■<2015年(平成27年)1月30日(金)>■
◆中小企業の生産性高く◆
【公明新聞:2015年1月29日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150129_16097
地方創生 交付金生かせ
核廃絶へ合意形成に努めよ
参院本会議で荒木氏
参院は28日午前の本会議で、麻生太郎財務相の財政演説に対する各党代表質問を行い、公明党の荒木清寛参院政審会長が質問した。=質問、答弁要旨
荒木氏は、今年が戦後70年の節目となる点に触れ、唯一の被爆国として「悲惨な経験をいかに後世に語り継ぐかは大きな課題」と指摘。今年の国連軍縮会議やパグウォッシュ会議で「核廃絶への国際的な合意形成に努めるべきだ」と訴えた。
また、国連が貧困や飢餓などの改善をめざしてきた「ミレニアム開発目標」の後継となる目標について、「人間の安全保障の理念に立脚すべき」との方向性が打ち出されていることを踏まえ、「日本は策定に向けて主導的な役割を」と主張。安倍晋三首相は「引き続き国際社会の議論を主導していく」と答えた。
地域経済の活性化に向け、荒木氏は「地域で完結する『ローカル経済』の活性化を行うことが地方創生、経済成長、賃金上昇への近道」と指摘。特に、地域経済を支える中小企業・小規模事業者の潜在力を引き出すため、技術開発やICT(情報通信技術)の活用などによる生産性の向上を後押しするよう求めた。
一方、2014年度補正予算案で、8年ぶりに新規国債発行額を当初予算から減額した点を評価した上で「今後、税収増が見込まれる場合は、財政出動を極力抑制し、着実に財政健全化を進めていく必要がある」と力説した。
荒木氏は、プレミアム付き商品券の発行や低所得者向け灯油補助への支援などを目的に、補正予算案に盛り込まれた交付金に言及。「住民のニーズや生活事情に合った、より高い効果が望める政策に使われるべきで、きめ細かな対応が望まれる」と指摘した。
加えて、地方創生に向けた「地方版総合戦略」を策定する地方自治体に対し、国は財政支援のほか、「先進事例の紹介など情報提供や人材派遣を積極的に行い、強力に支援していくことが必要」と強調した。
消費税の軽減税率については「消費税率を10%に引き上げるのと同時に導入できるよう詳細な制度設計を急ぐべきだ」と訴えた。
※今日の俳句※
林檎の木いまだ幼く春を待つ
菖蒲あや
春待つや薔薇の名前を言う遊び
津田このみ
受験子と春待つ思ひ一にして
堀田こう
※ 寒さも峠を越し、近づく春を心待ちにすること。わけても、暗く鬱陶しい冬を耐えてきた北国の人々の、春を待つ気持ちには切実なものがある。
【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】
※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月30日(金)付】
会合に参加できない
友にこそ最大の激励を!
全員が尊き使命の人材。
一人ももれなく
人生の大勝利者に!
2015年1月30日
※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月30日(金)付】
都心を横断するJR中央・総武線に信濃町駅が誕生したのは1894年(明治27年)。その背景には、兵隊や軍事物資の速やかな輸送という軍からの要請もあった。日清戦争の年である
▼
信濃町駅付近には現在、立て替えが決まっている国立競技場や明治神宮外苑、慶応病院などがあるが、当時は青山練兵場など軍の施設が広がっていた。兵士輸送の軍用引込み線も延びていた。その痕跡は今日も残っている。いわば“戦跡”である
▼
写真家の安島太佳由氏は、国内外の戦跡写真を撮り続け、「戦争の悲惨さ、おろかさ、おそろしさ」を実感してほしいと、若い世代に訴えている(『平和を考える 戦争遺産図鑑』岩崎書店)
▼
2020年、東京五輪の時には、戦後75年の夏を迎える。街は変貌を遂げても、平和を求める人間の心は絶対に変わってはならない。本紙26・27日付に発表された池田SGI会長の「記念提言」の結びは「悲惨の二字をなくす挑戦に全力で取り組み、すべての人間の尊厳が輝く世界への道を切り開いていきたい」との強い思いであった
▼
今、信濃町駅には、学会の総本部を訪れる若き平和のリーダーが日々、往来する。未来部員の元気な声も響く。後継の弟子が師の悲願の実現へーー。心新たに誓いの連帯を築きたい。(杏)
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
◆中小企業の生産性高く◆
