和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

曼珠沙華/今日の俳句 ≪第1932号≫

2015年10月21日 06時55分48秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月21日(水)長月≫(旧暦9/9)



 旅の日のいつまで暑き彼岸花
        臼田 亞浪

 まんじゅさげ視線もてひとを虐げし
        桂 信子

 ひとたびは夫帰り来よ曼珠沙華
        石田あき子

 月山はるか岩の裂け目も曼珠沙華
        佐藤 鬼房

 眼鏡拭くあいだも見ゆる曼珠沙華
        五十嵐研三


※ 正しい名は彼岸花。堤・道ばた・墓地など人家に近いあたりに多くはえるヒガンバナ科の多年草。ラッキョウの形をした鱗茎が地下にあり、秋の彼岸ごろ、まだ葉がないときに、鱗茎から三〇センチ(約一尺)内外の花茎を一本のばして、赤色の炎のような花をいくつも輪状に開く。
 群生しているので、燃えるような緋の色が、秋の野の一画をいろどる。花が終わってから深緑色の細長い葉が群生し、この葉は翌年の三月ごろに枯れる。
 多く墓地などに、葉のない妖艶な花を開くので、《死人鼻》《幽霊花》《捨子花》などの不吉な名で呼ばれるが、まったく根拠がなく、ちかごろは同じ属の白花曼珠沙華と同様に、観賞用に植えられる。毒草の一つだが、鱗茎は薬用となる。また、鱗茎をさらして澱粉をとり、食用にする。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※


 「鉄は炎打てば
 剣となる」御聖訓。
 苦難の時にこそ
 鋼の自身が築かれる。
 断じて屈するな!

           10月21日



     ※☆*寸 鉄*※


人間の善性引き出す会長(SGI)の哲学と行動に学びたいー市議(ブラジル)。生命尊厳の曙光
        ◇
「華陽の日」。聡明な女性がいれば、家庭・地域は磐石。使命の舞台で光れ
        ◇
広布の指導者はスピードをモットーとせよー恩師。迅速な行動は真心の証し
        ◇
「師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし」。後継よ正義の声放て
        ◇
朝晩の冷え込み強く。風邪や流感(インフルエンザ)に呉々も注意。多忙な時ほど工夫忘れず



     ※☆*名字の言*☆※



2015年10月21日。この日が、ちょっとした話題になっている。大ヒットしたSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の2作目で、主人公らが30年後の未来にタイムスリップする際、設定したのが、この日だったからである

あらためて映画の2015年のシーンを見ると、指紋認証や顔認証システムなど、今では実用化されたものが多く登場していた。未来予想は、はずれる場合も多いが、現実になった時の驚き、感動は大きいと思った

「学会がどうなるか。21世紀を見てください。社会に大きく貢献する人材が、必ず陸続と育つでしょう。その時が、私の勝負です!」1970年、いわゆる言論問題による非難の嵐の中、池田名誉会長は語った

ただしそれは、「予想」ではない。必ずそうするという「誓い」である。次代の指導者の育成に全力を注ぎ、30年余を経て迎えた21世紀。師の薫陶を受け、各界の第一線で活躍する人材が世界に広がる

21世紀開幕から30年目の2030年は、学会創立100周年。本年は、その折り返し点である。仏法の「因果倶時」の法理は、この瞬間の一念が、過去を意味あるものにし、未来を決定していくと説く。15年後への誓いを心に描いて、きょう、今を大切に、挑戦を始めよう。(城)

【聖教新聞:2015年10月21日(水)付】





     ※☆*北斗七星*☆※


15日からの新聞週間もきょうまで。この間、日本新聞協会加盟紙には新聞の公共性や魅力などを語る著名人が載っていた。小説家の林真理子さんは全国紙2紙と地方紙、スポーツ紙の4紙を購読しているそうだ。小紙にも寄稿していただいたことのある東京大学名誉教授の姜尚中さんは、毎朝、全国紙と地方紙3~5紙に目を通さないと一日が始まらないという

林さんは直木賞の選考委員でもあり、姜尚中さんは日本を代表する学者である。ご両人にとって新聞は、日々の世の中の動きを知る大事な情報源だ。ただ、月々の新聞購読料は結構な額だろうが

