≪2015年(平成27年)10月22日(木)長月≫(旧暦9/10)
谷けぶり遠き山家の益母草
鈴木宇亀雄
めはじきをしごけば花のこぼれけり
坊城 中子
めはじきや独り身に似し独り旅
本多 静江
めはじきの瞼ふさげば母がある
長谷川かな女
めはじきや伊賀の女の子の細瞼
橋本 鶏二
※ めはじき・益母草
野原や道ばたに多くはえるシソ科の二年草。茎の高さ五〇~一〇〇センチ(約一尺七寸~三尺三寸)ぐらい。茎と葉に細かい白色の毛を密生する。
茎の上のほうの葉は線形で小さく、下方の葉は深く三裂した卵状心臓形。秋のはじめに、枝さきの葉のさきに、淡紅紫色の唇形花を数個ずつ段状に開く。
こどもが茎を短く切ってまぶたにはりつけて、目をあかせて遊ぶので、《目弾き》という。花の咲いているときの全草を乾燥したものを漢方で、産前産後に用い、これを益母草という。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*※
多忙な中でも
読書の暇をつくれ!
学び続ける人には
精神の輝きがある。
向上の日々を!
10月22日
※☆*寸 鉄*※
全ての障害は奮励努力によって打破されるー偉人(ダビンチ)。不屈の闘魂で広布を開拓
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福井「凱歌宣言」の日。関西の「北の砦」は厳然。新たな常勝の金字塔共に
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「仏はうへての如く衆生は田の如く」。下種とは究極の励まし。胸張り挑戦
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苦労した者が強くなる。青年は安逸を求めるなー恩師。鍛えの青年に栄冠
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学校・病院・劇場等、防火設備の点検強化。絶対無事故へ個々の意識も高く
【聖教新聞:2015年10月22日(木)付】
※☆*北斗七星*☆※
「日中、日韓の2カ国首脳会談へ道筋をつける絶妙のタイミングだった」。マスコミからこうした評価の声が上がった公明党訪中団と訪韓団。山口那津男代表が習近平国家主席、朴槿恵大統領と相次ぎ会談したことで、首脳会談の流れが確かなものになったことは間違いない
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11月1日にソウルで日中韓の3カ国首脳会談が予定されている。その際に2国間の会談が実現できるかが注目されているタイミングで、与党・公明党が両首脳と会い、「会談実現を」と働き掛けた意義は大きい。両国との信頼関係を築いてきた公明党ならではの役割を果たした
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もう一つの成果は、会談の際に示された両首脳の「笑顔」だ。本紙に掲載された山口代表との会談写真には、朴大統領と習国家主席の顔に満面の笑みがこぼれていた。外交では時に、言葉以上に表情が重要なメッセージを伝える
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特に韓国とは関係が冷え込んでいた。朴大統領が終始にこやかに山口代表らを迎えた姿はニュース映像で流れ、両国に懸案はあるものの、韓国が関係改善に意欲を示しているとの印象が強く残った
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訪中、訪韓は、平和安全法制について理解を求める機会にも。帰国後、山口代表は仙台市で「100の反対を言うより、一つの平和への行動を示すことが大切だ」と訴えた。平和の党を今こそ語り抜きたい。(辰)
【公明新聞:2015年10月22日(木)付】
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