≪2015年(平成27年)10月6日(火)長月≫(旧暦8/24)
城址とはゑのころ草の井戸一つ
西本 一都
鴨川やゆく水なだめ猫じゃらし
青木 泰夫
ねこじゃらしこぞれば没日とゞまらず
八木林之助
ゑのころ草に明けたる町の厨芥車
原田 杏子
空き地の子ゑのころ草をまぶしけり
細見 綾子
※ 狗尾草(えのころぐさ)・猫じゃらし
こどもが花穂をとって子猫などをからかうので猫じゃらしという。いたるところにはえるイネ科の一年草。エノコログサは、花穂を犬の尾に見たてた名。浜エノコログサ・紫エノコログサ・オオエノコログサ・アキノエノコログサ・金エノコログサなどがある。
都会付近では《秋の狗尾草》がよく繁殖しており、このほうを猫じゃらしと呼んでいる。エノコログサの花穂の出るのは七・八月、アキノエノコログサは九・十月ごろである。
【新訂「現代俳句歳時記／石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
※☆*わが友に贈る*※
人ではない
環境でもない。
全ては自分で決まる。
一人立つ信心で
黄金の歴史を綴れ！
2015年10月6日
※☆*寸 鉄*※
学会は魂と魂の触発によって人間の力を強めるー教授。尊き励ましの世界
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さあ対話の秋！語った分だけ幸福が拡大。生命に「今生人界の思出」刻め
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きょう三重の日。師弟の心燃える同志の団結城！新たな広布の大金字塔を
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勇気と信念の人は不幸に押し潰されないー偉人(ドイツ)。青年よ激戦を喜ぶ勇者に
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「物価上昇を感じる」84％ー日銀調査。庶民守る政治へ。公明よ断固舵取れ
※☆*名字の言*☆※
「朝、元気に電話で話してた友人が……」。岩手の津波被災地で、長い歴史を有する建設会社の代表に話を聞いた。「あの日」のことを思うと、今も言葉が詰まるという
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友人、仕事仲間、取引先の多くの人が亡くなった。仕事や家を失った。さらに、建築資材の高騰が家業を圧迫した。例えば、コンクリートを流し込むための合板型枠の価格は、一時10倍以上に高騰した
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だが、本業の経営も大変なのに、町のためにと、新しくできた公的施設の管理運営を、無償で引き受けている。その施設では、東京から居住してきた青年やボランティアの人たちの交流の輪が広がる
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彼は、身近な人たちの死に「なぜ、俺が生き残ったのか」と悩み続けた末に、「ならば自分の『死のざま』を問い続けていこう」と思った。人を支え、地域を支えて、悔い無く人生を終わりたいと思ったという
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御書に「されば先臨終の事を習うて」(1404頁)と。命に限りがあることを皆、知識としては知っている。しかし、それを、身近な人、まして自分に引き当てて考えることを、人は避けたがる。この一点を真剣に考えたとき、見えてくるものがある。裕福な暮らしなどいの「蔵の財」、肩書や名誉などの「身の財」に代わって、「心の財」の光が増してくる。(哉)
【聖教新聞：2015年10月6日(火)付】
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和井弘希(kouki wai) @kiseki7302wai
