朝夕のすがすがしい勤行・唱題/名字の言
【聖教新聞・2013年 (平成25年)7月29日(月)より転載】
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
(7/29)
「口にする」という表現は興味深い。
食べ物を「口にする」ときは中へ入れる。
言葉を「口にする」ときは外へ出す。
入ったり、出たり……
▼
口にした食べ物は、体内で栄養となる。
しかし、傷んだ物だと病気になる。
同じように、口から出ていく言葉も、善悪さまざま。
人に勇気や希望を送りもすれば、傷つけもする。
私たちは、地域、職場、学校、家庭などで、常に励ましの言葉を交わし合いたい
▼
文豪ゲーテの箴言に「いったん口に出された言葉は、ふたたびわが身に戻ってくる」(岩崎英二郎訳)と。
言葉は出ていくばかりではないようだ
▼
学会活動の基本に、方便品・自我偈の勤行の実践がある。
最初の文字が「自」で、最後が「身」で終わる自我偈について、池田名誉会長はこう語っている。
「自我偈は偉大なる『自身』を讃嘆した、三世にわたる『自身』の自在の境涯をうたった詩なのです」と
▼
日蓮大聖人は、この自我偈の一字一字を「金色の文字」と説かれた。
その輝かしい経文を口に出して読む勤行は、一語一語がわが身に戻って刻印され、自らの生命を黄金に染めていく
▼
生活のリズムが乱れやすい夏。だからこそ、朝夕のすがすがしい勤行・唱題を根本に、健康第一で、生命力あふれる日々を過ごそう。
(杏)
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【聖教新聞・2013年 (平成25年)7月29日(月)より転載】
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「口にする」という表現は興味深い。
食べ物を「口にする」ときは中へ入れる。
言葉を「口にする」ときは外へ出す。
入ったり、出たり……
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口にした食べ物は、体内で栄養となる。
しかし、傷んだ物だと病気になる。
同じように、口から出ていく言葉も、善悪さまざま。
人に勇気や希望を送りもすれば、傷つけもする。
私たちは、地域、職場、学校、家庭などで、常に励ましの言葉を交わし合いたい
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文豪ゲーテの箴言に「いったん口に出された言葉は、ふたたびわが身に戻ってくる」(岩崎英二郎訳)と。
言葉は出ていくばかりではないようだ
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学会活動の基本に、方便品・自我偈の勤行の実践がある。
最初の文字が「自」で、最後が「身」で終わる自我偈について、池田名誉会長はこう語っている。
「自我偈は偉大なる『自身』を讃嘆した、三世にわたる『自身』の自在の境涯をうたった詩なのです」と
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日蓮大聖人は、この自我偈の一字一字を「金色の文字」と説かれた。
その輝かしい経文を口に出して読む勤行は、一語一語がわが身に戻って刻印され、自らの生命を黄金に染めていく
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生活のリズムが乱れやすい夏。だからこそ、朝夕のすがすがしい勤行・唱題を根本に、健康第一で、生命力あふれる日々を過ごそう。
(杏)
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