≪2015年(平成27年)10月28日(水)長月≫(旧暦9/16)
晴れし日の胡桃の落つる音と知る
中村 汀女
切株に胡桃言葉を置くごとし
宮下 翆舟
胡桃割る燈の円光の一家族
大野 林火
胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋
鷹羽 狩行
胡桃落つ日の夜となれば月明かく
中村 汀女
※ 胡桃・姫胡桃・鬼胡桃・胡桃割る
普通にクルミと呼んでいるのは鬼胡桃で、属のちがうものに野胡桃・沢胡桃がある。鬼胡桃は、果実をとるかめ各地で栽培されている。
球状の果実は、はじめ青く、秋に熟して黄緑色となり細毛をかむっている。径三センチ内外。中に皺溝のあるきわめて堅い核があり、そのなかに薄い種皮に包まれた肥厚した白い子葉がはいっている。食用になるのは、この子葉で多量の脂肪油をふくみ、栄養に富んでいて、すこぶる美味である。
鬼胡桃の名は、核面のなめらかな姫胡桃に対し、凸凹があって醜いからである。野胡桃は、果穂を黄色染料とするほか、種々の用途に用いられるが、食べられない。沢胡桃は、藤胡桃・川胡桃ともいい、渓流のかたわらに多い高木。これもしとはならない。
新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*※
「努力を讃える」
「長所を伸ばす」
それが人材育成の鍵。
相手をよく知り
こに響く励ましを!
10月28日
※☆*寸 鉄*※
御聖訓のまま進む、これが学会精神ー恩師。任用試験通して信心の土台を
◇
東京「杉並婦人部の日」。地域照らす幸の王女は朗らか。歓喜の連帯()スクラム)を拡大
◇
何かに忙殺される人は何も遂行できずー哲人(セネカ)。祈りと知恵で賢く時間革命
◇
首都直下地震の可能性知った人の9割何もせず。`『深き用心」と具体策こそ
◇
笑う機会が少ない高齢者ほど健康状態悪いと。学会活動は生涯青春の源泉
※☆*名字の言*☆※
今年、世界遺産に登録された鹿児島市の「関吉の疎水溝」を訪れた。薩摩藩による日本初の本格的洋式工場「集成館」の動力を担う水車に、水を送り込むためのものだった
▼
石造りの水路に沿って歩いた。水面を流れる一葉を見つけたが、水の流れが、ゆっくりで、すぐに葉っぱを追い越してしまう。疎水の長さ約7キロに対し、始点と終点の高低差は、わずか約8メートルといわれる
▼
しかし、人の足より遅い水も、流れ続けることで、工場をも動かす力になった。その事実と、それを可能にした往時の人々の仕事に、深く思いを致した
▼
鹿児島市に住むある婦人は、先天性の網膜色変性症のため徐々に視力が落ち、6年前、全盲になった。信心を始めて34年目だった。「くよくよせず、自分にできることをしよう」と決めた
▼
始めたのは、本紙を“聞く”ことだった。毎日、夫が1時間ほど音読してくれた。もう一つは毎月の座談会でハーモニカを演奏すること。前に進むスピードは遅くとも、一歩また一歩と歩みを重ねる姿勢、誠実な対話がみの、現在、共に唱題する4人の友がいる。
▼
御書に「水のごとくと申すは・いつも・たい(退)せず信ずるなり』(1544ページ)と。水のごとく清らかに、たゆまず挑戦を貫く人には「勝利」が必ず待っている。(通)
【聖教新聞:2015年10月28日(水)付】
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晴れし日の胡桃の落つる音と知る
中村 汀女
切株に胡桃言葉を置くごとし
宮下 翆舟
胡桃割る燈の円光の一家族
大野 林火
胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋
鷹羽 狩行
胡桃落つ日の夜となれば月明かく
中村 汀女
※ 胡桃・姫胡桃・鬼胡桃・胡桃割る
普通にクルミと呼んでいるのは鬼胡桃で、属のちがうものに野胡桃・沢胡桃がある。鬼胡桃は、果実をとるかめ各地で栽培されている。
球状の果実は、はじめ青く、秋に熟して黄緑色となり細毛をかむっている。径三センチ内外。中に皺溝のあるきわめて堅い核があり、そのなかに薄い種皮に包まれた肥厚した白い子葉がはいっている。食用になるのは、この子葉で多量の脂肪油をふくみ、栄養に富んでいて、すこぶる美味である。
鬼胡桃の名は、核面のなめらかな姫胡桃に対し、凸凹があって醜いからである。野胡桃は、果穂を黄色染料とするほか、種々の用途に用いられるが、食べられない。沢胡桃は、藤胡桃・川胡桃ともいい、渓流のかたわらに多い高木。これもしとはならない。
新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*※
「努力を讃える」
「長所を伸ばす」
それが人材育成の鍵。
相手をよく知り
こに響く励ましを!
10月28日
※☆*寸 鉄*※
御聖訓のまま進む、これが学会精神ー恩師。任用試験通して信心の土台を
◇
東京「杉並婦人部の日」。地域照らす幸の王女は朗らか。歓喜の連帯()スクラム)を拡大
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何かに忙殺される人は何も遂行できずー哲人(セネカ)。祈りと知恵で賢く時間革命
◇
首都直下地震の可能性知った人の9割何もせず。`『深き用心」と具体策こそ
◇
笑う機会が少ない高齢者ほど健康状態悪いと。学会活動は生涯青春の源泉
※☆*名字の言*☆※
今年、世界遺産に登録された鹿児島市の「関吉の疎水溝」を訪れた。薩摩藩による日本初の本格的洋式工場「集成館」の動力を担う水車に、水を送り込むためのものだった
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石造りの水路に沿って歩いた。水面を流れる一葉を見つけたが、水の流れが、ゆっくりで、すぐに葉っぱを追い越してしまう。疎水の長さ約7キロに対し、始点と終点の高低差は、わずか約8メートルといわれる
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しかし、人の足より遅い水も、流れ続けることで、工場をも動かす力になった。その事実と、それを可能にした往時の人々の仕事に、深く思いを致した
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鹿児島市に住むある婦人は、先天性の網膜色変性症のため徐々に視力が落ち、6年前、全盲になった。信心を始めて34年目だった。「くよくよせず、自分にできることをしよう」と決めた
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始めたのは、本紙を“聞く”ことだった。毎日、夫が1時間ほど音読してくれた。もう一つは毎月の座談会でハーモニカを演奏すること。前に進むスピードは遅くとも、一歩また一歩と歩みを重ねる姿勢、誠実な対話がみの、現在、共に唱題する4人の友がいる。
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御書に「水のごとくと申すは・いつも・たい(退)せず信ずるなり』(1544ページ)と。水のごとく清らかに、たゆまず挑戦を貫く人には「勝利」が必ず待っている。(通)
【聖教新聞:2015年10月28日(水)付】
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