和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅55/小説「新 ・人間革命」

2013年07月08日 07時25分29秒 | 今日の俳句
 小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)7月8日(月)より転載】

奮迅55(7/8)

 質問した青年は、山本伸一の指導に、笑顔で頷いた。

 伸一が青年の質問に答えていた時、会場に入って来た、背広姿の恰幅のよい壮年がいた。
この壮年は、繊維を取引する会社の社長をしており、「暇がないから」と言って、学会の役職に就くことを避けてきた。

 伸一は、質問した青年に、さらに語った。

 「とかく仕事が忙しいと、“いつか暇になったら、学会活動に励もう”と考えてしまいがちです。
しかし、それは間違いです。
どんなに多忙であっても、自分のできることを精いっぱいやっていくんです。

 というのは、信心が後退すれば、仕事の面でも、行き詰まりが生じてしまうからです。

 日蓮大聖人は、『仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり』(御書九九二頁)と仰せになっています。

 体である信心が確立されてこそ、その影である仕事をはじめ、世間のことも、順調に進んでいくんです。
また、たとえ、仕事等で困難に直面することがあったとしても、見事に乗り越えていく力が出るんです。

 戸田先生は、ご自身の事業が行き詰まってしまった要因の一つは、自分が第二代会長になるのを避けてきたことにあると、私に語ってくださいました」

 その時、戸田は、こう言ったのである。

 「私は、牧口先生の遺志を受け、会長として立って、広宣流布の指揮を執らねばならぬことは、よくわかっていた。
しかし、会長職の責任の重さを考えると、ためらわざるを得なかった。
とても、あの牧口先生のようにはできぬと思ったからだ。
しかし、それは、仏意仏勅に反することであった。

 自分が躊躇していた分だけ、広宣流布を遅らせ、民衆は不幸に喘ぎ続けた。
私は、自分の事業が完全に行き詰まって、初めて目が覚め、そのことに気づいたんだよ。

 私たちには、広宣流布という久遠の誓いを果たす使命がある。
学会の役職は、そのための責任職だ。
疎かに考えてはならん」

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夏野/今日の俳句 第1338号

2013年07月08日 06時30分27秒 | 今日の俳句
    ◇夏野/今日の俳句◇

    ◇※第1338号※◇

 2013年(平成25年)7月8日(月)



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※7月8日※
■ 質屋の日
 全国質屋組合連合会が制定。
七(しち)八(や)で「しちや」の語呂合せ。

■ ナンパの日
 マガジンハウス発行の雑誌『ポパイ』の1991年6月19日号で提唱された記念日。
七(なん)八(ぱ)で「ナンパ」の語呂合せ。同号が発売された6月5日を「ナンパ解禁の日」とした。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



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   ■※今日の俳句


 うつくしく牛の痩せたる夏野かな
        野沢凡兆


 いくたびも馬の目覚むる夏野かな
        福田甲子雄


 ピーマンの千切り甲斐の大夏野
        中村ふみ


【季語の解説】
※ 夏野→夏野原・青野。
 一面に夏草が茂った、例えばひろびろとした牧草地や緑肥、刈り敷きなどにする草刈場や萱原がそれである。
強い日差しに青々とした夏草が輝き、むんむんとするばかりの草いきれである。
最近では、かって開拓された山畑などが放置されたり、休耕を強いられた山田などが夏草に満ちて、小さな青野をなしている。
「青き野に降りて機翼をなほすすむ」、「青野ゆき覆面の馬瞬ける」などの句を句集『炎昼』に発表して、「青野」を季語として定着させたのは山口誓子である。
誓子はまた、「夏野」を「青牧」、「青草原」、「青高原」とも詠んでいる。
応用して使ってよい。

※野沢凡兆(のざわ-ぼんちょう) ※『?‐1714年(正徳4)』 
 江戸前期の俳人。生年不詳であるが,芭蕉より年長か。姓は野沢,また宮城,越野,宮部ともいわれるが確証はない。
名は允昌(いんしよう)。金沢の人。京へ出て医を業とし,達寿を号した。俳諧の初号は〈加賀の人〉の意で加生。
晩年は阿圭。1688年(元禄1)4月ころ,京で芭蕉とあい知り,90年夏には,去来と《猿蓑(さるみの)》の共撰を命じられ,芭蕉のねんごろな指導のもと翌年に完成した。
同書には44句の発句を収めるが,これは集中第1の入集数である。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】


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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)7月8日(月)より転載】


     ※わが友に贈る※


  先駆・大九州の友よ!

  火の国の 師弟の

  スクラムは無敵なり。

  信念の声高らかに

  栄光の山を登りゆけ!

 
      ◇7月8日◇


         ■


    ◇※寸 鉄※◇


 池田思想によってアジア外交の新たな展望が開くー作家。共生社会の指標

         ◇

 東京が威風堂々の進撃。首都に見事な連戦連勝の金字塔を!世界が大声援

         ◇

 香川・高知・愛媛・徳島が獅子奮迅!正義の志国よ、勝利の暁鐘を打て鳴らせ

         ◇

 白蓮Gの日おめでとう!尊き使命に生き抜く青春。幸福と健康と勝利を祈る。

         ◇

 平和と平等主義の公明党が日本の存亡握るー学者。安心社会へ断固と舵とれ


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7月7日(日)のつぶやき

2013年07月08日 01時37分19秒 | 広島カープ

 久しく雨もなく、夏の強い日差しが照りつけて、田や畑には水分が失せ、ひび割れたりする。
 木や草も枯れたり、野菜も萎えたり、都会では断水に脅かされたりして大変である。
photozou.jp/photo/show/123…