和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅62/小説「新 ・人間革命」

2013年07月16日 06時56分15秒 | 今日の俳句
 小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)7月16日(火)より転載】

奮迅62(7/16)
 山本伸一の言葉を聞くと、首脳幹部の一人が尋ねた。

 「先生は、埼玉の新出発のために、なぜ婦人部の、それもブロック担当員の集いに出席されようと考えられたのでしょうか」

 伸一は、頷いた。

 「確かに、壮年の本部長会や支部長会、あるいは、各部合同の支部幹部会でスタートするという考えもある。
しかし、広宣流布の最大の原動力は婦人です。
だから私は、まず婦人部に光を当てようと思ったんです。

 あの英雄ナポレオンには、一つの大きな後悔があった。
彼は晩年、語っている。

 『私は、女性と十分に対話できなかったことを後悔している。
女性からは、男たちがあえて私に語ろうとしない多くのことを、学ぶことができる。
女性には、まったく特別な独立性があるのだ』(注1)

 ナポレオンは、女性のもつ知恵や力に学び、生かすことができなかった。
だが、民衆の時代を創る広宣流布という平和革命には、女性の知恵と力が必須なんです。

 また、私が、ブロック担当員さんという第一線の方々の集いに、出席することにしたのは、ブロックにこそ本当の戦いがあるからです。
皆が必死になって、日々、壮絶な闘争を展開している。
その時に、指導者が城にこもっていれば、戦いは負けます。

 『兵士でなければならない、次に兵士でなければならない、そして更に兵士でなければならない』(注2)――これも、ナポレオンの有名な言葉です。
王侯貴族などという権威は、戦いの場にあっては滑稽なだけです。

 だから私は、常に広宣流布の、最も激しい主戦場を走り、戦い、勝ってきました。

 戸田先生は、私を谷底に突き落とすように、不可能と思える戦いを私に託された。
そして、どんなに苦労し抜いて勝利を収めても、ほとんど褒めてはくださらなかった。
勝って当然という顔をされていた。
それが、弟子を真実の指導者に育て上げようとする、厳しくも深い、師の慈愛だったんです」

※ 小説『新・人間革命』の引用文献
注1 ナポレオンの言葉は、ガスパール・グールゴー著『セント・ヘレナでの未刊の日記 第二巻』エルネスト・フラマリオン出版社(フランス語)
注2 『ナポレオン言行録』大塚幸男訳、岩波書店



帰省/今日の俳句 第1346号

2013年07月16日 05時13分37秒 | 今日の俳句
      ◇帰省/今日の俳句◇
         ◇※第1346号※◇

 2013年(平成25年)7月16日(火)


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※7月16日※
■ 国土交通Day
 国土交通省が2001年に制定。
1999年のこの日、国土交通省設置法が公布された。
国土交通行政に関する意義、目的、重要性を理解する日。

■ 駅弁記念日
 1885年のこの日に開業した日本鉄道の宇都宮駅で、日本初の駅弁が発売された(ただし、これより早く他の駅で駅弁が販売されていたとする主張もある)。
宇都宮市で旅館業を営んでいた白木屋嘉平が、たまたまその旅館に宿泊していた日本鉄道の重役の薦めで販売した。握り飯2個とたくあんを竹の皮に包んだもので、値段は5銭だった。

■ 外国人力士の日
 1972年のこの日、大相撲名古屋場所で、ハワイ出身の力士・高見山大五郎が外国人力士として初めて幕内優勝した。

■ 籔入り
 昔、商店に奉公している人や、嫁入りした娘が、休みをもらって家に帰った日。
この日と1月16日だけ実家に帰ることが許されていた。

■ 盆送り火
 盆の最終日。祖先の精霊を送る為に火を焚く。また、祭壇に供えたものは精霊船に乗せて川や海に流す。
月遅れの8月16日や旧暦7月16日に行う地方もある。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句


 帰省子待つ夫の手の時刻表
        西岡千鶴子


 なれそめは帰省列車の手弁当
        井川節子


 島の灯の中に母の家帰省かな
         武田孝子


【季語の解説】

※ 帰省→帰省子。
 もとは、故郷に帰り父母の安否をたずねる。転じて、単に故郷に帰る意。
[唐、失慶餘、送(下ルノ)張景宣(ノ)歸(二リテ)揚州(一二)觀省(上スルヲ)詩]「歸省及(二ビ)花時(一二)行吟(ス)落第(ノ)詩。]
わが国では、進学・就職等で郷里を離れた子女が、その年の最初の休暇で帰省する。それが夏である。
五月病にかからなかったなど、近況を聞くのが家族には楽しみで、また、進学就職先の最新の話題が、教師には貴重な情報ともなる。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月16日(火)より転載】


      ※わが友に贈る※


  ヤング壮年部が

  各地で生き生きと前進。

  社会で勝ち 地域で光る

  一人一人に!

  大勇猛心を燃やせ!


      ◇7月16日◇


         ■


      ◇※寸 鉄※◇


 「立正安国論」提出の日。大聖人の正義の魂は学会が継承。社会の安寧こそ

         ◇

 福岡・佐賀・長崎が猛攻!九州が全国勝利の先駆を。対話拡大の大旋風起こせ

         ◇

 富士仰ぐ静岡よ威風堂々と師子吼せよ!必勝こそ王者の使命。圧巻の劇(ドラマ)を

         ◇

 人生はちょっとの油断で崩れるー恩師。青年よ、最後まで全力出しきれ!

         ◇

 メール情報の流出が社会問題に。情報管理を厳格に徹底せよ。隙作るな。


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7月15日(月)のつぶやき

2013年07月16日 01時34分35秒 | 広島カープ

 夏の土用は立秋(二十四節気、八月七日頃)までの一八日間を言い、親しい人同士で暑中の安否を気づかって消息を交わす習慣がある。
photozou.jp/photo/show/123…