和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

栗/今日の俳句 ≪第1939号≫

2015年10月29日 08時36分29秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)10月29日(木)長月≫(旧暦9/17)


 下野や風雨いよいよ栗林
        鈴木真砂女

 山行の栗の毬より雨あがる
        石橋 秀野

 焼栗やまた近くなる雨の音
        長田 幹彦

 落栗やなにかと言へばすぐ谺(こだま)
        芝 不器男

 朝刊をとりて来し手に栗もてる
        高屋 窓秋


※ 栗・甘栗・焼栗・山栗・芝栗
 果実をとるために、畑に植えられたものがほとんどだが、野生もかなり多く、栗拾いは秋の行楽の一つ。野生の栗は、木が大きいが実は小さく、反対に栽培種は小さく、実は粒が大きくて味もすぐれている。
 山栗・芝栗はクリの別名。芝栗はささ栗ともいって、野生の小粒の栗である。いがの中に、たいていニ~三個の実があり、三個のものを「みつ栗」、中の平たいものを「中栗」、一個のものを「ひとつ栗」、などという。
 丹波地方から出る大きな栗が丹波栗で、昔から有名。栗は八月中ばごろから出はじめ、九月末から十月が出さかりで、十一月のはじめには終わり、正月用のカチクリは晩生種をたくわえたものである。

新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※


 会合は新鮮さが大切だ。
 入念な準備や
 創意工夫を怠るな。
 「さあ頑張ろう!」と
 皆が決意する集いに!

           10月29日



     ※☆*寸 鉄*※


 「我々青年は!」と70代の牧口先生。挑戦する魂は永遠に若い。溌剌と前進

        ◇

 青森県婦人部の日。「人材の森」を育む太陽の母!麗しき団結で幸福広げよ

        ◇

 折伏すれば偉大な生命力が湧き、生きる喜びがみなぎるー恩師。歓喜は万波と

        ◇

 「慈無くして詐(いつわ)り親しむは是れ彼が怨(あだ)なり」仏典。正邪を言い切るのが慈悲

        ◇

 3千の小中学校、消防設備の劣化を放置と。改善急務。最優先で子を守れ




     ※☆*名字の言*☆※


 地区・支部総会が全国で活発に行われている。都内の地区総会で、ある壮年が体験を披露したところ、終了後、普段はあまり会話を交わさない友に声を掛けられた。「あなたの体験に力をもらった。私も頑張らないと」



 壮年は3年前に病気で手術をし、後遺症が少しある。体験発表を頼まれた当初は「完治していないから-----」と、いったんは断った。だが、「後遺症と格闘しながら前向きに生きる姿を、ありのままに語ってほしい」と背中を押された



 驚くようなドラマはなくても、挑戦の途上であっても、信心根本に、地道に人生を開いてきた“等身大の体験"が、各地で新鮮な感動を広げている。ある未来部の会合では、勉学やスポーツに励む同世代、起業し社長として活躍する青年部員、担当の幹部まで、全員が体験を語った。「本当に刺激になった」と、参加者から喜びの声が上がっていた。



 御書に「道理証文よるも現証にはすぎず」(1468ページ)と。信心の喜びを確信やもって語る姿の中に、「現証」は光り輝く。またいわく「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(御書1174ページ)。苦難に負けずに進む、その振る舞いが、信仰の力を表している



 体験を語り、体験を力に、地域広布をさらに広げていきたい。(側)

【聖教新聞:2015年10月29日(木)付】





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