【公明新聞:2015年1月29日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150129_16097
地方創生 交付金生かせ
核廃絶へ合意形成に努めよ
参院本会議で荒木氏
参院は28日午前の本会議で、麻生太郎財務相の財政演説に対する各党代表質問を行い、公明党の荒木清寛参院政審会長が質問した。=質問、答弁要旨
荒木氏は、今年が戦後70年の節目となる点に触れ、唯一の被爆国として「悲惨な経験をいかに後世に語り継ぐかは大きな課題」と指摘。今年の国連軍縮会議やパグウォッシュ会議で「核廃絶への国際的な合意形成に努めるべきだ」と訴えた。
また、国連が貧困や飢餓などの改善をめざしてきた「ミレニアム開発目標」の後継となる目標について、「人間の安全保障の理念に立脚すべき」との方向性が打ち出されていることを踏まえ、「日本は策定に向けて主導的な役割を」と主張。安倍晋三首相は「引き続き国際社会の議論を主導していく」と答えた。
地域経済の活性化に向け、荒木氏は「地域で完結する『ローカル経済』の活性化を行うことが地方創生、経済成長、賃金上昇への近道」と指摘。特に、地域経済を支える中小企業・小規模事業者の潜在力を引き出すため、技術開発やICT(情報通信技術)の活用などによる生産性の向上を後押しするよう求めた。
一方、2014年度補正予算案で、8年ぶりに新規国債発行額を当初予算から減額した点を評価した上で「今後、税収増が見込まれる場合は、財政出動を極力抑制し、着実に財政健全化を進めていく必要がある」と力説した。
荒木氏は、プレミアム付き商品券の発行や低所得者向け灯油補助への支援などを目的に、補正予算案に盛り込まれた交付金に言及。「住民のニーズや生活事情に合った、より高い効果が望める政策に使われるべきで、きめ細かな対応が望まれる」と指摘した。
加えて、地方創生に向けた「地方版総合戦略」を策定する地方自治体に対し、国は財政支援のほか、「先進事例の紹介など情報提供や人材派遣を積極的に行い、強力に支援していくことが必要」と強調した。
消費税の軽減税率については「消費税率を10%に引き上げるのと同時に導入できるよう詳細な制度設計を急ぐべきだ」と訴えた。
※今日の俳句※
林檎の木いまだ幼く春を待つ
菖蒲あや
春待つや薔薇の名前を言う遊び
津田このみ
受験子と春待つ思ひ一にして
堀田こう
※ 寒さも峠を越し、近づく春を心待ちにすること。わけても、暗く鬱陶しい冬を耐えてきた北国の人々の、春を待つ気持ちには切実なものがある。
【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】
※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月30日(金)付】
会合に参加できない
友にこそ最大の激励を!
全員が尊き使命の人材。
一人ももれなく
人生の大勝利者に!
2015年1月30日
※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)1月30日(金)付】
都心を横断するJR中央・総武線に信濃町駅が誕生したのは1894年(明治27年)。その背景には、兵隊や軍事物資の速やかな輸送という軍からの要請もあった。日清戦争の年である
▼
信濃町駅付近には現在、立て替えが決まっている国立競技場や明治神宮外苑、慶応病院などがあるが、当時は青山練兵場など軍の施設が広がっていた。兵士輸送の軍用引込み線も延びていた。その痕跡は今日も残っている。いわば“戦跡”である
▼
写真家の安島太佳由氏は、国内外の戦跡写真を撮り続け、「戦争の悲惨さ、おろかさ、おそろしさ」を実感してほしいと、若い世代に訴えている(『平和を考える 戦争遺産図鑑』岩崎書店)
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2020年、東京五輪の時には、戦後75年の夏を迎える。街は変貌を遂げても、平和を求める人間の心は絶対に変わってはならない。本紙26・27日付に発表された池田SGI会長の「記念提言」の結びは「悲惨の二字をなくす挑戦に全力で取り組み、すべての人間の尊厳が輝く世界への道を切り開いていきたい」との強い思いであった
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今、信濃町駅には、学会の総本部を訪れる若き平和のリーダーが日々、往来する。未来部員の元気な声も響く。後継の弟子が師の悲願の実現へーー。心新たに誓いの連帯を築きたい。(杏)
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