公明党では9月から11月までの3ヶ月、「機関紙拡大運動集中期間」に取り組んでいる。党員、支持者の皆さんの努力で、新たに公明新聞の読者になる方が増えている

新規の購読者が全国紙の購読者であれば、公明新聞の購読料1887円を加えると、月々の新聞購読料は6千円近い額になる。家計の負担がそれだけ増える分、公明党の財政を支える一員にも加わってくださったことにもなる。新規の購読者の皆さんには、この場を借りて改めて感謝申し上げたい

政権与党唯一の日刊の機関紙として、全国紙とは違う角度から政権の動きや考え方を報道し、長期にわたり読んでいただけるようさらに努力していきたい。(流)

【公明新聞:2015年10月21日(水)付】





10月20日(火)のつぶやき

2015年10月21日 01時48分30秒 | 今日の俳句

藪虱/今日の俳句 ≪第1931号≫

2015年10月20日 06時26分04秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月20日(火)長月≫(旧暦9/8)



 人影や息を殺せる藪じらみ
        相生垣瓜人

 草じらみ一つつまみて旅の果て
        志城 柏

 草じらみつけ峯入りの列にあり
        高橋よし子

 過ぎし日をたづねあるけば草虱
        遠藤 梧逸

 藪虱木原は雲を真白に
        友岡 子郷


※ 藪虱・草虱
 野原の道ばたにたくさんはえている高さ六〇センチ(約二尺)内外のせり科の越年草。葉は互生し、再羽状に細かく裂け、小葉は卵状披針形で、とがった鋸歯がある。
 夏に小白花を開くが、秋に熟す果実は長さ三ミリ(約一分)ぐらい。卵状楕円形で、棘状の毛を多くおびている。藪にはいると、からだによく付着するので、シラミにたとえ、ヤブシラミという。属の異なるものにオヤジラミ(雄藪虱)があり、果実も棘も大きく、これもよく他物に付着する。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※


 目標は明確に!
 あいまいさは
 空転に通じていく。
 具体的な祈りこそ
 大前進の力だ!

           10月20日



     ※☆*寸 鉄*※


学会の集いは人生を深め幸福な社会の基礎築くー学者(アメリカ)。民衆勝利の大行進
        ◇
広島の日。生命尊厳の大哲理を時代精神に!勇気の対話で平和連帯強めよ
        ◇
音楽隊・鼓笛隊が各地で活躍!秋空に響く希望の旋律。創価の妙音菩薩と
        ◇
「良書を読まぬ者は信用できない。向上しない」恩師。青年よ弛まず挑め
        ◇
上司が部下に望む力(1)行動力(2)洞察力(3)人望と。学会活動で人間力を練磨




     ※☆*名字の言*☆※


プロ野球日本シリーズが24日に開幕し、福岡ソフトバンクと東京ヤクルトが対戦する。現役時代、シリーズに5回出場し、「20世紀最後の200勝投手」として野球殿堂入りした元広島の北別府学氏から、体験を伺ったことがある

プロに入ると、自分流の考えや経験が通用しなかった。球速で勝てないと自覚し、制球力を必死で身の付けた。壁にぶつかるたびにプライドを捨て、技術を磨き、己を高めた。やがて「針の穴を通すコントロール」と仰がれる大投手に成長する。氏が語っていた。「絶えず結果を出すために、絶えず自分を進化させた」と

仏法に「動執生疑」とある。小さな枠に執着する心を揺さぶり、その考え方に疑いを生じさせる。そのことによって、より高い次元に目を開かせていく変革の原理である

誰しも、自分自身のことは見えにくい。経験から“これで正しいに決まっている”と思いかち。だが、先入観にとらわれ、現状に安住すれば成長は止まってしまう。信仰とは、あえて今の自分にダメ出しし、変革するための勇気の源泉といえる

御書に「一身一念法界に遍(あまね)し」(247頁)と。わが一念は、宇宙にまで広がると説く。自分が変われば環境が変わり、未来も変わる。勇んで「人間革命」に挑む秋としたい。(誠)

【聖教新聞:2015年10月20日(火)付】





     ※☆*北斗七星*☆※


公明党の谷合正明参院議員から、先頃、ヨルダンのシリア難民キャンプやパレスチナ自冶区ガサ地区を視察した際の話を聞いた

イスラム原理主義組織「ハマス」が実効支配するガサ地区への政治家の入域は至難だったという。パレスチナ難民支援という人道目的であり、中立な日本の、信頼できる公明党だから、とパレスチナ自冶政府、イスラエル政府の双方が例外的に入域を許可したらしい。平和の党・公明党の面目躍如である。

