和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅49/小説「新 ・人間革命」

2013年07月01日 07時30分13秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)7月1日(月)より転載】


奮迅49(7/1)
 講義開始の午後七時になった。

 山本伸一は、自己紹介から始めた。

 「私は、このたび、戸田先生の『名代』として川越地区の御書講義を担当させていただくことになりました山本伸一と申します。

 全精魂を注いで御書講義をさせていただくとともに、御書を身で拝され、広宣流布の指揮を執られている戸田先生の大精神を、皆様にお伝えしてまいりたいと思います。

 なお、この御書講義につきましては、戸田先生より、受講者の皆さんへ、各御抄の修了証書を賜ることになっております。

 若輩ではございますが、教学をもって、皆さんと共に、川越地区大発展の礎を築いてまいる決意ですので、どうか、よろしくお願い申し上げます」

 彼は、こう言って、深く頭を下げた。

 「講義は、時間の関係もありますので、重要な箇所を抜粋して講義させていただきます。

 また、終了後には、時間の許す限り質問をお受けいたしますので、わからないことがございましたら、なんでもお聞きください」

 まだ、創価学会による御書全集の刊行前であり、研鑽する御抄は、それまでの『大白蓮華』に掲載されたものである。
ところが、何カ月も前に掲載された御抄もあり、教材を持っていない人もいた。

 受講者は選ばれた人であったが、御文を拝読してもらっても、途中で詰まってしまう人が多かった。
伸一の方から、語句の意味などを質問してみると、基礎的な教学の知識も乏しく、その回答からは、弘教への意欲も感じられなかった。
大多数の人は、ただ、「題目を唱えれば功徳がある」と聞かされ、入会に踏み切ったと言うのだ。

 皆、経済苦や病などの苦悩と格闘していた。
高邁な理想よりも、今日、食べる米をいかに確保するかが最大の関心事であるという人が、ほとんどであった。
その庶民が立ち上がり、生活という現実と戦いながら、広宣流布の大理想をめざしてきたのが創価学会なのだ。
そこに、民衆に根差した学会の強さがある。



緑蔭/今日の俳句 第1331号

2013年07月01日 06時13分28秒 | 今日の俳句
    ◇緑蔭/今日の俳句◇

    ◇※第1331号※◇

 2013年(平成25年)7月1日(月)


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※7月1日※

■ 国民安全の日
 1960年5月の閣議で、産業災害・交通事故・火災等の災害防止を図る為に制定。

■ 「全国安全週間」の初日。
 暑さで気の弛みから事故が多発する、夏場の一日が選ばれた。
 関聯記念日 ?全国安全週間 <7月1日~7月7日>

■ 更生保護の日
 法務省が1962年に制定。
 1949年のこの日、「犯罪者予防更正法」が施行された。
 更生保護の日
 関聯記念日 ?社会を明るくする運動 <7月1日~7月31日>
?更生保護記念日 <11月27日>

■ こころの日
 日本精神科看護技術協会が1998年に制定。
 1987年のこの日、「精神衛生法」が「精神保健法」に改正された。現在は「精神保健福祉法」となっている。

■ 銀行の日
 金融総合専門紙「ニッキン」を発行している日本金融通信社が1991年1月に制定。
 1893年のこの日、普通銀行に関する法規の基礎となる「銀行条例」が施行された。
 関聯記念日 ?信用金庫の日 <6月15日>
?しんくみの日 <9月3日>

■ 郵便番号記念日
 1968年のこの日、日本で郵便番号制度がスタートした。
 関聯記念日 ?郵便番号週間 <7月1日~7月7日>

■ 東京都政記念日
 1943年のこの日、東京都制が施行され、東京市と東京府を廃止して東京都が設置された。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句


 緑蔭や矢を獲ては鳴る白き的
        竹下しづの女


 緑蔭に顔さし入れて話しをり
        橋本鶏二


 緑蔭の埴輪にこにこ人を待つ
        塩崎翠羊
     

【季語の解説】
※ 緑蔭→翠蔭。
 夏の盛り、大きく伸ばした枝々の青葉が作る蔭。木下闇とは違って、炎天の対照として存在する木蔭である。
 炎暑の中から一歩緑野影に入った時の心地良さはいうまでもない。
 明るく生き生きとした景の中に、都会的、近代的な感覚を持った季語といえる。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

         ■

■※竹下しづの女(たけした-しづのじょ) ※■
  『1887年-1951年(明治20年~昭和26年)』 大正-昭和時代の俳人。
 明治20年3月19日生まれ。吉岡禅寺洞,高浜虚子に師事,昭和3年「ホトトギス」同人となる。
 久保より江,杉田久女(ひさじょ)らとともに女流黄金時代をつくった。学生俳句連盟の機関誌「成層圏」を指導。
 昭和26年8月3日死去。64歳。福岡県出身。福岡女子師範卒。本名は静廼(しずの)。句集に「颯(はやて)」。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】

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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月1日(月)より転載】


     ※わが友に贈る※


  時を逃すな。

  勝負は「今」にあり。

  迅速に!大胆に!

  わが栄光の金字塔を!

 
      ◇7月1日◇

         ■


    ◇※寸 鉄※◇


 SGIは人々が持つ最大の価値を引き出すー博士(アメリカ)。世界に広がる草の根対話

         ◇

 青年の月が開幕。若師子よ勝ちまくれ!破邪顕正の闘魂で黄金の青春道を

         ◇

 足元をしっかり見つめて戦うのだー恩師。わが地区の勝利こそ師弟の勝利

         ◇

 ネット選挙、若者の政治参加に期待。虚偽・誹謗は違法。厳しく取り締まれ

         ◇

 きょう「国民安全の日」事故・火災を起こすな!互いに防災意識の喚起を



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6月30日(日)のつぶやき

2013年07月01日 01時34分10秒 | 広島カープ

木下闇→木の下闇・下闇・青葉闇・木暮・小暮る・木暗し。
 夏の木々の茂り合いが日をさえぎり、昼でもほの暗くひんやりしている様子をいう。
photozou.jp/photo/show/123…