な飼料となる。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


    ※わが友に贈る※


 人を励ませば
 わが胸にも無限の
 希望が湧き上がる。
 今日も勇んで
 悩める友のもとへ!

        2015年10月4日



     ※☆*寸 鉄*※


各国で教学試験が活発!草の根の大哲学運動は世界同時。平和の道ここに
        ◇
大阪・堺婦人部の日。常勝の母の祈りに勝るものなし。太陽の心で有情拡大
        ◇
誰に対しても堂々と信念を語り切れー恩師。青年よ勇気と知恵の外交戦を
        ◇
小中の道徳、主体的な学習促すー文科省。「何のため」考える人間教育こそ
        ◇
夜間の歩きスマホ、女性は男性の2倍と。事件・事故の危険大。注意を喚起



     ※☆*名字の言*☆※


学校のテストで思うような点数が取れなくなり、自身を失いかけていた中学3年の女子生徒。使っていたテキストは、カラーのイラストや図表をふんだんに取り入れたものだった

助言を受け、教材を白黒の問題集に変えたら、あれよあれよという間に点数は高いレベルに戻った(鈴木正樹著『十人十色の子どもたち』大隈書店)

耳で聞いて理解するのは苦手でも、目で見て覚えるのは得意な人もいれば、その逆の人もいる。カラフルな教材を好む子もいれば、かえって勉強しづらくなる子も。説明に仕方や内容が“分かりやすい”かどうかには、「相手にとって」という前提が付く

御書に登場する仏教説話に“舎利佛の過ち”がある。鍛冶屋に肉体の不浄を観じる修業を教え、洗濯を仕事とする者に呼吸を整える修業を教えてしまった。結果、2人は何も得るところがなく、不信を起こしてしまう。仏がそれぞれに逆の修業を教えると、2人はすぐさま悟りを得ることができた(御書438頁、趣意)

人材育成に“共通のシナリオ”はない。“この人を人材に育ててみせる”と決意した人が、一人の幸福を祈り、関わっていくなかで、書き上げていくものだ。相手を思う一念が知恵を生む。誠意をもって、友の成長に力を尽くす励ましの人でありたい。(糀)

【聖教新聞:2015年10月4日(日)付】
                

           
     

10月3日(土)のつぶやき

2015年10月04日 01時49分34秒 | 今日の俳句

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