世界の各地で紛争が続き、恐怖と欠乏の下で苦しんでいる人々がいる。シリア内戦の死者は25万人を超えた。世界中の難民・避難民は約6000万人にも上る

広島市立大学広島平和研究所の吉川元所長は近著『国際平和とは何か』の中で、冷戦終結以降、戦争様式が激変し、従来の平和観も、伝統的な安全保障観も、通用しなくなったと指摘する。「平和と人間の安全保障の両立を指向する複眼的平和思想への転換が今まさに求められている」とも

哲学者カントは著作『永遠平和のために』で、自然状態は、平和ではなく戦争であると説き、「平和状態は創設されなければならない」と論じた。人間の安全が脅かされるこの世界で、平和は当たり前の状態ではない。不断の努力で築き上げるものだ。戦争反対を叫んでいれば到来するというものではない。(中)

【公明新聞:2015年10月20日(火)付】





     

      

10月19日(月)のつぶやき

2015年10月20日 01時48分30秒 | 今日の俳句

ブログを更新しました。 『藪がらし/今日の俳句 ≪第1930号≫』
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藪がらし/今日の俳句 ≪第1930号≫

2015年10月19日 07時07分04秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月19日(月)長月≫(旧暦9/7)
(蟋蟀在戸:蟋蟀が戸口で鳴く)


 藪からしも枯れてゆく時みやびやか
        細見 綾子

 藪からしいなす小風も忍冬忌
        清水 基吉

 藪からし咲き黒猫の生あくび
        飯田 素蘭

 かくれ逢ふごとくまた逢ふ藪からし
        上田五千石

 喪の家の鶏犬睦む藪からし
        石田あき子


※ 藪がらし・藪からし・貧乏かづら
 いたるところにはえるブドウ科のつる性多年草。やたらにはびこって林の木を枯らし、貧乏になるというので、貧乏かづらともいう。草の勢いが強く、生長が早いので、他の植物にからみついて、それをおおってしまう。
 つるの長さ数メートル、葉は掌状複葉で、質は柔らかく、五小葉は卵形または長卵形でそれぞれ葉柄がある。
 晩夏、初秋のころに、多数の淡緑色の小花が平らな花序をつくって、群がり咲く。全草特異の臭気があり、手入れをしない庭などにこの草が繁殖していると、いかにも貧乏くさい。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




     ※☆*今週のことば*※


 創価の対話は
 「励まし社会」の建設。
 たゆまぬ訪問・激励から
 蘇生のドラマが。
 今日も友のもとへ!

           10月19日



     ※☆*寸 鉄*※


平和の創出には創価の対話主義が必要ー中国教授。我らの声で共生の世紀を
        ◇
歓喜の実証を示す社会部の友、万歳!皆に勇気と希望送る創価の「世雄」よ
        ◇
学会の幹部(リーダー)は地域の「幸福責任者」だ。満々たる生命力で光る幸の灯台に
        ◇
どんな状態にもどの瞬間にも無限の価値がー文豪(ゲーテ)青年よ今い場所で勝て
        ◇
全国150超の学校等でアスベスト飛散の恐れ。子供の健康へ万全の対策急げ

【聖教新聞:2015年10月19日(月)付】





     ※☆*北斗七星*☆※


テレビのニュースでは、「木を見て、森を見ず」の事例が少なくない。平和安全法制をめぐっては、全体像の説明がないまま、全国各地で反対運動が渦巻いているかのような印象を与えた。消費税の軽減税率についても、“何が重要か”を置き去りにしたような報道もある

軽減税率を題材にした“物語”は単純だ。「手続きが面倒で事業者に負担」「予定した税収が減る」「連立与党の公明党に配慮」。そんな語り口に、その日の動きを加えれば、作品は完成する

欧州諸国や韓国で、軽減税率は定着している。消費税率の引き上げは現在の社会保障制度を持続させるためだが、所得が少ない人ほど、痛税感が大きい。これを少しでも緩和するため、連立政権は、飲食品を中心に軽減税率の導入をめざしているのである

個人消費は、国内総生産(GDP)の約6割を占め、勤労者世帯の一世帯当たりの消費支出は、可処分所得の8割を超えている(今年8月分速報)。税率アップに際しては、景気対策とともに、軽減税率を導入して消費の急落を防ぎ、日本経済の失速を阻止しなければならない

