和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

大切な人への”やむにやまれぬ思い”/名字の言

2013年07月24日 07時36分11秒 | 今日の俳句
 大切な人への”やむにやまれぬ思い”/名字の言

【聖教新聞・2013年 (平成25年)2月26日(火)より転載】        


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(7/24)

 遠地の友人が入院したことを、別の友人が電子メールで教えてくれた。見舞いに行く前、病状の特徴や病院の場所をインターネットで調べた。カーナビのおかげで、道も迷わずに済んだ

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 大切な人が病気になれば、少しでも早く、詳しく状況を知りたい。すぐに駆け付けたいと思う。近年、文明の利器は、そうしたはやる気持ちに応えてくれる

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 日蓮大聖人は、遠方にいる病気の門下へのお手紙に、直接会って激励できないもどかしさを「歎かし歎かし」(御書1017頁)とつづられた。弟子への深き慈愛が胸に迫る

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 別の門下が伏せっているとの伝聞に接した際は、一度は人を使わせて確認しようとされた。しかし、そうすることで弟子を煩わせてしまうのではと気遣い、“本当に病気であれば便りがあろう”と踏みとどまられた。
そのときの心情を、「疎遠なふりをしながらも心配していた」(同1490頁、通解)と。ようやく門下から手紙が届くと、喜ばれ、すぐに励ましの返事を送られている

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 大切な人への“やむにやまれぬ思い”は、時代が違っても変わりがない。病と闘う友を真心込めて励ましたい。その際、見舞うタイミングがあることもわきまえたい。相手の身になり、友の心に安心と希望を届けよう。
                    (弘)



万緑/今日の俳句 第1354号

2013年07月24日 07時01分14秒 | 今日の俳句
      ◇万緑/今日の俳句◇
         ◇※第1354号※◇

 2013年(平成25年)7月24日(水)


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※7月24日※
 
■ 劇画の日
 1964(昭和39)年のこの日、青林堂が劇画雑誌『ガロ』を創刊した。
白土三平の『カムイ伝』を始め、水木しげる、つげ義春等が登場し、大人向けの劇画ブームの拠点になった。
【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】

※ 河童忌,我鬼忌,龍之介忌
 1927年のこの日、小説家の芥川龍之介が多量の睡眠薬を飲んで自殺した。代表作の『河童』から、「河童忌」と名附けられた。
■※芥川龍之介(あくたがわ-りゅうのすけ) ※■
  『1892年-1927年(明治25年~昭和2年)』【小説家】
 古今東西の古典をモダンに甦らせた夭折の作家。 大正期の小説家。東京都出身。東大卒。
乳児期から母方の実家で育てられた。東京帝国大学在学中の1916年(大正5)第四次「新思潮」創刊号に発表した「鼻」が夏目漱石に絶賛され文壇にデビュー。
初期の古典を材料にした「羅生門」「芋粥(いもがゆ)」「地獄変」などの名作を経て、「点鬼簿」「歯車」など自己の周辺にテーマを得た作品に移行。様々なトラブルで心身とも衰弱、1927年(昭和2)自殺。
【「デジタル版・日本人名大辞典(江戸・東京人物辞典の解説)」より転載】


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   ■※今日の俳句


 万緑に大吊橋の軋む音
        山下美典


 万緑や死はもろもろの管とれて
        三嶋隆英


 万緑やこけし笑まわす筆さばき
        田畑はつ枝


【季語の解説】

※ 万緑。
 夏、見渡す限りの草木が緑なす様をいう。王安石の「万緑叢中紅一点、動人春色不須多」にこの言葉はあり、「万緑の中や吾子の歯生え初むる 中村草田男」の句によって一般化され季語として定着したといわれる。
生え初めた吾子の白い歯は、一人の生命体としての存在を誇示した証しであり、それが生き生きとした大自然の緑とみごとな調和をなしている。
夏の大地に、新緑より強い調べでみなぎる生命感を表出していると捉えたい。
→若葉・茂り。
 【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


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  ※今週のことば/わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月24日(水)より転載】


      ※わが友に贈る※


  会場提供の皆様

  本当にありがとう!

  尊き宝城から

  無数の歓喜の劇(ドラマ)が。

  福徳は三世に輝く!


      ◇7月24日◇


         ■


      ◇※寸 鉄※◇


 平和創出のためには人間革命の思想が必要ー議員(ブラジル)。われらは誉れの先覚者と

         ◇

 青年部が教学2級試験へ始動。学ぶ友も教える友も成長の好機(チャンス)。大挑戦を

         ◇

 猛暑の中、創価班・牙城会・白蓮G(グループ)。の労苦に感謝。尊き陰徳には必ず陽報が

         ◇

 夏休み・子供を守る鍵は地域の目ー識者。挨拶や声掛けで犯罪の種を根絶

         ◇

 これからが経済政策の正念場ー報道。公明よ出番だ。生活者目線で舵取れ


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7月23日(火)のつぶやき

2013年07月24日 01時43分26秒 | 広島カープ

 茂りとは、夏に木の枝葉が鬱蒼と重なり合って生い出でたさまである。ことに、夏山の茂りは日もささず、降る雨も洩らさぬほどに枝葉が生い茂る。
photozou.jp/photo/show/123…