和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

刈萱/今日の俳句 ≪第1916号≫

2015年10月05日 06時11分17秒 | 今日の俳句


≪2015年(平成27年)10月5日(月)長月≫(旧暦8/23)


 刈萱にいくたびかふれ手折らざる
          横山 白虹

 刈萱の靡くともなく穂に出でぬ
          河野柏樹子

 刈萱を束ね立て干し五所ヶ原
          西村 公鳳

 刈萱の身丈に余る蛇笏の日
          田中 鬼骨

 刈萱のたへにも白し泊り
          吉岡禅寺洞


※ 刈萱
 イネ科の多年草。山野の乾燥地に普通にはえるオガルカヤと、山地あるいは原野にはえるメガルカヤとがあり、どちらも別名をカルカヤという。
 桔梗・刈萱・女郎花というふうに呼ばれ、秋の七草の一つに数えられたこともあったが、これといって特色はない。高さ一~一・五メートル(三尺三寸~五尺)ぐらい。
 葉は稲に比べてはるかに細長く、下部にはあらい毛がはえている。秋に葉腋に総状花序を出して開く褐色の葉も目だたない。オガルカヤは一名雀刈萱といい、花穂がかれんである。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】


     ※☆*今週のことば*※


 我らの地区・支部こそ
 地涌の菩薩の本舞台。
 友人とともに
 明るく楽しく総会を。
 心の絆を実り豊かに!

        2015年10月5日



     ※☆*寸 鉄*※


希望と確信を与えるのが幹部ー恩師。目の前の友を満々たる生命力で包め
        ◇
中部青年部の日。皆が仰ぎ見る一番星たれ!誠実の対話で未聞の拡大劇を
        ◇
「地上を踏み占めて一歩一歩進め」牧口先生。地道な繰り返しが向上の直道
        ◇
子供の未来開く教育本部の力闘に感謝。使命は大。今日、国連・世界教師デー
        ◇
年収に応じた奨学金返済の仕組み検討。若者が憂いなく挑戦できる時代へ



     ※☆*名字の言*☆※


家業が傾いたと聞き、息子である青年部員が、仕事を手伝うため帰省した。状況は確かに厳しかった。だが、羽振りの良かったころは、けんかばかりしていた両親が今、力を合わせて頑張っている姿が頼もしくもあった

その晩、仏間から、両親の唱題する小声が聞こえてきた。涙があふれた。実は彼自身も、仕事で悩んでいるさなかだった。両親が、自らの必死な姿を通し、“仏法は勝負”と教えてくれているように思えてならなかったのだ

先日、座談会で出会った壮年部員は、いくつもの病と闘っていた。彼は病気の影響で、頻繁にトイレに行かなくてはならない。会合に出るときは、事前の飲食の時間を調整しているという。会合に臨む一回一回が、彼にとっては“戦い”なのだ

そんな状況で誰もが知っているからこそ、奮闘する彼の活動報告が感動を広げていた。“病気になっても、病魔に屈する病人にはならない”という彼の強さが、それぞれの課題を抱える同志に、逃げずに立ち向かう勇気を送っていた

“励ますつもりが、逆に励まされた”という経験の中にこそ、学会活動の醍醐味がある。信心とは、どんな苦難にも負けない心のことであり、「強いことが幸福」であることを、学べるからである。(城)

【聖教新聞:2015年10月5日(月)付】
                

           
    

10月4日(日)のつぶやき

2015年10月05日 01時48分27秒 | 今日の俳句