和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅63/小説「新 ・人間革命」

2013年07月17日 07時12分15秒 | 今日の俳句
 小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)7月17日(水)より転載】

奮迅63(7/17)

 山本伸一は、話をついだ。

 「私は、埼玉を“妙法のロワール”と呼びました。
フランスのロワール地方は、工業も発展していますが、緑が豊かで、美しい古城の多いところです。

 ナポレオンもロワール地方に注目し、執政政府時代、外務大臣のタレーランに、ロワールの城のなかでも、とりわけ美しいバランセ城を購入するように勧めています。
そして、ここに各国の要人を招いて、外交の舞台にします。
いわば、洗練された文化の力をもって、ロワールで外交戦を展開させたんです。

 私が、『埼玉は、妙法のロワールたれ!』と訴えたのは、“外交で勝利し、世界のどの地域よりも、学会理解の輪を広げてほしい”との意味が託されているんです」

 埼玉には、伸一は渉外部長としても、足を運んだことがあった。
彼は、常に勇気をもって、誠実に誠実を尽くして、どんな相手にもぶつかっていった。

 ある時、戸田は、伸一に言った。

 「外へ出れば、学会全体を代表しているのである。
個人ではない。
学会の代表という自覚に立つことを忘れてはならない」

 また、学会員が不当な迫害を受け、その対応のため、現地に出向いた青年幹部がいた。
彼は、抗議もできず、言うべきことも言わずに帰って来た。
すると戸田は、烈火のごとく怒り、指導した。

 「会員を守れぬような臆病者は去れ! 意気地なしは学会から去れ! 学会と生死を共にする者だけが真実の同志だ」

 勇気のない青年に、勇気を奮い起こそうとしない人間に、戸田は厳しかった。

 勇気がなければ――最愛の会員を守れないからだ。
広宣流布の勝利はないからだ。
自分自身をも不幸にしてしまうからだ。

 仏・菩薩の生命を具えているがゆえに、勇気は本来、万人がもっているのだ。
要は、それを奮い起こそうとするかどうかだ。
学会活動の場で培った勇気こそが、人生の困難の障壁に体当たりしていく闘魂となるのだ。



夏服/今日の俳句 第1347号

2013年07月17日 06時34分29秒 | 今日の俳句
     ◇夏服/今日の俳句◇
         ◇※第1347号※◇

 2013年(平成25年)7月17日(水)


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※7月17日※
■ 国際司法の日(World Day for International Justice)
 1998年のこの日、国連全権外交使節会議において「国際刑事裁判所ローマ規程」が採択された。

■ 漫画の日
 1841年のこの日、イギリスの絵入り諷刺週刊誌『パンチ』が発刊された。
1992年に終刊になるまで151年間発行されていた。
日本では、1862(文久2)年に日本語版の『ジャパン・パンチ』が刊行された。

■ 理学療法の日
 日本理学療法士協会が制定。
1966年のこの日、110名の理学療法士により日本理学療法士協会が結成された。

■ 東京の日
 1868(慶応4)年のこの日、明治天皇の詔勅により「江戸」が「東亰」に改称された。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】

※ あじさい忌
 俳優・石原裕次郎の1987年の忌日。
石原裕次郎があじさいの花が好きだったことから「あじさい忌」と呼ばれるようになった。
■ 石原裕次郎(いしはら-ゆうじろう) 1934年(昭和9年)-1987年(昭和62)昭和時代後期の映画俳優。。
 昭和9年12月28日生まれ。昭和31年兄石原慎太郎原作の「太陽の季節」で日活からデビュー。つづく「狂った果実」「乳母車」でブームをよび,33年「嵐を呼ぶ男」の記録的ヒットでスターとなる。
35年相手役の北原三枝と結婚。歌手としても「銀座の恋の物語」などの主題歌で人気を博した。38年石原プロを設立,後年はテレビで活躍。昭和62年7月17日死去。52歳。兵庫県出身。慶大中退。

※ 茅舍忌
 俳人・川端茅舍の1941年の忌日。
■ 川端茅舎(かわばた-ぼうしゃ) 1897年(明治30年)-1941年(昭和16年)。
 東京生れ。本名信一(のぶかず)。父は-漢詩,俳諧,書画をたしなんだ風流人で,その芸術的な血は茅舎にも継がれ,画家川端竜子は異母兄である。
1921年,洋画を志し岸田劉生に師事,かたわら15年以降《ホトトギス》などへの投句遍歴を続けた。
31年,脊椎カリエスのため画業を断念,高浜虚子に師事し句作に没頭し,《ホトトギス》に茅舎,松本たかし,中村草田男時代を画した。
以後没年まで闘病生活の中でいっさいを句作に傾注し《川端茅舎句集》(1934),《華厳》(1939)などの句集を残した。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】



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   ■※今日の俳句


 嘴は黄色夏服は白決まりなり
        中原道夫

 英雄の息女の三人白夏服
        中村草田男


 白服にてゆるく橋越す思春期らし
         金子兜太


【季語の解説】

※ 夏服→白服・麻服。
 夏着る洋服のこと。合服を脱ぎ、裏地なしの軽くて涼しい夏服に着替える。
白または淡い寒色系が好まれ、素材として吸水性の良い麻などが用いられてきたが、最近では合成繊維とそれに対する染色の技術は発達し、ポーラー、モヘヤといった生地にも人気がある。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月17日(水)より転載】


      ※わが友に贈る※


  民衆勝利の旭日は

  異体同心の北陸から!

  さあ今日も挑戦だ。

  誓いに生き抜く

  凱歌の人生たれ!


      ◇7月17日◇


         ■


      ◇※寸 鉄※◇


 「大阪大会」記念日。正義は必ず勝つ!の証明が男子の使命。炎の言論で

         ◇

 熊本・鹿児島・大分・宮崎が勇猛果敢の前進。火の国から先駆の勝ち戦を

         ◇

 兵庫・奈良・和歌山の友の執念の拡大。関西魂の底力で栄光の凱旋門へ!

         ◇

 「法華経の信心を・とをし給へ」。持続の信心こそ幸福への直道。誓願貫け

         ◇

 偽法主・日顕の「禅寺墓参り」から24年。永遠に消えぬ宗祖違背の大謗法


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7月16日(火)のつぶやき

2013年07月17日 01時34分01秒 | 広島カープ

 故郷に帰り父母の安否をたずねる。転じて、単に故郷に帰る意。
わが国では、進学・就職等で郷里を離れた子女が、その年の最初の休暇で帰省する。 photozou.jp/photo/show/123…