テレビ報道は、肝心なことを丁寧に論じるよりも、短期間で視聴者の心をつかむことを重視しがちだ。軽減税率についても、ニュースを見極め、隠れた論点を読み取っていきたい。(山)

【公明新聞:2015年10月19日(月)付】





     

      

溝萩/今日の俳句 ≪第1929号≫

2015年10月18日 06時42分32秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月18日(日)長月≫(旧暦9/6)
(波多野爽波忌)


 千屈菜の水影ゆるびゆきにけり
        石原 八束

 わが四十溝萩咲くと見て過ぎぬ
        岸 風三楼

 みそ萩の露にとどけり昼の鐘
        細見 綾子

 みそぎはぎ交ひのことなかりけり
        星野麦丘人

 千屈菜のすこし藍染む紺屋裏
        一丸 文子


※ 溝萩・千屈菜・鼠尾草・聖霊花
 野原や山のふもとなどの湿地にはえるミソハギ科の多年草。仏に供える花として時に人家に栽培される。高さは一メートル(三尺三寸)内外。長細い茎は直立分枝し、披針形の葉は対生し、もとのほうも狭い。初秋のころ葉腋に短くて小さく集散花序をつけ、紅紫色の花が三個から五個集まって開く。
 あたかも節の上に、くきをとりまいた輪生花序のように見える。ある地方では七月十五日の盂蘭盆会に、この花の花穂で供え物に水をそそぐ風習がある。
 ミソギハギの略で、ミソハギが正しいが、一般には、みぞにはえるハギすなわちミゾハギと呼んでいる。春の若い芽をゆでて水に浸し食用とする。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




   ※わが友に贈る※


 広宣流布は総合力だ。
 皆が個性を生かし
 活躍できるよう
 リーダーは配慮を!
 祈りと知恵で勝て!

           10月17日



     ※☆*寸 鉄*※


民音の創立記念日。海外交流は105カ国・地域に。文化で開いた平和の大河
        ◇
「新聞長」の皆様の奮闘に感謝!広布の大言論戦の先駆者。福徳は無量と
        ◇
京都の日。異体同心の人材の城は磐石。自他共の勝利へ威風堂々と行進!
        ◇
恩師「学会に青年が多いのは、哲学が深いから」。行学二道の賢者の道往け
        ◇
交流サイト被害の子供、96%が閲覧制度(フィルタリング)なく。保護者の責任で未然に防止




     ※☆*名字の言*☆※


夕暮れ時、職場の窓から見上げた空に、わずかに光る星を見つけた。夜の訪れにせかされるように、“よし、もう一踏ん張り”と仕事に追い込みをかける。数時間後の帰り道。先ほどの星が、小さなダイヤモンドのように、一層の輝きを放っていた

机仕事の日常でも、季節を感じる。だが毎日、同じ時間、同じ場所に通い、朝の空気を呼吸する配達員の方々には、週ごと、日ごとに、その移ろいが感じられるものだろう

この夏、本紙の配達員「無冠の友」になった男子部員がいる。日の出が遅くなる今の季節は、暗い中で配達する時間が増え、懐中電灯が必要になってきた。「前任の先輩の陰の苦労を知るほどに、“無冠の責任感”が胸に光り輝きます」

一方、配達を譲った壮年部員は、朝ゆっくり起きることもできるが、後任の青年が気掛かりで、配達に来る彼を毎日、玄関前で待つことにした。自転車のかごから手渡しされた新聞が、ひんやりする。気温がどんどん低くなっている。「その分、彼の無事故と成長を一層熱く祈っています」

「新聞配達の日」・新聞少年の日」。今年はきょう18日である。暗く寒くなる、これからの季節、配達の苦労が増していく。無冠の友に感謝しつつ、真剣に無事故を祈る。(白)

【聖教新聞:2015年10月18日(日)付】



※☆*公明新聞・編集メモ*☆※


     維新の党・大量除籍
    “異心”のまま分裂へ
**********************************

 維新の党の分裂が決定的となった。15日、松野頼久代表ら同党執行部は、国会議員9人、地方議員ら153人10除籍(除名)処分したと発表。14日にも国会議員3人を除籍し、同党の分裂劇は計165人の大量除籍という異常事態に発展した。
 大量除籍されたのは、橋下大阪市長が結成する新党「おおさか維新の会」に参加を表明しているグループ。新党に参加する議員らは、新党の分党を決める臨時党大会の開催をめざしていたが、これに応じる考えのない現執行部が混乱収拾のため先手を打った格好だ。
 しかし、これで新党組が収まるはずはない。新党組は「すでに任期の切れた執行部に決定権はない」と反発。前代表の辞任を受けて就任した松野氏らの任期は9月末までで、処分は無効と主張し、「分裂を巡る争いは泥仕合の様相を呈している」(16日付「日経」)。また、新党組は執行部の「正統性」をめぐり、「法廷闘争も辞さない構えで、混乱が長期化する可能性も出てきた」(同「読売」)という。
 さらに両者には、党名の「維新」という名称と、政党交付金の分配をめぐる争いが伝えられている。政策論を置き去りにして激しく対立する政治家に、多くの国民が失望していないわけがない。
 維新の分裂劇は、「野党再編」という文脈で報じられるが、昨年末の衆院選で有権者から一定の負託を受けた政党が「1年ももたないのか」という疑問は拭えない。
 維新の党自体、何度も“再編”を繰り返し、今回も政党としての確たる理念が共有されず分裂していくのでは、“異心”の党内をまとめることができなかったのかと言いたくなる。こんな野党再編に、有権者の期待が高まることはないだろう。(野)

【公明新聞:2015年10月17日(土)付】



     

      

10月17日(土)のつぶやき

2015年10月18日 01時49分13秒 | 今日の俳句

民主党は、何か事件を起こせば、安保法案はつぶれると考えたのだろう。
実に汚い、卑劣なやり方です。 goo.gl/xl8ld0


ブログを更新しました。 『【KSM】こいつが民主党、津田やたろう「セクハラ暴行」議員です。』
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溝蕎麦/今日の俳句 ≪第1927号≫

2015年10月17日 03時48分11秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月17日(土)長月≫(旧暦9/5)


 みぞそばに沈む夕日に母を連れ
          中村 汀女

 溝蕎麦の鳥の脚よりなほ繊き
          水野 孫柳

 溝蕎麦の水路きらめき湖に果つ
          鳥越すみこ

 みぞそばのかくす一枚の橋わたる
          山口 青邨

 みぞそばの峠別辞は薄じめり
          平原 芳子


※ 溝蕎麦
 原野・山道、平地の道ばたなどの湿地、みぞのようなところにはえるタデ科の一年草で、群生している。茎の高さは三〇~五〇センチ(一尺~一尺七寸)。茎はまばらに枝を分かち、稜がある。
 稜にそって下向きに小さな棘がはえている。葉はソバに似て密生し、秋のころ、茎の上の枝さきに頭状様の花穂を出し淡紅色、上部が紅色で下部が白色、または白色・淡緑色・緑色などさまざまの色の小花を十個前後つづる。
 よく見ると、かれんな美しい花である。春の若い葉をつんで、ゆでてさらして、浸し物、汁の実などにして食べる

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




   ※わが友に贈る※


 日没が早まる時期。
 視界が悪い夕方の
 交通事故等に
 くれぐれも注意を!
 油断は大敵だ。

           10月17日



     ※☆*寸 鉄*※


学会員は社会に平和思想伝えていく教師ー識者。希望哲学を世界へ未来へ
        ◇
板橋の日。人材が躍動する大東京の錦州城。旭日の前進で新たな勝利史を
        ◇
「道理と申すは主に勝つ物なり」。勇敢に誠実に。社会で光る実証の人たれ
        ◇
寒暖の差が激しい季節。リズム正しい聡明な生活を。健康こそ一切の基盤
        ◇
86%が自分の将来の介護サービスに不安。長寿時代の焦点。公明が旗振れ

【聖教新聞:2015年10月17日(土)付】



     ※☆*北斗七星*☆※


坂本龍馬が「北辰一刀流」の免許皆伝書を取得していたことを示す文書を高知県立坂本龍馬記念館が初めて確認した、と産経新聞で報じていた。同館に寄贈された関連資料から見つかったらしい

同館はこうした史料を保存・展示できる“博物館”を新設し、明治維新150年記念の2018年にオープンする予定だが、いつからいつまでを明治維新とするかには諸説がある。一般的にはペリー来航から廃藩置県などによる封建諸制度解体までの約20年間を指すようだ

近代国家への道を歩み始めた日本には憲法も議会もない時代。伊藤博文らが立憲国家の調査でヨーロッパに渡ったのは1882(明治15)年。諸国の政治家や学者の多くは、急進的すぎる日本の改革を懸念して立憲制の採用に否定的だったという

様々な困難を乗り越えて明治憲法が発布され、帝国議会開設に伴う1890年の第1回総選挙の有権者は全人口の1・1%強、わずか45万人だった。度重なる改正を経て20歳以上の男女全てに選挙権が与えられたのは戦後、1945年である

来夏の参院選で実施される18歳選挙権は、それ以来70年ぶりの改革。公明党が45年以上前から主張し、各地方議会でも今、主権者教育の重要性などを訴えている。より良き政治に向かう好機と捉え、取り組みを進めたい。(祐)

【公明新聞:2015年10月17日(土)付】



     

      

10月16日(金)のつぶやき

2015年10月17日 01時48分23秒 | 今日の俳句

【葛城奈海の海幸山幸の詩】秩父神社と武甲山に御座すもの[桜H27/10/16] goo.gl/RZuiVs


ブログを更新しました。 『【葛城奈海の海幸山幸の詩】秩父神社と武甲山に御座すもの[桜H27/10/16]』
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赤のまんま/今日の俳句 ≪第1926号≫

2015年10月16日 03時56分02秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月16日(金)長月≫(旧暦9/4)


 板塀に継あててある赤のまま
          遠藤 梧逸

 ひと恋へば野はきりさめの赤のまんま
          三橋 鷹女

 長雨の降るだけ降るや赤のまんま
          中村 汀女

 産小屋を今は用ひず赤のまま
          清崎 敏郎

 積み捨てし水禍の畳赤のまま
          渡辺 文雄


※ 赤のまんま・赤のまま・犬蓼
 イヌタデのことである。辛みがなく、用にたたぬので、この名がある。イヌタデはがんらいは食用にならぬタデ類の総称であったという。粒状の紅花を赤飯にたとえて赤のまんまと呼ぶ。
 茎の高さ二〇~四〇センチ(七寸~一尺三寸)ぐらいの小型のタデで、葉は紅紫色をおびている。この変種の白花品に、シロバナイヌタデがある。こどもたちが、ままごと遊びに、つんで用いる。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




   ※わが友に贈る※


 「人の振舞」に
 仏法者の真価は表れる。
 「さすが」「立派だ」と
 周囲から仰がれる
 誠実一路の日々を歩め!

           10月16日



     ※☆*寸 鉄*※


創価教育の人間主義をさらに世界に広げるべきー米博士(ハーバード)。世界市民の揺籃
        ◇
生命力旺盛なら愚痴の世界が楽しく変わるー恩師。題目こそ楽観主義の源泉
        ◇
御書に「言わずんばある可からず」と。迸る正義の情熱!勇敢に叫びぬけ
        ◇
若い頃に培われた習慣は一生残るー哲人(ロシア)。日々、悔いなき戦いで己を鍛えよ
        ◇
全国99の橋で耐震補強に性能不足の部品使用と。徹底調査し直ちに改善を

【聖教新聞:2015年10月16日(金)付】



     ※☆*北斗七星*☆※


第3次阿倍改造内閣が発足すると、新聞各紙は一斉に緊急世論調査を実施した。世論調査は、国政の重要課題や国民的な関心事に対する民意を探るものであり、新内閣への国民の評価を調べるのは当然かもしれない

しかし、こうした報道に疑問を持つ識者は少なくない。メディア史を専攻する京都大学大学院の佐藤卓巳教授は、「議論を始める前に何が多数派であるかを予測値的に示されると、議論の可能性を狭めてしまう」(「現代社会再考」 水曜社)と危惧する

メディアの政治報道や政策分析は、世論の内容を充実させ、それに必要な情報を与える、いわば民主政治のインフラ(基盤)である。世論を伝えるだけでは、責任ある主体として物足りない

民主政治では、世論は最大限に尊重されるべきである。一方で、ポピュリズム(大衆迎合)に陥らないために、政治と世論の間には一定の緊張関係が求められるのも事実である。言論機関は、この両者の境界に目を凝らし、国民の多様な考えを伝えていく役割を担う。欧米では、世論調査を独立的に行う会社や団体があり、公表する調査結果をメディアが批判的に報道するスタイルが確立されているそうだ

議論するための公共財である新聞は、どうあるべきか。15日から始まった新聞週間で、じっくり考えて生きたい。(明)

【公明新聞:2015年10月16日(金)付】